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一般的なインテント

インテントを使用すると、実行したい簡単なアクション(「地図を表示する」、「写真を撮る」など)を Intent オブジェクトに記述することによって、別のアプリでアクティビティを開始できます。このタイプのインテントは、暗黙的インテントと呼ばれます。開始するアプリのコンポーネントは指定せず、代わりにアクションを指定し、そのアクションの実行に使用される一部のデータを指定するからです。

startActivity()startActivityForResult() を呼び出して暗黙的インテントを渡すと、システムはそのインテントを扱うことができるアプリを判断するためにインテントの解決を行い、対応する Activity を起動します。インテントを扱うことができるアプリが複数存在する場合は、ユーザーが使用するアプリを選択できるダイアログが表示されます。

このページでは、インテントを扱うことができるアプリの種類別に、一般的なアクションを実行できる暗黙的インテントについて説明します。各セクションには、あなたのアプリが同じアクションを実行できることを告知するインテント フィルタの作成方法も記載されています。

注意:端末に暗黙的インテントを受け取ることができるアプリがない場合、startActivity() を呼び出すとアプリがクラッシュします。まず、インテントを受け取るアプリの存在を確認するために、Intent オブジェクトの resolveActivity() を呼び出してください。結果が null 以外の場合は、インテントを処理できるアプリが少なくとも 1 つあるということなので、startActivity() を安全に呼び出すことができます。結果が null の場合は、そのインテントは使用しないでください。可能であればそのインテントを呼び出す機能を無効にしてください。

インテントやインテント フィルタの作成方法に精通していない方は、まずインテントとインテント フィルタをお読みください。

このページに記載されているインテントを開発用のホストから発行する方法については、Android Debug Bridge でインテントを検証するを参照してください。

Google Voice Actions

このページに記載されているインテントの中には、Google Voice Actions により、音声コマンドへの応答として発行されるものもあります。詳細については、Google Voice Actions から発行されるインテントをご覧ください。

アラーム クロック

アラームを作成する

Google Voice Actions

  • "set an alarm for 7 am"

新しいアラームを作成するには、ACTION_SET_ALARM アクションを使用し、以下に定義されているエクストラで時間やメッセージなどのアラームの詳細を指定します。

注:時間、分、メッセージのエクストラは、Android 2.3(API レベル 9)以前のすべての端末で利用できます。その他のエクストラは、それ以降のバージョンのプラットフォームで追加されたものです。

アクション
ACTION_SET_ALARM
データ URI
なし
MIME タイプ
なし
エクストラ
EXTRA_HOUR
アラームの時間。
EXTRA_MINUTES
アラームの分。
EXTRA_MESSAGE
アラームを識別するカスタム メッセージです。
EXTRA_DAYS
このアラームが繰り返される曜日を格納した ArrayList です。曜日は、たとえば MONDAY のように Calendar クラスの整数で指定します。

1 回限りのアラームの場合は、このエクストラは設定しないでください。

EXTRA_RINGTONE
アラームで使用する着信音を指定する content: URI。着信音を使用しない場合は、VALUE_RINGTONE_SILENT を指定します。

デフォルトの着信音を使用する場合は、このエクストラは指定しないでください。

EXTRA_VIBRATE
アラームでバイブレーションを使用するかどうかを示すブール値です。
EXTRA_SKIP_UI
アラームを設定する際に応答アプリが UI をスキップするかどうかを示すブール値です。true の場合、アプリは確認画面の UI をすべてスキップして指定されたアラームを設定します。

インテントの例:

Kotlin

fun createAlarm(message: String, hour: Int, minutes: Int) {
    val intent = Intent(AlarmClock.ACTION_SET_ALARM).apply {
        putExtra(AlarmClock.EXTRA_MESSAGE, message)
        putExtra(AlarmClock.EXTRA_HOUR, hour)
        putExtra(AlarmClock.EXTRA_MINUTES, minutes)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void createAlarm(String message, int hour, int minutes) {
    Intent intent = new Intent(AlarmClock.ACTION_SET_ALARM)
            .putExtra(AlarmClock.EXTRA_MESSAGE, message)
            .putExtra(AlarmClock.EXTRA_HOUR, hour)
            .putExtra(AlarmClock.EXTRA_MINUTES, minutes);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}
注:

ACTION_SET_ALARM インテントを呼び出すには、アプリに SET_ALARM パーミッションが必要です。

<uses-permission android:name="com.android.alarm.permission.SET_ALARM" />

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.SET_ALARM" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

タイマーを作成する

Google Voice Actions

  • "set timer for 5 minutes"

カウントダウンタイマーを作成するには、ACTION_SET_TIMER アクションを使用し、以下に定義されているエクストラで時間などのタイマーの詳細を指定します。

注:このインテントは、Android 4.4(API レベル 19)で追加されました。

アクション
ACTION_SET_TIMER
データ URI
なし
MIME タイプ
なし
エクストラ
EXTRA_LENGTH
秒単位のタイマーの長さです。
EXTRA_MESSAGE
タイマーを識別するカスタム メッセージです。
EXTRA_SKIP_UI
タイマーを設定する際にアプリが UI をスキップするかどうかを示すブール値です。true の場合、アプリは確認画面の UI をすべてスキップして指定されたタイマーを開始します。

インテントの例:

Kotlin

fun startTimer(message: String, seconds: Int) {
    val intent = Intent(AlarmClock.ACTION_SET_TIMER).apply {
        putExtra(AlarmClock.EXTRA_MESSAGE, message)
        putExtra(AlarmClock.EXTRA_LENGTH, seconds)
        putExtra(AlarmClock.EXTRA_SKIP_UI, true)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void startTimer(String message, int seconds) {
    Intent intent = new Intent(AlarmClock.ACTION_SET_TIMER)
            .putExtra(AlarmClock.EXTRA_MESSAGE, message)
            .putExtra(AlarmClock.EXTRA_LENGTH, seconds)
            .putExtra(AlarmClock.EXTRA_SKIP_UI, true);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}
注:

ACTION_SET_TIMER インテントを呼び出すには、アプリに SET_ALARM パーミッションが必要です。

<uses-permission android:name="com.android.alarm.permission.SET_ALARM" />

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.SET_TIMER" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

すべてのアラームを表示する

アラームの一覧を表示するには、ACTION_SHOW_ALARMS アクションを使用します。

このインテントを呼び出すアプリは多くありませんが(このインテントを使用するのは主にシステムアプリです)、アラーム クロックとして動作するアプリには必ずこのインテント フィルタを実装し、応答として現在のアラームの一覧を表示する必要があります。

注:このインテントは、Android 4.4(API レベル 19)で追加されました。

アクション
ACTION_SHOW_ALARMS
データ URI
なし
MIME タイプ
なし

インテント フィルタの例

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.SHOW_ALARMS" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

カレンダー

カレンダー イベントを追加する

ユーザーのカレンダーに新しいイベントを追加するには、ACTION_INSERT アクションを使用し、Events.CONTENT_URI でデータ URI を指定します。その後、以下に定義されているエクストラでイベントの詳細を指定します。

アクション
ACTION_INSERT
データ URI
Events.CONTENT_URI
MIME タイプ
"vnd.android.cursor.dir/event"
エクストラ
EXTRA_EVENT_ALL_DAY
終日のイベントかどうかを示すブール値。
EXTRA_EVENT_BEGIN_TIME
イベントの開始時間(エポックからのミリ秒単位)。
EXTRA_EVENT_END_TIME
イベントの終了時間(エポックからのミリ秒単位)。
TITLE
イベントのタイトル。
DESCRIPTION
イベントの説明。
EVENT_LOCATION
イベントの場所。
EXTRA_EMAIL
参加者のメールアドレスのコンマ区切りリスト。

