- 構文:
<uses-configuration android:reqFiveWayNav=["true" | "false"] android:reqHardKeyboard=["true" | "false"] android:reqKeyboardType=["undefined" | "nokeys" | "qwerty" | "twelvekey"] android:reqNavigation=["undefined" | "nonav" | "dpad" | "trackball" | "wheel"] android:reqTouchScreen=["undefined" | "notouch" | "stylus" | "finger"] />
- 上位の要素:
<manifest>
- 説明:
- アプリに必要なハードウェアとソフトウェアの機能を指定します。たとえば、物理キーボードや特定のナビゲーション デバイス(トラックボールなど)が必要なことをアプリで指定する場合があります。この要素は、アプリが動作しないデバイスにアプリがインストールされないようにするために使用します。
注: ほとんどのアプリでは、このマニフェスト タグは使用しないでください。目の不自由なユーザーを支援するために、十字キー(D-pad)による入力を必ずサポートしてください。また、タップに加えて(あるいはタップの代わりに)D-pad による入力が可能なデバイスをサポートする必要もあります。D-pad による入力をアプリでサポートする方法については、フォーカス ナビゲーションの有効化をご覧ください。タッチスクリーンなしではアプリが動作できない場合は、代わりに
<uses-feature>
タグを使用して、必要なタッチスクリーンのタイプ(基本的なタップスタイルのイベント用の"android.hardware.faketouch"
や、複数の指による入力用の"android.hardware.touchscreen.multitouch.jazzhand"
のようなより高度なタップタイプなど)を宣言します。 - 属性:
android:reqFiveWayNav
- アプリで 5 方向ナビゲーション コントロールが必要かどうか(必要な場合は "
true
"、不要な場合は "false
")。5 方向コントロールは、選択を上下左右に移動でき、現在の選択を確定することもできるコントロールです。D-pad(十字キー)、トラックボールなどのデバイスは 5 方向コントロールです。アプリで方向コントロールが必要なものの、特定のタイプのコントロールは必要でない場合、アプリはこの属性を "
true
" に設定してreqNavigation
属性を無視することができます。ただし、特定のタイプの方向コントロールが必要な場合は、この属性を無視して、代わりにreqNavigation
を設定することができます。 android:reqHardKeyboard
- アプリでハードウェア キーボードが必要かどうか(必要な場合は "
true
"、不要な場合は "false
")。 android:reqKeyboardType
- アプリで必要なキーボードのタイプ(存在する場合)。この属性は、ハードウェア キーボードとソフトウェア キーボードを区別しません。特定のタイプのハードウェア キーボードが必要な場合は、この属性でタイプを指定します。また、
reqHardKeyboard
属性を "true
" に設定します。値には次のいずれかの文字列を指定する必要があります。
値 説明 " undefined
"アプリでキーボードが不要(キーボードの要件が定義されていない)。これがデフォルト値です。 " nokeys
"アプリでキーボードが不要。 " qwerty
"アプリで標準の QWERTY キーボードが必要。 " twelvekey
"ほとんどのスマートフォンに搭載されているような、 0
~9
の数字のキーと*
キーおよび#
キーから成る 12 キーのキーパッドがアプリで必要。 android:reqNavigation
- アプリで必要なナビゲーション デバイス(存在する場合)。値には次のいずれかの文字列を指定する必要があります。
値 説明 " undefined
"アプリでどのタイプのナビゲーション コントロールも不要(ナビゲーションの要件が定義されていない)。これがデフォルト値です。 " nonav
"アプリでナビゲーション コントロールが不要。 " dpad
"アプリでナビゲーション用の D-pad(十字キー)が必要。 " trackball
"アプリでナビゲーション用のトラックボールが必要。 " wheel
"アプリでナビゲーション ホイールが必要。 アプリでナビゲーション コントロールが必要なものの、その正確なタイプは重要でない場合は、この属性を設定する代わりに、
reqFiveWayNav
属性を "true
" に設定します。 android:reqTouchScreen
- アプリで必要なタッチスクリーンのタイプ(存在する場合)。値には次のいずれかの文字列を指定する必要があります。
値 説明 " undefined
"アプリでタッチスクリーンが不要(タッチスクリーンの要件が定義されていない)。これがデフォルト値です。 " notouch
"アプリでタッチスクリーンが不要。 " stylus
"アプリで、タッチペンを使って操作するタッチスクリーンが必要。 " finger
"アプリで、指を使って操作できるタッチスクリーンが必要。 注: アプリでなんらかのタップ入力が必要な場合は、
<uses-feature>
タグを使用して必要なタッチスクリーンのタイプ(基本的なタップスタイルのイベントの場合は"android.hardware.faketouch"
で始まります)を宣言する必要があります。
- 導入時の API レベル:
- API レベル 3
- 関連項目:
-
<activity>
要素のconfigChanges
属性
ConfigurationInfo