Android Studio Chipmunk | 2021.2.1

Android Studio は Android 開発用の公式 IDE であり、Android アプリの構築に必要なものがすべて含まれています。

このページでは、Stable チャンネルの最新バージョンである Android Studio Chipmunk の新機能と改善点を紹介します。ダウンロードはこちらから行えます。更新する場合は、Android Studio 内で [Help] > [Check for updates](macOS では [Android Studio] > [Check for updates])を選択してください。

旧バージョンの Android Studio のリリースノートについては、Android Studio の過去のリリースをご覧ください。

今後リリースされる機能や改良点の早期アクセスについては、Android Studio のプレビュー ビルドのページをご覧ください。

Android Studio で問題が発生した場合は、既知の問題またはトラブルシューティングのページをご確認ください。

Jetpack Compose を使用したアプリの作成のサポート

アニメーション プレビューによる animatedVisibility のサポート

Android Studio Chipmunk のアニメーション プレビューは、animatedVisibility API をサポートしています。animatedVisibility でアニメーション プレビューを使用するには、Compose バージョン 1.1.0 以降を使用します。アニメーション プレビューについて詳しくは、アニメーションをご覧ください。

ライブラリ モジュールからのプレビュー デプロイのサポート

プレビューを使用すると、アプリを実機で実行しなくても、Android Studio 内で UI を表示できます。Android Studio Chipmunk では、特定の @Preview をライブラリ モジュールからエミュレータまたは実機にデプロイできます。詳細については、プレビューをデプロイするをご覧ください。

アプリのプロファイリングのサポート

Android 12 以降でのジャンクの検出

Android 12 以降を搭載したデバイスの場合、キャプチャしたトレースは CPU Profiler の [Display] ペインにある [Janky frames] トラックに表示されます。

ジャンクを検出する手順は次のとおりです。

  1. 開発用のエミュレータまたはデバイスからアプリを起動します。
  2. Android Studio で、[View] > [Tool Windows] > [Profiler] を選択するか、ツールバーのプロファイル ボタン をクリックします。

    [Select Deployment Target] ダイアログが表示されたら、プロファイリング用にアプリをデプロイするデバイスを選択します。USB 経由でデバイスを接続しているにもかかわらずデバイスがリストに表示されない場合は、USB デバッグが有効になっているかを確認します。

  3. [CPU] タイムラインの任意の場所をクリックして CPU Profiler を開きます。

  4. [Display] の下に [Janky frames] トラックが表示されます。デフォルトでは、Profiler は調査対象の候補としてジャンクのあるフレームのみを表示します。ジャンクのあるフレーム内で赤くハイライト表示された部分は、レンダリング期限からの超過時間を表しています。 [Janky frames] トラックのスクリーンショット

  5. ジャンクのあるフレームが表示されたら、それをクリックします。M キーを押すと、選択したフレームを中心に表示倍率を調整できます。メインスレッド内の関連するイベントがハイライト表示されます(この例では、RenderThreadGPU complete)。 [Janky frames] とメインスレッドが表示された Profiler のスクリーンショット

  6. [All Frames]、[Lifecycle] のチェックボックスをオンにすることで、それぞれ、すべてのフレーム、レンダリング時間の内訳を表示できます。 上と同じ Profile 画面で [All Frames] と [Lifecycle] のチェックボックスをオンにした場合のスクリーンショット

詳しくは、UI ジャンクの検出をご覧ください。

Android Gradle プラグインと Android Studio の互換性

Android Studio ビルドシステムは Gradle をベースにしており、Android Gradle プラグインは Android アプリのビルドに役立つ複数の機能を追加します。次の表に、Android Studio の各バージョンに必要な Android Gradle プラグインのバージョンを示します。

Android Studio バージョン 必要なプラグインのバージョン
Arctic Fox | 2020.3.1 3.1-7.0
Bumblebee | 2021.1.1 3.2-7.1
Chipmunk | 2021.2.1 3.2-7.2

Android Gradle プラグインの新機能については、Android Gradle プラグインのリリースノートをご覧ください。

パッチリリース

Android Studio Chipmunk のパッチリリースを以下に示します。

Android Studio Chipmunk | 2021.2.1 パッチ 2(2022 年 8 月)

このマイナー アップデートには、次のアップデートとバグの修正が含まれています。

Android プラットフォーム サポート

Android Studio Chipmunk パッチ 2 と Android Gradle 7.2.2 では、compileSdk=33 を設定して Android 13 API に対してコンパイルできます。サポートされる最小 SDK のバージョンは 32 です。minSdk = 33 は、Android Gradle プラグイン 7.3.0-beta05 までサポートされていません。

修正された問題
C++ デバッガ
依存関係のあるプロジェクトからのネイティブ ライブラリのリリース バージョンが、デバッグビルド バリアントの場合でもパッケージ化される
デザインツール
Ctrl+D または [show diff] ボタン使っても git diff が表示されない
Dexer(D8)
脱糖ライブラリのバージョンごとにコンパイラ バージョンを記録する必要がある
Gradle
lint の UnusedResources でインポート エイリアスに関する偽陽性が発生する
インポート / 同期
新しいバージョンの複数のプロダクト フレーバーに関するビルドの問題
圧縮ツール(R8)
IntSwitch での ArrayIndexOutOfBoundsException
R8 3.1.7-dev 以降で列挙型が適切に最適化されず、NoSuchFieldError が発生する
R8 により Scala ライブラリで VerifyError が発生する
Gradle 7.2.0 で APK ビルドエラー com.android.tools.r8.CompilationFailedException が発生する
圧縮ツールの NPE、R8 バージョン 3.2.60
[R8 3.3.57] SDK 要件が高い抽象クラスに置換されたインターフェースが原因で NoClassDefFound が発生する
3.3.35 を使用する FieldAssignmentTracker で NullPointerException が発生する

Android Studio Chipmunk | 2021.2.1 パッチ 1(2022 年 5 月)

このマイナー アップデートには、次のバグ修正が含まれています。

修正された問題
Dexer(D8)
バージョン 8 より前の Art / Dalvik VM が、JDK-8272564 の修正をサポートしない
IntelliJ
Ubuntu 20.04 でファイル ウォッチャーを起動できない
MBP 15 インチ 2018 Touch Bar のメニューがない
実行
アプリ モジュールはあるが、デバイス オプションが表示されず、アプリを実行できない
圧縮ツール(R8)
R8 でデフォルトのインターフェース メソッドがバックポートされないのに、D8 でバックポートされるのはなぜですか?
循環参照: com.android.tools.r8.internal.R10: プリミティブへの変換時の予期しない型: OBJECT