CalendarContract.EventsColumns クラスで定義されている定数を使用すると、イベントの詳細をさらに細かく指定できます。

インテントの例:

Kotlin

fun addEvent(title: String, location: String, begin: Long, end: Long) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_INSERT).apply {
        data = Events.CONTENT_URI
        putExtra(Events.TITLE, title)
        putExtra(Events.EVENT_LOCATION, location)
        putExtra(CalendarContract.EXTRA_EVENT_BEGIN_TIME, begin)
        putExtra(CalendarContract.EXTRA_EVENT_END_TIME, end)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void addEvent(String title, String location, long begin, long end) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_INSERT)
            .setData(Events.CONTENT_URI)
            .putExtra(Events.TITLE, title)
            .putExtra(Events.EVENT_LOCATION, location)
            .putExtra(CalendarContract.EXTRA_EVENT_BEGIN_TIME, begin)
            .putExtra(CalendarContract.EXTRA_EVENT_END_TIME, end);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.INSERT" />
        <data android:mimeType="vnd.android.cursor.dir/event" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

カメラ

写真や動画を撮影して返す

カメラアプリを開き、撮影した写真や動画を受け取るには、ACTION_IMAGE_CAPTURE または ACTION_VIDEO_CAPTURE アクションを使用します。EXTRA_OUTPUT エクストラで、カメラが写真や動画を保存する URI ロケーションも指定します。

アクション
ACTION_IMAGE_CAPTURE または
ACTION_VIDEO_CAPTURE
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
なし
エクストラ
EXTRA_OUTPUT
カメラアプリが写真や動画のファイルを保存する URI ロケーション(Uri オブジェクト)。

カメラアプリが正常にフォーカスをアクティビティに戻す(アプリが onActivityResult() callback を受け取る)と、EXTRA_OUTPUT 値で指定した URI にある写真や動画にアクセスできるようになります。

注:ACTION_IMAGE_CAPTURE を使用して写真を撮影すると、カメラが写真の縮小コピー(サムネイル)も一緒に返す場合があります。これは、結果の Intent"data" という追加の項目に Bitmap として保存されています。

インテントの例:

Kotlin

const val REQUEST_IMAGE_CAPTURE = 1
val locationForPhotos: Uri = ...

fun capturePhoto(targetFilename: String) {
    val intent = Intent(MediaStore.ACTION_IMAGE_CAPTURE).apply {
        putExtra(MediaStore.EXTRA_OUTPUT, Uri.withAppendedPath(locationForPhotos, targetFilename))
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_CAPTURE)
    }
}

override fun onActivityResult(requestCode: Int, resultCode: Int, data: Intent) {
    if (requestCode == REQUEST_IMAGE_CAPTURE && resultCode == Activity.RESULT_OK) {
        val thumbnail: Bitmap = data.getParcelableExtra("data")
        // Do other work with full size photo saved in locationForPhotos
        ...
    }
}

Java

static final int REQUEST_IMAGE_CAPTURE = 1;
static final Uri locationForPhotos;

public void capturePhoto(String targetFilename) {
    Intent intent = new Intent(MediaStore.ACTION_IMAGE_CAPTURE);
    intent.putExtra(MediaStore.EXTRA_OUTPUT,
            Uri.withAppendedPath(locationForPhotos, targetFilename));
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_CAPTURE);
    }
}

@Override
protected void onActivityResult(int requestCode, int resultCode, Intent data) {
    if (requestCode == REQUEST_IMAGE_CAPTURE && resultCode == RESULT_OK) {
        Bitmap thumbnail = data.getParcelableExtra("data");
        // Do other work with full size photo saved in locationForPhotos
        ...
    }
}

出力場所として適切な Uri の作成方法など、このインテントを使って写真を撮影する方法の詳細については、簡単な写真撮影または簡単な動画撮影をご覧ください。

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.media.action.IMAGE_CAPTURE" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

このインテントを処理する際にアクティビティが、受け取った IntentEXTRA_OUTPUT エクストラがあるかをチェックし、撮影した画像や動画をエクストラで指定されたロケーションに保存し、"data" というエクストラに圧縮版のサムネイルが含まれている Intent を指定して setResult() を呼び出すようにしてください。

静止画モードでカメラアプリを起動する

Google Voice Actions

  • "take a picture"

静止画モードでカメラアプリを起動するには、INTENT_ACTION_STILL_IMAGE_CAMERA アクションを使用します。

アクション
INTENT_ACTION_STILL_IMAGE_CAMERA
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
なし
エクストラ
なし

インテントの例:

Kotlin

fun capturePhoto() {
    val intent = Intent(MediaStore.INTENT_ACTION_STILL_IMAGE_CAMERA)
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_CAPTURE)
    }
}

Java

public void capturePhoto() {
    Intent intent = new Intent(MediaStore.INTENT_ACTION_STILL_IMAGE_CAMERA);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_CAPTURE);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.media.action.STILL_IMAGE_CAMERA" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

動画モードでカメラアプリを起動する

Google Voice Actions

  • "record a video"

動画モードでカメラアプリを起動するには、INTENT_ACTION_VIDEO_CAMERA アクションを使用します。

アクション
INTENT_ACTION_VIDEO_CAMERA
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
なし
エクストラ
なし

インテントの例:

Kotlin

fun capturePhoto() {
    val intent = Intent(MediaStore.INTENT_ACTION_VIDEO_CAMERA)
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_CAPTURE)
    }
}

Java

public void capturePhoto() {
    Intent intent = new Intent(MediaStore.INTENT_ACTION_VIDEO_CAMERA);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_CAPTURE);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.media.action.VIDEO_CAMERA" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

連絡先 / 連絡帳アプリ

連絡先を選択する

ユーザーが連絡先を選択し、アプリがすべての連絡先情報にアクセスできるようにするには、ACTION_PICK アクションを使用し、MIME タイプを Contacts.CONTENT_TYPE に指定します。

onActivityResult() callback に配信される結果の Intent には、選択された連絡先を指す content: URI が含まれています。アプリに READ_CONTACTS パーミッションがなくても、この応答により、連絡先プロバイダ API を使用して当該連絡先を読み取る一時的なパーミッションが付与されます。

ヒント:電話番号やメールアドレスなど、連絡先情報の一部のみにアクセスする場合は、次のセクションの特定の連絡先データを選択する方法をご覧ください。

アクション
ACTION_PICK
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
Contacts.CONTENT_TYPE

インテントの例:

Kotlin

const val REQUEST_SELECT_CONTACT = 1

fun selectContact() {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_PICK).apply {
        type = ContactsContract.Contacts.CONTENT_TYPE
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_SELECT_CONTACT)
    }
}

override fun onActivityResult(requestCode: Int, resultCode: Int, data: Intent) {
    if (requestCode == REQUEST_SELECT_CONTACT && resultCode == RESULT_OK) {
        val contactUri: Uri = data.data
        // Do something with the selected contact at contactUri
        //...
    }
}

Java

static final int REQUEST_SELECT_CONTACT = 1;

public void selectContact() {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_PICK);
    intent.setType(ContactsContract.Contacts.CONTENT_TYPE);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_SELECT_CONTACT);
    }
}

