Input SDK

Input SDK には、PC 版 Google Play Games でプレイするゲームのマウスとキーボードのバインディングを表示、変更する統合インターフェースが用意されています。プレーヤーは、このスクリーンショットのように、ゲームプレイ中いつでも PC 版 Google Play Games オーバーレイを呼び出すことができます。

Input SDK がサンプルゲームの上にレンダリングされているスクリーンショット

Android モバイルゲームはプレーヤー入力についてタッチスクリーンを中心として設計されているため、PC 版 Google Play Games でキーボードを使用するゲームではこの SDK が必須です。PC 向けに開発する場合、ゲームはマウスとキーボードをサポートする必要があります。この SDK は PC 版 Google Play Games でのみ有効にしてください。

Input SDK は、さまざまなプラットフォームでプレーヤーが楽しくゲームを継続するための重要な要素です。マウスとキーボードで得られるエクスペリエンスは、タッチスクリーンとは異なります。ゲームを Input SDK と統合すると、プレーヤーは PC 版 Google Play Games でデフォルトのコントロールを再マッピングできます。

PC 版 Google Play Games の再マッピング機能で、メニュー、メインゲーム、ミニゲーム用の各種のスキーム コントロールを設定するか、UI がユーザーのカスタム コントロール マップと一致するように更新することにより、没入感の高い体験を実現できます。個々のキーまたはキーのグループに対して再マッピングを有効または無効にできます。また、ゲーム内で再マッピングできるキーを決定することもできます。

再マッピング機能を使用すると、Android はユーザーがテキスト フィールドにテキストを入力していることを検出して再マッピングを無効にします。そのため、こうしたシナリオでは手動で再マッピングを無効にする必要はありません。

詳細については、Input SDK のベスト プラクティス制限事項をご覧ください。ゲームに最適な PC エクスペリエンスの構築に役立ちます。

統合ガイド

Input SDK の統合について詳しくは、Input SDK のスタートガイドをご覧ください。

サンプルゲーム

Input SDK と統合する方法の例については、Kotlin または Java ゲーム向けの AGDK Tunnel と Unity ゲーム向けの Trivial Kart をご覧ください。

Input SDK をダウンロードする

Input SDK をダウンロードする前に、次の Google Input SDK の利用規約とデータの収集に関する要件をお読みください。

Google API 利用規約

Google Input SDK の使用には、Google API 利用規約が適用されます。

データの収集

Google Input SDK は、サービスを改善する目的でパフォーマンスや安定性に関するデータを収集することがあります。これには、次のデータが含まれます。

  • Input SDK のメソッドの呼び出し回数。
  • Input SDK のメソッドの呼び出しの失敗回数。
  • InputMap の集計情報。以下のような項目があります。
    • 定義されているアクションとグループの数。
    • 定義されたシングルキー、マルチキー、マウスのアクションの数。
    • 定義されているマウス操作の数。
    • 再マッピング可能なアクションとグループの数。
    • 再マッピングされたキーの数。
    • InputMap の再マッピング オプション(有効/無効)。
  • ゲームのパッケージ名
  • ゲームのバージョン番号。
  • ゲームのバージョン名。
  • Input SDK のバージョン。
  • PC 版 Google Play Games などのクライアントのクライアント バリアント。

Input SDK は Google Maven リポジトリで入手できます。 Java プロジェクトや Kotlin プロジェクトの手順については、スタートガイドをご覧ください。

Play Unity Plugins リポジトリから Unity 用の Input SDK をダウンロードします。