デザインの更新と反映

このセクションでは、前のプロジェクトをベースにして、Figma でコンポーネントを変更する方法(この場合はテキストの形式を変更する方法)を学習し、その変更が Android Studio のコードベースに反映されていることを確認します。

変更前後の比較

Figma の変更点

Figma コンポーネントを更新してみましょう。Figma ファイルに戻って以下の操作を行います。

  1. [Title] テキストレイヤを選択し、[Text] セクションでスタイルを [Bold] に変更します。

    Figma でタイトルのテキストを選択し、太字にしている

名前付きのバージョンを保存する

では、更新したコンポーネントをコードベースに統合しましょう。デベロッパーが新しい名前のバージョンのコンポーネントを使用できるようにするために、新しい名前のバージョンを作成します。

  1. [File] > [Save to Version History] に移動し、新しいバージョンのタイトルと説明を入力します。

    タイトルの例: Hello World Card V2

    説明の例: テキストのスタイル設定の追加

    メニューにある [Save to version history] 選択肢

コンポーネント コードを更新する

コンポーネントを再インポートしてみましょう。

  1. Android Studio で [Project] ツール ウィンドウが [Android] ビューになっていることを確認します。 次に、app/ui-packages/hello_card/ を右クリックし、[Update UI Package] を選択します。

    コンテキスト メニューにある [Update UI Package] 選択肢

    右下に表示される読み込みバーが最後まで進むのを待ちます。

    Android Studio の読み込みバー
  2. [[Make Project] ボタン] をクリックしてプロジェクトをビルドし、更新されたコンポーネントを app/java/com/example/hellofigma/MainActivity.kt のプレビューで確認します。テキストは太字になりました。

    ツールバーにあるビルドボタン
    コンポーネントのプレビュー
  3. アプリを実行して、同じ更新内容をエミュレータで確認します。

    ツールバーにある実行ボタン
    エミュレータでのアプリのプレビュー

次のステップ

デザインを更新して、変更後のコードがどのように更新されるのかも確認しました。次に、コンポーネント内で変数データを許可するコンテンツ パラメータを使用して、デザインにアノテーションを付ける方法を学習しましょう。