@Override
protected void onActivityResult(int requestCode, int resultCode, Intent data) {
    if (requestCode == REQUEST_SELECT_CONTACT && resultCode == RESULT_OK) {
        Uri contactUri = data.getData();
        // Do something with the selected contact at contactUri
        ...
    }
}

連絡先の URI を受け取った後に連絡先の詳細を取得する方法については、連絡先の詳細の取得をご覧ください。上記のインテントで連絡先 URI を受け取った場合、その連絡先の詳細の読み取りに READ_CONTACTS パーミッションは不要であることにご注意ください。

特定の連絡先データを選択する

ユーザーが連絡先から一部の情報を(電話番号やメールアドレスなど)選択できるようにするには、ACTION_PICK アクションを使用し、MIME タイプを以下のリストされているいずれかのコンテンツタイプに指定します。たとえば、連絡先の電話番号を取得する場合は、CommonDataKinds.Phone.CONTENT_TYPE を指定します。

前のセクションで説明したとおり、連絡先から 1 つのタイプのデータだけを取得する場合は、この方式で ContactsContract.CommonDataKinds クラスの CONTENT_TYPE を利用する方が、Contacts.CONTENT_TYPE を利用するよりも効率的です。この方式なら、連絡先プロバイダに複雑なクエリを行わずに目的のデータに直接アクセスできます。

onActivityResult() callback に配信される結果の Intent には、選択された連絡先を指す content: URI が含まれています。アプリに READ_CONTACTS パーミッションがなくても、この応答により、連絡先データを読み取る一時的なパーミッションが付与されます。

アクション
ACTION_PICK
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
CommonDataKinds.Phone.CONTENT_TYPE
連絡先から電話番号を取得します。
CommonDataKinds.Email.CONTENT_TYPE
連絡先からメールアドレスを取得します。
CommonDataKinds.StructuredPostal.CONTENT_TYPE
連絡先から住所を取得します。

ほかにも、ContactsContract で定義されているさまざまな CONTENT_TYPE 値を利用できます。

インテントの例:

Kotlin

const val REQUEST_SELECT_PHONE_NUMBER = 1

fun selectContact() {
    // Start an activity for the user to pick a phone number from contacts
    val intent = Intent(Intent.ACTION_PICK).apply {
        type = CommonDataKinds.Phone.CONTENT_TYPE
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_SELECT_PHONE_NUMBER)
    }
}

override fun onActivityResult(requestCode: Int, resultCode: Int, data: Intent) {
    if (requestCode == REQUEST_SELECT_PHONE_NUMBER && resultCode == Activity.RESULT_OK) {
        // Get the URI and query the content provider for the phone number
        val contactUri: Uri = data.data
        val projection: Array<String> = arrayOf(CommonDataKinds.Phone.NUMBER)
        contentResolver.query(contactUri, projection, null, null, null).use { cursor ->
            // If the cursor returned is valid, get the phone number
            if (cursor.moveToFirst()) {
                val numberIndex = cursor.getColumnIndex(CommonDataKinds.Phone.NUMBER)
                val number = cursor.getString(numberIndex)
                // Do something with the phone number
                ...
            }
        }
    }
}

Java

static final int REQUEST_SELECT_PHONE_NUMBER = 1;

public void selectContact() {
    // Start an activity for the user to pick a phone number from contacts
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_PICK);
    intent.setType(CommonDataKinds.Phone.CONTENT_TYPE);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_SELECT_PHONE_NUMBER);
    }
}

@Override
protected void onActivityResult(int requestCode, int resultCode, Intent data) {
    if (requestCode == REQUEST_SELECT_PHONE_NUMBER && resultCode == RESULT_OK) {
        // Get the URI and query the content provider for the phone number
        Uri contactUri = data.getData();
        String[] projection = new String[]{CommonDataKinds.Phone.NUMBER};
        Cursor cursor = getContentResolver().query(contactUri, projection,
                null, null, null);
        // If the cursor returned is valid, get the phone number
        if (cursor != null && cursor.moveToFirst()) {
            int numberIndex = cursor.getColumnIndex(CommonDataKinds.Phone.NUMBER);
            String number = cursor.getString(numberIndex);
            // Do something with the phone number
            //...
        }
    }
}

連絡先を表示する

既存の連絡先の詳細を表示するには、ACTION_VIEW アクションを使用し、インテント データとして content: URI で連絡先を指定します。

最初に連絡先の URI を取得する方法は主に次の 2 つです。

  • 前のセクションで説明した ACTION_PICK によって返される連絡先 URI を使用する(この方法の場合、アプリにパーミッションは不要です)。
  • 連絡先の一覧の取得で説明されているように、すべての連絡先のリストに直接アクセスする(この方法の場合 READ_CONTACTS パーミッションが必要です)。
アクション
ACTION_VIEW
データ URI スキーム
content:<URI>
MIME タイプ
なし。タイプは連絡先 URI から推測します。

インテントの例:

Kotlin

fun viewContact(contactUri: Uri) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_VIEW, contactUri)
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void viewContact(Uri contactUri) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_VIEW, contactUri);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

既存の連絡先を編集する

既存の連絡先を編集するには、ACTION_EDIT アクションを使用し、インテント データとして content: URI で連絡先を指定します。さらに、ContactsContract.Intents.Insert 内の定数により指定されたエクストラに連絡先情報を指定します。

最初に連絡先 URI を取得する方法は主に次の 2 つです。

  • 前のセクションで説明した ACTION_PICK によって返される連絡先 URI を使用する(この方法の場合、アプリにパーミッションは不要です)。
  • 連絡先の一覧の取得で説明されているように、すべての連絡先のリストに直接アクセスする(この方法の場合 READ_CONTACTS パーミッションが必要です)。
アクション
ACTION_EDIT
データ URI スキーム
content:<URI>
MIME タイプ
タイプは連絡先 URI から推測します。
エクストラ
ContactsContract.Intents.Insert で定義されている 1 つまたは複数のエクストラ。これで連絡先詳細の項目にデータを入力することができます。

インテントの例:

Kotlin

fun editContact(contactUri: Uri, email: String) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_EDIT).apply {
        data = contactUri
        putExtra(ContactsContract.Intents.Insert.EMAIL, email)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void editContact(Uri contactUri, String email) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_EDIT);
    intent.setData(contactUri);
    intent.putExtra(Intents.Insert.EMAIL, email);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

連絡先を編集する方法の詳細については、インテントによる連絡先の変更をご覧ください。

連絡先を挿入する

新しい連絡先を挿入するには、ACTION_INSERT アクションを使用し、MIME タイプに Contacts.CONTENT_TYPE を指定します。さらに、ContactsContract.Intents.Insert の定数により指定されたエクストラに既知の連絡先情報を含めます。

アクション
ACTION_INSERT
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
Contacts.CONTENT_TYPE
エクストラ
ContactsContract.Intents.Insert で定義されている 1 つまたは複数のエクストラ。

インテントの例:

Kotlin

fun insertContact(name: String, email: String) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_INSERT).apply {
        type = ContactsContract.Contacts.CONTENT_TYPE
        putExtra(ContactsContract.Intents.Insert.NAME, name)
        putExtra(ContactsContract.Intents.Insert.EMAIL, email)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void insertContact(String name, String email) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_INSERT);
    intent.setType(Contacts.CONTENT_TYPE);
    intent.putExtra(Intents.Insert.NAME, name);
    intent.putExtra(Intents.Insert.EMAIL, email);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

