ビルド設定を更新する

以下のセクションでは、Tuning Fork ライブラリをツールチェーンに統合する方法と、このライブラリが提供する関数の使用方法について説明します。このライブラリは、Android Game SDK の静的ライブラリまたは共有ライブラリとして使用できます。

マシンに SDK をダウンロードしてソース管理システムにチェックインした後、以下のセクションに示す変更をプロジェクトのビルド設定に加えます。

始める前に

Tuning Fork ライブラリを統合する前に、Android Frame Pacing ライブラリを統合する必要があります。そうすれば、Tuning Fork ライブラリはフレーム時間を自動的に記録できるようになり、ティック関数を手動で明示的に呼び出す必要がなくなります。

詳細については、以下の統合ガイドをご覧ください。

静的ライブラリ

プロジェクトを静的ライブラリにリンクする手順は次のとおりです。

  1. コンパイラのインクルード パスに gamesdk/include を追加します。
  2. リンカー ライブラリのパスに、次の形式のパスを追加します。

    gamesdk/libs/architecture_APIapiLevel_NDKndkVersion_stlVersion_Release
    

    gamesdk/libs の中から、ツールチェーンに最も適したもの(たとえば、gamesdk/libs/arm64-v8a_API24_NDK17_cpp_static_Release)を選択します。

  3. リンカー コマンドに -ltuningfork_static(Android Frame Pacing ライブラリを統合した場合は -lswappy_static)を追加します。

  4. AndroidManifest.xml ファイルに INTERNET 権限を追加します。

    <uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
    

共有ライブラリ

静的ライブラリのセクションでは、特定の ABI、API レベル、NDK、STL の組み合わせのためにコンパイルされた Tuning Fork ライブラリのバージョンに静的にリンクする手順を示しています。こうした組み合わせを設定で利用できない場合は、代わりに共有ライブラリにリンクできます。

  1. コンパイラのインクルード パスに gamesdk/include を追加します。
  2. リンカー ライブラリのパスに、次の形式のパスを追加します。

    gamesdk/libs/architecture_APIapiLevel_NDKndkVersion_stlVersion_Release/lib/tuningfork
    
  3. リンカー コマンドに -ltuningfork(Android Frame Pacing ライブラリを統合した場合は -lswappy)を追加します。

  4. AndroidManifest.xml ファイルに INTERNET 権限を追加します。

    <uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
    

静的リンクを使用すると、libtuningfork.so 共有ライブラリをバンドルする必要がないため、コード フットプリントを大幅に削減できます。

CMake を使用する(静的ライブラリのみ)

CMake を使用する場合は、gamesdk/samples/tuningfork/insightsdemo/app/CMakeLists.txt ファイルで CMake 構成の例を参照してください。この構成には、ユーティリティ ファイル gamesdk/samples/gamesdk.cmake が含まれています。このファイルは、最終チェックを実行し、適切なコンパイラのインクルード パスを追加し、ライブラリをリンクするために使用できるターゲットを生成します。

このユーティリティを使用する手順は次のとおりです。

  1. 次のファイルを CMakeLists.txt ファイルに追加します: include("path/to/gamesdk/samples/gamesdk.cmake")
  2. gamesdk を格納するフォルダを指定して add_gamesdk_target 関数を呼び出します: add_gamesdk_target(PACKAGE_DIR path/to/gamesdk)
  3. ネイティブ ライブラリの target_link_libraries で、依存関係として tuningfork(Android Frame Pacing ライブラリを統合した場合は swappy)を追加します: target_link_libraries(native-lib swappy tuningfork ...)

CMake の高度な使用方法については、gamesdk.cmake ソースファイルをご覧ください。