Google Cloud Platform 内で Play ゲームサービス プロジェクトを直接表示、編集することが必要な場合があります。
一般に、次のようなシナリオがあります:
- プロジェクトにおいて追加の API(Google ドライブなど)を有効にする
- ゲームの OAuth 2.0 ダイアログで使用されるブランド情報を編集する
- API の割り当てを確認し、追加をリクエストする(必要な場合)
- 以前に作成したクライアント ID に含まれる承認済み URI または JavaScript 生成元を編集する
プロジェクトを見る
Google Cloud Platform でプロジェクトを表示するには:
- ゲーム用の認証情報を [構成] ページ([成長] > [Play ゲームサービス] > [設定と管理] > [構成])で選択します。
- [認証] セクションの一番下までスクロールし、[Google Cloud Platform で表示] をクリックします。
API 使用量の割り当てを調整する
Google Cloud Platform では、ゲームに現在設定されている API の使用量上限と使用されている割り当て数を確認できます。また、不正なユーザー(またはバグのあるゲーム クライアント)が割り当ての全量を消費しないように、ユーザーごとに上限を設定することもできます。
プロジェクトの使用量上限を確認して変更する手順、または割り当ての増加をリクエストする手順は次のとおりです。
- プロジェクトの請求先アカウントをまだ保有していない場合は、アカウントを作成します。
- API Console で API ライブラリの [有効な API] ページに移動し、リストから API を選択します。
- 割り当て関連の設定を表示および変更するには、[割り当て] を選択します。使用統計情報を表示するには、[使用量] を選択します。
「ユーザー」は、割り当てリクエストを行うクライアントの IP アドレスに基づいて決定されます。たとえば、すべてのリクエストが 1 つのサーバーから送信された場合は、サーバーが誤ってスパム行為のあるユーザーとしてタグ付けされる可能性があります。これを回避するには、API エンドポイント リクエストに userIp=x.x.x.x
引数をアタッチします。
ユーザーごとの割り当ての設定の詳細については、Google Cloud Platform のドキュメントをご覧ください。
Google Play Games サービス API には、ユーザーごとの上限に加えて、アプリ全体の 1 日あたりの上限が存在します。通常、事前に割り当てられた上限を変更する必要はありません。ただし、ボリュームの急増が見込まれる場合(予定されているリリース イベントなど)は、[Request more] リンクをクリックして追加の割り当てをリクエストできます。
他の API を有効にする
Google Play Console でクライアント ID を作成すると、プロジェクトに対して Google Play Games サービス API が自動的に有効になります。他の Google API は Google Cloud Platform から有効にできます。
プロジェクトで API を有効にする手順は、次のとおりです。
Google API Console で API ライブラリを開きます。プロンプトが表示されたら、既存のプロジェクトのいずれかを選択するか、新しいプロジェクトを作成します。API ライブラリには、利用可能なすべての API がプロダクト ファミリーと人気度に応じて分類されて表示されます。
有効にする API がリストで見当たらない場合は、検索して見つけます。
有効にする API を選択し、[有効にする] ボタンをクリックします。
プロンプトが表示されたら、請求機能を有効にします。
プロンプトが表示されたら、API の利用規約に同意します。
ブランディング情報を変更する
OAuth 2.0 ダイアログに表示されるゲームのブランド情報(タイトル、ロゴなど)を変更するには、Google Cloud Platform の同意画面で属性を設定します。
次の手順で、プロジェクトの同意画面を設定します。
- Google Play Console の同意画面のページ(https://console.developers.google.com/apis/credentials/consent)を開きます。プロンプトが表示されたら、既存のプロジェクトのいずれかを選択するか、新しいプロジェクトを作成します。
- フォームに記入して [保存] をクリックします。
クライアント ID 関連の属性を変更する
OAuth 2.0 クライアント ID に関連する属性(ウェブアプリのウェブ生成元やリダイレクト URL など)を変更するには:
- Google Play Console を開き、ゲームに移動します。
- ゲーム用の認証情報を [構成] ページ([成長] > [Play ゲームサービス] > [設定と管理] > [構成])で選択します。
- [認証] セクションの一番下までスクロールし、[Google Cloud Platform で表示] をクリックします。
- Google Cloud Platform で、プロジェクトを選択します。
- 左側にあるサイドバーで、[API と認証] を選択します。表示された API のリストで Google Play Games サービス API のステータスが [オン] になっていることを確認します。
- 左側にあるスライドバーで [登録済みアプリケーション] を選択します。
- [OAuth 2.0 クライアント ID] セクションを展開し、編集する属性を探します。