連絡先を挿入する方法の詳細については、インテントによる連絡先の変更をご覧ください。

メール

任意の添付ファイル付きのメールを作成する

メールを作成するには、添付ファイルの有無に応じて次のいずれかのアクションを利用します。さらに、下記に列挙したエクストラキーを使用して受信者や件名などのメールの詳細を含めます。

アクション
ACTION_SENDTO(添付ファイルがない場合)
ACTION_SEND(添付ファイルが 1 つある場合)
ACTION_SEND_MULTIPLE(添付ファイルが複数ある場合)
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
"text/plain"
"*/*"
エクストラ
Intent.EXTRA_EMAIL
「宛先」の受信者のすべてのメールアドレスを格納した文字列配列です。
Intent.EXTRA_CC
「CC」の受信者のすべてのメールアドレスを格納した文字列配列です。
Intent.EXTRA_BCC
「BCC」の受信者のすべてのメールアドレスを格納した文字列配列です。
Intent.EXTRA_SUBJECT
電子メールの件名となる文字列です。
Intent.EXTRA_TEXT
電子メールの本文となる文字列です。
Intent.EXTRA_STREAM
添付ファイルを指す Uri です。ACTION_SEND_MULTIPLE アクションを使用する場合は、複数の Uri オブジェクトを含む ArrayList を代わりに指定してください。

インテントの例:

Kotlin

fun composeEmail(addresses: Array<String>, subject: String, attachment: Uri) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_SEND).apply {
        type = "*/*"
        putExtra(Intent.EXTRA_EMAIL, addresses)
        putExtra(Intent.EXTRA_SUBJECT, subject)
        putExtra(Intent.EXTRA_STREAM, attachment)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void composeEmail(String[] addresses, String subject, Uri attachment) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_SEND);
    intent.setType("*/*");
    intent.putExtra(Intent.EXTRA_EMAIL, addresses);
    intent.putExtra(Intent.EXTRA_SUBJECT, subject);
    intent.putExtra(Intent.EXTRA_STREAM, attachment);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

このインテントを確実にメールアプリのみで処理するようにしたい(その他のテキスト メッセージングやソーシャルのアプリで処理されたくない)場合は、ACTION_SENDTO アクションを使用し、"mailto:" データスキームを含めます。以下に例を示します。

Kotlin

fun composeEmail(addresses: Array<String>, subject: String) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_SENDTO).apply {
        data = Uri.parse("mailto:") // only email apps should handle this
        putExtra(Intent.EXTRA_EMAIL, addresses)
        putExtra(Intent.EXTRA_SUBJECT, subject)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void composeEmail(String[] addresses, String subject) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_SENDTO);
    intent.setData(Uri.parse("mailto:")); // only email apps should handle this
    intent.putExtra(Intent.EXTRA_EMAIL, addresses);
    intent.putExtra(Intent.EXTRA_SUBJECT, subject);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.SEND" />
        <data android:type="*/*" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.SENDTO" />
        <data android:scheme="mailto" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

ファイル ストレージ

特定のタイプのファイルを取得する

ユーザーがドキュメントや写真などのファイルを選択し、アプリにその参照を返すようリクエストするには、ACTION_GET_CONTENT アクションを使用し、目的の MIME タイプを指定します。アプリに返されるファイルへの参照は、アクティビティの現在のライフサイクル内でのみ利用できます。そのため、後でファイルにアクセスしたい場合は、ファイルのコピーをインポートして後から読み取れるようにする必要があります。このインテントでは、ユーザーが途中で新しいファイルを作成することもできます(たとえば、既存の写真を選択する代わりに、カメラで新しい写真を撮影することができます)。

onActivityResult() メソッドに配信される結果のインテントには、ファイルを指す URI があるデータが含まれています。この URI は、http: URI、file: URI、content: URI など、さまざまなものが考えられます。ただし、選択できるファイルを、コンテンツ プロバイダ(content: URI)からアクセスでき、かつopenFileDescriptor() でファイル ストリームとして利用できるファイルに限定したい場合は、インテントに CATEGORY_OPENABLE カテゴリを追加してください。

Android 4.3(API レベル 18)以降では、インテントに EXTRA_ALLOW_MULTIPLE を追加して true に設定すると、ユーザーが複数のファイルを選択できます。こうするとあなたのアプリは、getClipData() で返される ClipData オブジェクトにある各選択済みファイルにアクセスできます。

アクション
ACTION_GET_CONTENT
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
ユーザーが選択するファイル タイプに対応する MIME タイプを指定します。
エクストラ
EXTRA_ALLOW_MULTIPLE
ユーザーが一度に複数のファイルを選択できるかどうかを宣言するブール値です。
EXTRA_LOCAL_ONLY
リモート サービスからダウンロードすることなく、返されたファイルに端末から直接アクセス可能にしなければいけないかどうかを宣言するブール値です。
カテゴリ(省略可能)
CATEGORY_OPENABLE
openFileDescriptor() でファイル ストリームとして表せる、「オープン可能」なファイルのみを返します。

写真を取得するインテントの例:

Kotlin

const val REQUEST_IMAGE_GET = 1

fun selectImage() {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_GET_CONTENT).apply {
        type = "image/*"
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_GET)
    }
}

override fun onActivityResult(requestCode: Int, resultCode: Int, data: Intent) {
    if (requestCode == REQUEST_IMAGE_GET && resultCode == Activity.RESULT_OK) {
        val thumbnail: Bitmap = data.getParcelableExtra("data")
        val fullPhotoUri: Uri = data.data
        // Do work with photo saved at fullPhotoUri
        ...
    }
}

Java

static final int REQUEST_IMAGE_GET = 1;

public void selectImage() {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_GET_CONTENT);
    intent.setType("image/*");
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_GET);
    }
}

@Override
protected void onActivityResult(int requestCode, int resultCode, Intent data) {
    if (requestCode == REQUEST_IMAGE_GET && resultCode == RESULT_OK) {
        Bitmap thumbnail = data.getParcelable("data");
        Uri fullPhotoUri = data.getData();
        // Do work with photo saved at fullPhotoUri
        ...
    }
}

写真を返すインテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.GET_CONTENT" />
        <data android:type="image/*" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
        <!-- The OPENABLE category declares that the returned file is accessible
             from a content provider that supports OpenableColumns
             and ContentResolver.openFileDescriptor() -->
        <category android:name="android.intent.category.OPENABLE" />
    </intent-filter>
</activity>

特定のタイプのファイルを開く

Android 4.4 以降で実行している場合は、ACTION_GET_CONTENT アクションでファイルのコピーを取得してアプリにインポートする代わりに、別のアプリが管理しているファイルを開くことができるようにリクエストできます。これを行うには、ACTION_OPEN_DOCUMENT アクションを使用し、MIME タイプを指定します。あなたのアプリが書き込むことができる新しい文書をユーザーが作成することも許可するには、ACTION_CREATE_DOCUMENT アクションを使用します。たとえば、ACTION_CREATE_DOCUMENT インテントを使用すると、ユーザーは既存の PDF ドキュメントを選択するのではなく、新しいドキュメントを作成する場所(ドキュメントの保管を管理する別のアプリ内の場所)を選択することができます — この時あなたのアプリは、書き込み可能な新しいドキュメントの URI ロケーションを受け取ります。

ACTION_GET_CONTENT アクションから onActivityResult() メソッドに配信されるインテントはいずれのタイプの URI も返しますが、ACTION_OPEN_DOCUMENTACTION_CREATE_DOCUMENT からの結果インテントは、DocumentsProvider がサポートする content: URI で選択したファイルを常に指定します。このファイルを openFileDescriptor() で開いたり、DocumentsContract.Document のカラムを使用して詳細情報をクエリしたりすることができます。

