メモリペイン

[Memory] ペインには、選択したコマンドの RAM または GPU メモリの値が表示されます。

メモリ ペイン
図 1. メモリペイン

このペインには、選択したコマンドによって読み取り/書き込みが行われたメモリ位置が表示されます。通常、各コマンドには複数の読み取りオペレーションまたは書き込みオペレーションがあります。[範囲] リストから 1 つ選択します。ビューが更新され、オペレーションの開始メモリアドレスが表示されます。緑は読み取りオペレーションを示し、赤は書き込みオペレーションを示します。たとえば、上の画像のコマンドでは、メモリアドレス 0x000000728185be58 から始まる 64 バイトの読み取りオペレーションが含まれていました。[タイプ] リストから別のデータ型を選択すると、データの表示方法を変更できます。

アプリケーション メモリに対応する値を表示するために、Pool フィールドが 0 に設定されます。[Pool] が他の数値に設定されている場合、GPU によって割り当てられたメモリの値がペインに表示されます。アプリメモリは RAM を使用しますが、GPU に割り当てられたメモリは RAM または GPU メモリを使用します。

[Commands] ペインでポインタ値をクリックすると、[Memory] ペインの特定のアドレスに直接ジャンプできます。

このペインに表示されるのは、特定のアドレス範囲に限定されません。コマンドを選択し、[State] ペインを選択します。[DeviceMemories] を選択します。(このセクションは、Vulkan トレースの Vulkan ハンドルごとに構成されています)。ハンドルを展開し、[データ] を選択します。特定の住所をクリックすると、その住所がビューに表示されます。

メモリ状態
図 2. メモリの状態