ベクター グラフィック

Relay では、Figma のベクターレイヤを Android のベクター型ドローアブルに変換できます。

図 - Vector レイヤから VectorDrawable、イメージへ

Relay が Figma ベクターレイヤを Scalable Vector Graphics(SVG)に変換し、これがベクター型ドローアブルに変換されます。ベクター型ドローアブルは、関連する色情報とともに点、線、曲線のセットとして XML ファイルで定義されたベクター グラフィックです。生成されるコードでは、ベクター型ドローアブルは画像アセットのように使用されます。

Relay では現在、次のベクター形式属性がサポートされています。

  • すべてのベクタータイプ(長方形、線、矢印、楕円、ポリゴン、星、汎用的なベクトル)
  • ベクターの塗りつぶし(単色、線形グラデーション、円形グラデーション)
  • 無地のストローク
  • ストロークの塗りつぶし(単色、線形グラデーション、円形グラデーション)
  • ストロークの幅
  • ストロークのエンドスタイル
  • 不透明度

制限事項

現在サポートされていないベクター固有の属性は次のとおりです。

  • Android の VectorDrawable 形式でサポートされていない機能:
    • 埋め込みビットマップ画像(ベクターではなく画像としてサポートされる長方形を除く)
    • 破線
    • ぼかし
    • シャドウ
    • パターン
    • マスク
    • グループの不透明度
    • 円形グラデーションのフォーカス ポイント
  • SVG 形式でサポートされない機能:
    • 角形グラデーション
    • 菱形グラデーション
  • ベクター オブジェクト間のブール演算(和 / 差 / 積 / 排他的論理和)
    • 回避策は、単一のベクターに結合してフラット化することです