Android Studio には、Android アプリの開発、リリース、保守の生産性を高めるためのサービス統合が用意されています。たとえば、Firebase Device Streaming、Firebase Crashlytics、Play Vitals のデータ、Android Studio の Gemini などのクラウド サービスにアクセスできます。
管理機能
管理者は、組織内のユーザーが利用できるクラウド サービスを管理できます。一部のクラウド サービスでは、Google 管理コンソールから操作できます。
- Google Cloud: 無効にすると、組織内のデベロッパーは Firebase Device Streaming、Firebase Crashlytics、Gemini Code Assist などのサービスを使用できなくなります。
また、権限を使用して Cloud サービスへのアクセスを制限することもできます。たとえば、デベロッパー アカウントの権限を使用して、Play Vitals データにアクセスできるデベロッパーを制限できます。同様に、Google Cloud 権限を構成して、Google Cloud プロジェクトと Firebase プロジェクトの Cloud サービスとデータへのアクセスを制限することもできます。
仕事用アカウントの制限事項
仕事用アカウントで Android Studio を使用している場合、アクセスできるクラウド サービスと権限は組織の管理者によって決定されます。管理者に連絡して、クラウド サービスへのアクセス権をリクエストします。
サービス権限
Android Studio 内で特定のクラウド サービス統合を有効にすると、新しい機能を提供するために、IDE に特定の権限が付与されます。
次の表に、特定のクラウド サービスが有効になっている場合に Android Studio が持つ権限を示します。
クラウド サービス統合 | Permissions |
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Android Vitals (Google Play) | Google Play デベロッパー アカウントのアプリに関する指標やデータにアクセスできます。 |
Gemini in Android Studio | Google Cloud データを管理する。 AI ベースのデベロッパー支援のための Google へのデータの送信。 |
Firebase Device Streaming & Crashlytics | Google Cloud データを管理する。 使用中のすべての Firebase のデータと設定を管理します。 |
バックアップと同期 | Google ドライブで Android Studio の構成データを管理します。 |