返された URI により、ファイルへの長期的な読み取りアクセス権が(書き込みアクセス権と一緒に)アプリに付与されます。そのため、アプリ内にコピーを作成せずに既存のファイルを読み取りたい場合や、ファイルをその場で開いて編集したい場合は特に、ACTION_GET_CONTENT アクションではなく ACTION_OPEN_DOCUMENT アクションを利用すると便利です。

インテントに EXTRA_ALLOW_MULTIPLE を追加して true に設定することで、ユーザーが複数のファイルを選択できるようにもなります。ユーザーが 1 つのアイテムのみを選択した場合は、getData() からそのアイテムを取得できます。ユーザーが複数のアイテムを選択した場合、getData() は null を返します。この場合は、getClipData() が返す ClipData オブジェクトから各アイテムを取得する必要があります。

注:インテントでは、MIME タイプの指定と CATEGORY_OPENABLE カテゴリの宣言が必須です。適切な場合は、EXTRA_MIME_TYPES エクストラに MIME タイプの配列を追加して複数の MIME タイプを指定することもできます。— この場合、setType() のプライマリ MIME タイプを "*/*" に設定しなければなりません。

アクション
ACTION_OPEN_DOCUMENT または
ACTION_CREATE_DOCUMENT
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
ユーザーが選択するファイル タイプに対応する MIME タイプを指定します。
エクストラ
EXTRA_MIME_TYPES
アプリがリクエストしているファイル タイプに対応する MIME タイプの配列です。このエクストラを使用する時は、setType() のプライマリ MIME タイプを "*/*" に設定する必要があります。
EXTRA_ALLOW_MULTIPLE
ユーザーが一度に複数のファイルを選択できるかどうかを宣言するブール値です。
EXTRA_TITLE
ACTION_CREATE_DOCUMENT を使用して、最初のファイル名を指定します。
EXTRA_LOCAL_ONLY
リモート サービスからダウンロードすることなく、返されたファイルに端末から直接アクセス可能にしなければいけないかどうかを宣言するブール値です。
カテゴリ
CATEGORY_OPENABLE
openFileDescriptor() でファイル ストリームとして表せる、「オープン可能」なファイルのみを返します。

写真を取得するインテントの例:

Kotlin

const val REQUEST_IMAGE_OPEN = 1

fun selectImage2() {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_OPEN_DOCUMENT).apply {
        type = "image/*"
        addCategory(Intent.CATEGORY_OPENABLE)
    }
    // Only the system receives the ACTION_OPEN_DOCUMENT, so no need to test.
    startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_OPEN)
}

override fun onActivityResult(requestCode: Int, resultCode: Int, data: Intent) {
    if (requestCode == REQUEST_IMAGE_OPEN && resultCode == Activity.RESULT_OK) {
        val fullPhotoUri: Uri = data.data
        // Do work with full size photo saved at fullPhotoUri
        ...
    }
}

Java

static final int REQUEST_IMAGE_OPEN = 1;

public void selectImage() {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_OPEN_DOCUMENT);
    intent.setType("image/*");
    intent.addCategory(Intent.CATEGORY_OPENABLE);
    // Only the system receives the ACTION_OPEN_DOCUMENT, so no need to test.
    startActivityForResult(intent, REQUEST_IMAGE_OPEN);
}

@Override
protected void onActivityResult(int requestCode, int resultCode, Intent data) {
    if (requestCode == REQUEST_IMAGE_OPEN && resultCode == RESULT_OK) {
        Uri fullPhotoUri = data.getData();
        // Do work with full size photo saved at fullPhotoUri
        ...
    }
}

ACTION_OPEN_DOCUMENT アクションのインテントに実際に応答しているのは第三者のアプリではありません。実際にはシステムがこのインテントを受け取り、さまざまなアプリからアクセスできるすべてのファイルを統一されたユーザー インターフェースで表示しています。

あなたのアプリのファイルをこの UI に表示し、別のアプリから開けるようにするには、DocumentsProvider を実装して PROVIDER_INTERFACE 用のインテント フィルタ("android.content.action.DOCUMENTS_PROVIDER")を含める必要があります。以下に例を示します。

<provider ...
    android:grantUriPermissions="true"
    android:exported="true"
    android:permission="android.permission.MANAGE_DOCUMENTS">
    <intent-filter>
        <action android:name="android.content.action.DOCUMENTS_PROVIDER" />
    </intent-filter>
</provider>

あなたのアプリが管理するファイルを別のアプリから開けるようにする方法について詳しくは、ストレージ アクセス フレームワーク ガイドをご覧ください。

ローカル アクション

タクシーを呼ぶ

Google Voice Actions

  • "get me a taxi"
  • "call me a car"

(Wear OS のみ)

タクシーを呼ぶには、ACTION_RESERVE_TAXI_RESERVATION アクションを使用します。

注:アプリがこのアクションを完了するには、ユーザーの確認が必要です。

アクション
ACTION_RESERVE_TAXI_RESERVATION
データ URI
なし
MIME タイプ
なし
エクストラ
なし

インテントの例:

Kotlin

fun callCar() {
    val intent = Intent(ReserveIntents.ACTION_RESERVE_TAXI_RESERVATION)
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void callCar() {
    Intent intent = new Intent(ReserveIntents.ACTION_RESERVE_TAXI_RESERVATION);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="com.google.android.gms.actions.RESERVE_TAXI_RESERVATION" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

地図

地図上の場所を表示する

地図を開くには、ACTION_VIEW アクションを使用し、以下に定義されているいずれかのスキームを使ってインテント データに位置情報を指定します。

アクション
ACTION_VIEW
データ URI スキーム
geo:latitude,longitude
指定された経度と緯度の地図を表示します。

例: "geo:47.6,-122.3"

geo:latitude,longitude?z=zoom
指定された経度と緯度の地図を一定の縮尺レベルで表示します。縮尺レベル 1 では、指定された経度緯度を中心として地球全体を表示します。最高の(もっとも詳細な)縮尺レベルは 23 です。

例: "geo:47.6,-122.3?z=11"

geo:0,0?q=lat,lng(label)
指定された経度と緯度の地図を文字列ラベル付きで表示します。

例: "geo:0,0?q=34.99,-106.61(Treasure)"

geo:0,0?q=my+street+address
「my street address」(特定の住所や位置クエリ)の場所を表示します。

例: "geo:0,0?q=1600+Amphitheatre+Parkway%2C+CA"

注:geo URI で渡す文字列はすべてエンコードする必要があります。たとえば、文字列 1st & Pike, Seattle1st%20%26%20Pike%2C%20Seattle とする必要があります。文字列内の空白文字は %20 にエンコードするか、プラス記号(+)に置き換えます。

MIME タイプ
なし

インテントの例:

Kotlin

fun showMap(geoLocation: Uri) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_VIEW).apply {
        data = geoLocation
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void showMap(Uri geoLocation) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_VIEW);
    intent.setData(geoLocation);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.VIEW" />
        <data android:scheme="geo" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

音楽と動画

メディア ファイルを再生する

音楽ファイルを再生するには、ACTION_VIEW アクションを使用し、インテント データにファイルの URI ロケーションを指定します。

アクション
ACTION_VIEW
データ URI スキーム
file:<URI>
content:<URI>
http:<URL>
MIME タイプ
"audio/*"
"application/ogg"
"application/x-ogg"
"application/itunes"
その他、アプリが要求するものであれば何でも構いません。

