アプリのリリース バージョンに署名したら、アプリを Google Play にアップロードし、検査とテストを行って公開します。始める前に、以下の要件を満たしていることを確認してください。
Google Play アプリ署名への登録が完了している。2021 年 8 月以降、新規のアプリをアップロードして署名する場合はこの登録が必須となりました。
アプリが Google Play のサイズ要件を満たしている。 Google Play でサポートされている累積合計ダウンロード サイズは 4 GB です。このサイズには、すべてのモジュールとインストール時アセットパックが含まれます。詳しくは、Google Play でサイズの上限を設定するをご覧ください。
上記の要件を満たしたら、アプリを Google Play Console にアップロードします。
このページでは、アップロード後に App Bundle をテストおよびアップデートする方法についても説明します。
Bundle エクスプローラを使用して APK を検査する
アプリを Android App Bundle としてアップロードすると、アプリがサポートするすべてのデバイス設定を対象とする分割 APK とマルチ APK が自動的に生成されます。Google Play Console の App Bundle エクスプローラを使用すると、Google Play によって生成されるすべての APK アーティファクトを表示したり、サポート対象デバイスや APK サイズの節約などに関するデータを検査したりできるほか、生成された APK をダウンロードしてローカルでデプロイおよびテストすることもできます。
Bundle エクスプローラについて詳しくは、Google Play Console のヘルプトピックをご覧ください。
App Bundle エクスプローラでアプリのバージョンを調べる
アプリを内部でテストする
アプリを内部で共有してテストする方法はいくつかあります。
- Firebase App Distribution を使用して、アプリをアップロードして内部で配信する。
- Google Play Console の内部アプリ共有ツールを使用して、アプリをアップロードして内部で配信する。
それぞれにメリットがあります。チームに最適な方法を選択してください。
Firebase App Distribution を使用すると、あらゆる種類のビルドをデプロイし、ユーザーのリストに基づいて配布できます。テスターが特定のビルドにアクセスしてテストできるため、継続的インテグレーション システムからビルドを配布する場合に適しています。
Google Play Console の内部トラックを使用すると、アルファ版やベータ版のトラックによりも迅速にデプロイでき、定期購入、アプリ内購入、広告などのサービスにもアクセスできます。また、Google Play Console の署名と圧縮も行われるため、Play ストアでエンドユーザーに配布する際の容量に最も近くなります。Google Play ストアの審査を延期できるため、審査の完了を待つ必要もありません。ただし、Google Play ストアからエンドユーザーに完全に配布するためには、アプリの審査が完了している必要があります。
App Bundle をアップデートする
Google Play Console にアップロード済みのアプリをアップデートするには、ベース モジュールに含まれているバージョン コードを増やし、新しい App Bundle をビルドしてアップロードする必要があります。アップロードすると、Google Play が新しいバージョン コードを使用した更新版の APK を生成し、必要に応じてユーザーに配信します。