Android Studio でゲームを開発する

Android Studio と C / C++ を併用すれば、Android でゲームをすぐに動かすことができます。

Android Studio は Android アプリ開発用の公式の統合開発環境(IDE)です。 C / C++ プログラミング言語と Android Native Development Kit(NDK)を使用した開発が幅広くサポートされており、複数のオペレーティング システムで利用できます。

既存の Microsoft Visual Studio プロジェクトがあり、主に C または C++ を使い Windows で開発を行っている場合は、代わりに Microsoft Visual Studio 用の Android Game Development Extension を使用できます。

プロジェクトの管理

Android Studio は、C / C++ コードの構成と管理のための CMake のサポートを統合しています。CMake を使用すると、モジュール方式で C / C++ プロジェクトを構造化できます。Android Studio の Gradle ビルドシステムと Android Gradle プラグインでは、CMake を使用してネイティブ C / C++ コード モジュールのビルドプロセスをセットアップします。

Android Studio エディタには、C / C++ コード用の安定した編集機能とインデックス機能があります。エディタの標準機能には、コード補完、構文の再フォーマット、シンボルの検索、コンパイル前エラーチェックなどがあります。

依存関係の統合

Android Studio の Gradle ビルドシステムは、プロジェクトに対してローカルまたはリモートのバイナリ依存関係を宣言できます。一般的なユースケースでは、Maven リモート依存関係サーバーから Android Jetpack などのライブラリを取得します。こういった依存関係により、アプリに統合される依存関係のバージョンをきめ細かく制御できます。また、リモートの依存関係によって、不要なファイルをプロジェクトのバージョン管理システムにコミットすることも回避できます。

Android Studio でのデバッグ

Android Studio には、エミュレータまたは実機でゲームをデバッグできるデバッガが用意されています。Android Studio のデバッガは、C / C++、Java、Kotlin をサポートし、LLDB を使用して C / C++ をデバッグできます。プログラムのブレークポイントと変数検査は、すべての言語で使用できます。ハードウェア ウォッチポイントは、LLDB を使用して C / C++ コードをデバッグするときに設定できます。Android Studio のデバッガは、プロジェクトのデータ構造の表示を強化するために、カスタムデータ型レンダラの定義をサポートしています。

Android Studio でのプロファイル

Android Studio には、ゲームのランタイム パフォーマンスを測定するためのプロファイリング ツールが含まれています。プロファイリングのカテゴリには、CPU 使用率、メモリ使用量、ネットワーク アクティビティ、電力使用量などがあります。プロファイリング ツールを効果的に使用すると、プレーヤーに悪影響を与えるパフォーマンスの低下やメモリ不足によるクラッシュを減らすことができます。ゲームのエネルギー消費を減らすことで、サーマル スロットリングによるパフォーマンスの問題を回避できます。

Android Studio には、アプリケーション パッケージ分析ツールが用意されており、ビルドで使用されている容量を検査できます。これらのツールを Play Asset Delivery などの機能と組み合わせて使用すると、ゲームのサイズを最適化して、必要以上に多くのデータをダウンロードしないようにできます。

詳細情報

システム要件、ダウンロード リンク、ユーザーガイドなど、Android Studio の詳細については、Android Studio のページをご覧ください。