インテントの例:

Kotlin

fun playMedia(file: Uri) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_VIEW).apply {
        data = file
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void playMedia(Uri file) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_VIEW);
    intent.setData(file);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.VIEW" />
        <data android:type="audio/*" />
        <data android:type="application/ogg" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

検索クエリに基づいて音楽を再生する

Google Voice Actions

  • "play michael jackson billie jean"

検索クエリに基づいて音楽を再生するには、INTENT_ACTION_MEDIA_PLAY_FROM_SEARCH インテントを使用します。アプリは、音楽を再生するというユーザーの音声コマンドへの応答としてこのインテントを呼び出すことができます。このインテントを受け取ったアプリは、インベントリ内を検索し、指定されたクエリにマッチする既存のコンテンツを見つけ、そのコンテンツの再生を開始します。

このインテントには、検索モードを指定する EXTRA_MEDIA_FOCUS 文字列エクストラを含めてください。たとえば、検索モードによって、アーティスト名の検索か、曲名の検索かを指定できます。

アクション
INTENT_ACTION_MEDIA_PLAY_FROM_SEARCH
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
なし
エクストラ
MediaStore.EXTRA_MEDIA_FOCUS(必須)

検索モード(アーティスト、アルバム、曲、プレイリストのいずれを探すか)を指定します。ほとんどの検索モードでは、エクストラをさらに追加できます。たとえば、ユーザーが特定の曲を聴きたい場合、曲名、アーティスト、アルバムという 3 つのエクストラがさらにインテントに指定されることがあります。このインテントは、EXTRA_MEDIA_FOCUS の各値で、以下の検索モードをサポートしています。

任意 - "vnd.android.cursor.item/*"

任意の音楽を再生します。インテントを受け取るアプリは、適切な方法(ユーザーが直近に聴いたプレイリストなど)で音楽を選択して再生する必要があります。

追加のエクストラ:

  • QUERY(必須): 空文字列。このエクストラは下方互換性を提供するために常に指定されます。検索モードを認識できない既存のアプリは、このインテントを非構造化検索として処理する場合があります。

非構造化 - "vnd.android.cursor.item/*"

非構造化検索クエリから、特定の曲、アルバム、ジャンルのいずれかを再生します。ユーザーが聴きたいコンテンツのタイプをアプリで特定できない場合は、この検索モードでインテントを生成することができます。可能な場合は、アプリでより具体的な検索モードを使用してください。

追加のエクストラ:

  • QUERY(必須): アーティスト、アルバム、曲名、ジャンルを自由に組み合わせた文字列です。

ジャンル - Audio.Genres.ENTRY_CONTENT_TYPE

特定のジャンルの音楽を再生します。

追加のエクストラ値

  • "android.intent.extra.genre"(必須): ジャンル。
  • QUERY(必須): ジャンル。このエクストラは下方互換性を提供するために常に指定されます。検索モードを認識できない既存のアプリは、このインテントを非構造化検索として処理する場合があります。

アーティスト - Audio.Artists.ENTRY_CONTENT_TYPE

特定のアーティストの音楽を再生します。

追加のエクストラ:

  • EXTRA_MEDIA_ARTIST(必須): アーティスト。
  • "android.intent.extra.genre": ジャンル。
  • QUERY(必須): アーティストとジャンルを自由に組み合わせた文字列です。このエクストラは下方互換性を提供するために常に指定されます。検索モードを認識できない既存のアプリは、このインテントを非構造化検索として処理する場合があります。

アルバム - Audio.Albums.ENTRY_CONTENT_TYPE

特定のアルバムの音楽を再生します。

追加のエクストラ:

  • EXTRA_MEDIA_ALBUM(必須): アルバム。
  • EXTRA_MEDIA_ARTIST: アーティスト。
  • "android.intent.extra.genre": ジャンル。
  • QUERY(必須): アルバムとアーティストを自由に組み合わせた文字列です。このエクストラは下方互換性を提供するために常に指定されます。検索モードを認識できない既存のアプリは、このインテントを非構造化検索として処理する場合があります。

- "vnd.android.cursor.item/audio"

特定の曲を再生します。

追加のエクストラ:

  • EXTRA_MEDIA_ALBUM: アルバム。
  • EXTRA_MEDIA_ARTIST: アーティスト。
  • "android.intent.extra.genre": ジャンル。
  • EXTRA_MEDIA_TITLE(必須): 曲名。
  • QUERY(必須): アルバム、アーティスト、ジャンル、曲名を自由に組み合わせた文字列です。このエクストラは下方互換性を提供するために常に指定されます。検索モードを認識できない既存のアプリは、このインテントを非構造化検索として処理する場合があります。

プレイリスト - Audio.Playlists.ENTRY_CONTENT_TYPE

特定のプレイリストまたは追加エクストラで指定された条件に一致するプレイリストを再生します。

追加のエクストラ:

  • EXTRA_MEDIA_ALBUM: アルバム。
  • EXTRA_MEDIA_ARTIST: アーティスト。
  • "android.intent.extra.genre": ジャンル。
  • "android.intent.extra.playlist": プレイリスト。
  • EXTRA_MEDIA_TITLE: プレイリストに含まれる曲名です。
  • QUERY(必須): アルバム、アーティスト、ジャンル、プレイリスト、曲名を自由に組み合わせた文字列です。このエクストラは下方互換性を提供するために常に指定されます。検索モードを認識できない既存のアプリは、このインテントを非構造化検索として処理する場合があります。

インテントの例:

ユーザーが特定のアーティストの音楽を聴きたい場合、検索アプリは次のようなインテントを生成することができます。

Kotlin

fun playSearchArtist(artist: String) {
    val intent = Intent(MediaStore.INTENT_ACTION_MEDIA_PLAY_FROM_SEARCH).apply {
        putExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_FOCUS, MediaStore.Audio.Artists.ENTRY_CONTENT_TYPE)
        putExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_ARTIST, artist)
        putExtra(SearchManager.QUERY, artist)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void playSearchArtist(String artist) {
    Intent intent = new Intent(MediaStore.INTENT_ACTION_MEDIA_PLAY_FROM_SEARCH);
    intent.putExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_FOCUS,
                    MediaStore.Audio.Artists.ENTRY_CONTENT_TYPE);
    intent.putExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_ARTIST, artist);
    intent.putExtra(SearchManager.QUERY, artist);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.media.action.MEDIA_PLAY_FROM_SEARCH" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

このインテントを処理する際にアクティビティは、受け取った IntentEXTRA_MEDIA_FOCUS エクストラの値をチェックして検索モードを判別します。アクティビティが検索モードを特定すると、その検索モードの追加エクストラの値を読み取ります。アプリはこの情報を使用してインベントリ内を検索し、検索クエリにマッチするコンテンツを再生します。以下に例を示します。

Kotlin

override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
    ...
    if (intent.action.compareTo(MediaStore.INTENT_ACTION_MEDIA_PLAY_FROM_SEARCH) == 0) {

        val mediaFocus: String? = intent.getStringExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_FOCUS)
        val query: String? = intent.getStringExtra(SearchManager.QUERY)

        // Some of these extras may not be available depending on the search mode
        val album: String? = intent.getStringExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_ALBUM)
        val artist: String? = intent.getStringExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_ARTIST)
        val genre: String? = intent.getStringExtra("android.intent.extra.genre")
        val playlist: String? = intent.getStringExtra("android.intent.extra.playlist")
        val title: String? = intent.getStringExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_TITLE)

        // Determine the search mode and use the corresponding extras
        when {
            mediaFocus == null -> {
                // 'Unstructured' search mode (backward compatible)
                playUnstructuredSearch(query)
            }
            mediaFocus.compareTo("vnd.android.cursor.item/*") == 0 -> {
                if (query?.isNotEmpty() == true) {
                    // 'Unstructured' search mode
                    playUnstructuredSearch(query)
                } else {
                    // 'Any' search mode
                    playResumeLastPlaylist()
                }
            }
            mediaFocus.compareTo(MediaStore.Audio.Genres.ENTRY_CONTENT_TYPE) == 0 -> {
                // 'Genre' search mode
                playGenre(genre)
            }
            mediaFocus.compareTo(MediaStore.Audio.Artists.ENTRY_CONTENT_TYPE) == 0 -> {
                // 'Artist' search mode
                playArtist(artist, genre)
            }
            mediaFocus.compareTo(MediaStore.Audio.Albums.ENTRY_CONTENT_TYPE) == 0 -> {
                // 'Album' search mode
                playAlbum(album, artist)
            }
            mediaFocus.compareTo("vnd.android.cursor.item/audio") == 0 -> {
                // 'Song' search mode
                playSong(album, artist, genre, title)
            }
            mediaFocus.compareTo(MediaStore.Audio.Playlists.ENTRY_CONTENT_TYPE) == 0 -> {
                // 'Playlist' search mode
                playPlaylist(album, artist, genre, playlist, title)
            }
        }
    }
}

Java

protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
    //...
    Intent intent = this.getIntent();
    if (intent.getAction().compareTo(MediaStore.INTENT_ACTION_MEDIA_PLAY_FROM_SEARCH) == 0) {

        String mediaFocus = intent.getStringExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_FOCUS);
        String query = intent.getStringExtra(SearchManager.QUERY);

        // Some of these extras may not be available depending on the search mode
        String album = intent.getStringExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_ALBUM);
        String artist = intent.getStringExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_ARTIST);
        String genre = intent.getStringExtra("android.intent.extra.genre");
        String playlist = intent.getStringExtra("android.intent.extra.playlist");
        String title = intent.getStringExtra(MediaStore.EXTRA_MEDIA_TITLE);

        // Determine the search mode and use the corresponding extras
        if (mediaFocus == null) {
            // 'Unstructured' search mode (backward compatible)
            playUnstructuredSearch(query);

        } else if (mediaFocus.compareTo("vnd.android.cursor.item/*") == 0) {
            if (query.isEmpty()) {
                // 'Any' search mode
                playResumeLastPlaylist();
            } else {
                // 'Unstructured' search mode
                playUnstructuredSearch(query);
            }

        } else if (mediaFocus.compareTo(MediaStore.Audio.Genres.ENTRY_CONTENT_TYPE) == 0) {
            // 'Genre' search mode
            playGenre(genre);

        } else if (mediaFocus.compareTo(MediaStore.Audio.Artists.ENTRY_CONTENT_TYPE) == 0) {
            // 'Artist' search mode
            playArtist(artist, genre);

        } else if (mediaFocus.compareTo(MediaStore.Audio.Albums.ENTRY_CONTENT_TYPE) == 0) {
            // 'Album' search mode
            playAlbum(album, artist);

        } else if (mediaFocus.compareTo("vnd.android.cursor.item/audio") == 0) {
            // 'Song' search mode
            playSong(album, artist, genre, title);

        } else if (mediaFocus.compareTo(MediaStore.Audio.Playlists.ENTRY_CONTENT_TYPE) == 0) {
            // 'Playlist' search mode
            playPlaylist(album, artist, genre, playlist, title);
        }
    }
}

新しいノート

ノートを作成する

新しいノートを作成するには、ACTION_CREATE_NOTE アクションを使用し、以下に定義されているエクストラを使って件名やテキストなどのノートの詳細を指定します。

注:アプリがこのアクションを完了するには、ユーザーの確認が必要です。

アクション
ACTION_CREATE_NOTE
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
PLAIN_TEXT_TYPE
"*/*"
エクストラ
EXTRA_NAME
ノートのタイトルまたは件名を示す文字列です。
EXTRA_TEXT
ノートのテキストを示す文字列です。

インテントの例:

Kotlin

fun createNote(subject: String, text: String) {
    val intent = Intent(NoteIntents.ACTION_CREATE_NOTE).apply {
        putExtra(NoteIntents.EXTRA_NAME, subject)
        putExtra(NoteIntents.EXTRA_TEXT, text)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void createNote(String subject, String text) {
    Intent intent = new Intent(NoteIntents.ACTION_CREATE_NOTE)
            .putExtra(NoteIntents.EXTRA_NAME, subject)
            .putExtra(NoteIntents.EXTRA_TEXT, text);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="com.google.android.gms.actions.CREATE_NOTE" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
        <data android:mimeType="*/*" />
    </intent-filter>
</activity>

電話

電話をかける

電話アプリを開いて電話番号をダイヤルするには、ACTION_DIAL アクションを使用し、以下に定義されている URI スキームを使って電話番号を指定します。電話アプリが開くと電話番号が表示されますが、ユーザーは通話ボタンを押して呼び出しを行う必要があります。

Google Voice Actions

  • "call 555-5555"
  • "call bob"
  • "call voicemail"

直接電話をかけるには、ACTION_CALL アクションを使用し、以下に定義されている URI スキームを使って電話番号を指定します。電話アプリが開くと呼び出しが始まります。ユーザーが通話ボタンを押す必要はありません。

ACTION_CALL アクションを使用するには、CALL_PHONE パーミッションをマニフェスト ファイルに追加する必要があります。

<uses-permission android:name="android.permission.CALL_PHONE" />
アクション
  • ACTION_DIAL - ダイヤラーまたは電話アプリを開きます。
  • ACTION_CALL - 電話をかけます(CALL_PHONE パーミッションが必要です)。
データ URI スキーム
  • tel:<phone-number>
  • voicemail:<phone-number>
MIME タイプ
なし

有効な電話番号は、IETF RFC 3966 で定義されている番号です。次に有効な電話番号の例を示します。

  • tel:2125551212
  • tel:(212) 555 1212

電話のダイヤラーは、スキームを正規化することができます。たとえば、電話番号の正規化が可能です。そのため、Uri.parse() メソッドでは、記載されたスキームが厳密に要求されるわけではありません。ただし、試したことがないスキームや処理の可否が定かでないスキームに対しては Uri.fromParts() メソッドを使用するようにしてください。

インテントの例:

Kotlin

fun dialPhoneNumber(phoneNumber: String) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_DIAL).apply {
        data = Uri.parse("tel:$phoneNumber")
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void dialPhoneNumber(String phoneNumber) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_DIAL);
    intent.setData(Uri.parse("tel:" + phoneNumber));
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

特定のアプリを使用して検索する

Google Voice Actions

  • "search for cat videos on myvideoapp"

アプリのコンテキスト内の検索をサポートするには、下記のインテント フィルタの例で示されているように、SEARCH_ACTION アクションを使ってアプリのインテント フィルタを宣言します。

アクション
"com.google.android.gms.actions.SEARCH_ACTION"
Google Voice Actions の検索クエリをサポートします。
エクストラ
QUERY
検索クエリを含む文字列。

インテント フィルタの例

<activity android:name=".SearchActivity">
    <intent-filter>
        <action android:name="com.google.android.gms.actions.SEARCH_ACTION"/>
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT"/>
    </intent-filter>
</activity>

ウェブ検索を行う

ウェブ検索を開始するには、ACTION_WEB_SEARCH アクションを使用し、SearchManager.QUERY エクストラで検索文字列を指定します。

アクション
ACTION_WEB_SEARCH
データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
なし
エクストラ
SearchManager.QUERY
検索文字列。

インテントの例:

Kotlin

fun searchWeb(query: String) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_WEB_SEARCH).apply {
        putExtra(SearchManager.QUERY, query)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void searchWeb(String query) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_WEB_SEARCH);
    intent.putExtra(SearchManager.QUERY, query);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

設定

設定の特定のセクションを開く

アプリのユーザーに何らかの設定を変えてもらうためにシステム設定の画面を開くには、次のインテント アクションのいずれかを使用します。アクション名に対応する設定画面が開きます。

アクション
ACTION_SETTINGS
ACTION_WIRELESS_SETTINGS
ACTION_AIRPLANE_MODE_SETTINGS
ACTION_WIFI_SETTINGS
ACTION_APN_SETTINGS
ACTION_BLUETOOTH_SETTINGS
ACTION_DATE_SETTINGS
ACTION_LOCALE_SETTINGS
ACTION_INPUT_METHOD_SETTINGS
ACTION_DISPLAY_SETTINGS
ACTION_SECURITY_SETTINGS
ACTION_LOCATION_SOURCE_SETTINGS
ACTION_INTERNAL_STORAGE_SETTINGS
ACTION_MEMORY_CARD_SETTINGS

利用可能なその他の設定画面については、Settings のドキュメントをご覧ください。

データ URI スキーム
なし
MIME タイプ
なし

インテントの例:

Kotlin

fun openWifiSettings() {
    val intent = Intent(Settings.ACTION_WIFI_SETTINGS)
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void openWifiSettings() {
    Intent intent = new Intent(Settings.ACTION_WIFI_SETTINGS);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

テキスト メッセージ

添付ファイル付きの SMS / MMS メッセージを作成する

SMS や MMS でテキスト メッセージを作成するには、次のインテント アクションのいずれかを使用し、電話番号、件名、メッセージ本文などの詳細情報を下記に挙げたエクストラキーを使って指定します。

アクション
ACTION_SENDTO または
ACTION_SEND または
ACTION_SEND_MULTIPLE
データ URI スキーム
sms:<phone_number>
smsto:<phone_number>
mms:<phone_number>
mmsto:<phone_number>

いずれのスキームも同じように処理されます。

MIME タイプ
"text/plain"
"image/*"
"video/*"
エクストラ
"subject"
メッセージの件名を示す文字列です(通常は MMS にのみ使用します)。
"sms_body"
テキスト メッセージの文字列。
EXTRA_STREAM
添付する画像や動画を指す UriACTION_SEND_MULTIPLE アクションを使用する場合、このエクストラは添付する画像や動画を指す UriArrayList にしてください。

インテントの例:

Kotlin

fun composeMmsMessage(message: String, attachment: Uri) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_SENDTO).apply {
        type = HTTP.PLAIN_TEXT_TYPE
        putExtra("sms_body", message)
        putExtra(Intent.EXTRA_STREAM, attachment)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void composeMmsMessage(String message, Uri attachment) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_SENDTO);
    intent.setType(HTTP.PLAIN_TEXT_TYPE);
    intent.putExtra("sms_body", message);
    intent.putExtra(Intent.EXTRA_STREAM, attachment);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

このインテントを確実にテキスト メッセージ アプリのみで処理するようにしたい(その他のメールアプリやソーシャル アプリで処理されたくない)場合は、ACTION_SENDTO アクションを使用し、"smsto:" データスキームを含めます。以下に例を示します。

Kotlin

fun composeMmsMessage(message: String, attachment: Uri) {
    val intent = Intent(Intent.ACTION_SEND).apply {
        data = Uri.parse("smsto:")  // This ensures only SMS apps respond
        putExtra("sms_body", message)
        putExtra(Intent.EXTRA_STREAM, attachment)
    }
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void composeMmsMessage(String message, Uri attachment) {
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_SEND);
    intent.setData(Uri.parse("smsto:"));  // This ensures only SMS apps respond
    intent.putExtra("sms_body", message);
    intent.putExtra(Intent.EXTRA_STREAM, attachment);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.SEND" />
        <data android:type="text/plain" />
        <data android:type="image/*" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
    </intent-filter>
</activity>

注:Android 4.4 以降でデフォルトの SMS アプリとして使用できるようにする SMS / MMS メッセージング アプリを開発している場合は、他にいくつかのアクション用のインテント フィルタを実装する必要があります。詳細については、Telephony のドキュメントをご覧ください。

ウェブブラウザ

ウェブの URL を読み込む

Google Voice Actions

  • "open example.com"

ウェブページを開くには、ACTION_VIEW アクションを使用し、インテント データでウェブの URL を指定します。

アクション
ACTION_VIEW
データ URI スキーム
http:<URL>
https:<URL>
MIME タイプ
"text/plain"
"text/html"
"application/xhtml+xml"
"application/vnd.wap.xhtml+xml"

インテントの例:

Kotlin

fun openWebPage(url: String) {
    val webpage: Uri = Uri.parse(url)
    val intent = Intent(Intent.ACTION_VIEW, webpage)
    if (intent.resolveActivity(packageManager) != null) {
        startActivity(intent)
    }
}

Java

public void openWebPage(String url) {
    Uri webpage = Uri.parse(url);
    Intent intent = new Intent(Intent.ACTION_VIEW, webpage);
    if (intent.resolveActivity(getPackageManager()) != null) {
        startActivity(intent);
    }
}

インテント フィルタの例:

<activity ...>
    <intent-filter>
        <action android:name="android.intent.action.VIEW" />
        <!-- Include the host attribute if you want your app to respond
             only to URLs with your app's domain. -->
        <data android:scheme="http" android:host="www.example.com" />
        <category android:name="android.intent.category.DEFAULT" />
        <!-- The BROWSABLE category is required to get links from web pages. -->
        <category android:name="android.intent.category.BROWSABLE" />
    </intent-filter>
</activity>

ヒント:Android アプリでウェブサイトと同じような機能を提供したい場合は、ウェブサイトを指す URL のインテント フィルタを含めてください。そうすると、ユーザーがアプリをインストールし、あなたのウェブサイトに飛ぶリンクをメールや他のウェブページからタップすると、ウェブページではなく Android アプリが開くようになります。

Android Debug Bridge でインテントを検証する

サポートしたいインテントにアプリが応答することを検証するには、adb ツールを使用して対象のインテントを発行します。

  1. 開発用の Android 端末をセットアップするか、仮想デバイスを使用します。
  2. サポートしたいインテントを処理するバージョンのアプリをインストールします。
  3. 次のようにして adb でインテントを呼び出します。
    adb shell am start -a <ACTION> -t <MIME_TYPE> -d <DATA> \
      -e <EXTRA_NAME> <EXTRA_VALUE> -n <ACTIVITY>
    

    次に例を示します。

    adb shell am start -a android.intent.action.DIAL \
      -d tel:555-5555 -n org.example.MyApp/.MyActivity
    
  4. 必要なインテント フィルタが定義されていれば、アプリがインテントを処理するはずです。

詳細については、ADB shell コマンドをご覧ください。