Android 向けアプリを開発するワークフローは、概念的には他のアプリ プラットフォームの場合と同じです。ただし、優れた設計の Android 向けアプリを効率的に構築するには、専門的なツールが必要です。以下のリストに、Android アプリを構築するプロセスの概要を示します。開発の各段階で使用する Android Studio のツールへのリンクも記載します。

- ワークスペースをセットアップする
この段階はおそらくすでに完了しています。Android Studio をインストールして、プロジェクトを作成します。
Android 開発の基礎がわかる Android Studio チュートリアルとして、初めてのアプリを作成するもご覧ください。
- アプリを作成する
いよいよ実際の作業に入ります。Android Studio はさまざまなツールと機能を備えており、作業の高速化、質の高いコードの記述、UI のデザイン、多様なデバイス向けのリソースの作成に役立ちます。 利用可能なツールと機能の詳細については、アプリの作成をご覧ください。
- ビルドして実行する
この段階では、プロジェクトをビルドしてデバッグ可能な APK パッケージを作成します。このパッケージをエミュレータまたは Android デバイスにインストールして実行します。 コードの実行方法については、アプリをビルドして実行するをご覧ください。
ビルドをカスタマイズすることもできます。たとえば、ビルド バリアントを作成して同じプロジェクトから異なる種類の APK を生成したり、コードとリソースを圧縮して APK ファイルのサイズを小さくしたりできます。ビルドをカスタマイズする手順については、ビルドを設定するをご覧ください。
- デバッグ、プロファイリング、テストを行う
これは反復的な段階です。引き続きアプリの作成作業を行いますが、バグの除去とアプリのパフォーマンスの最適化に重点を置きます。そのため、テストを作成しておくと便利です。
基本的なデバッグタスクの詳細については、アプリをデバッグするとログを書き込み、表示するをご覧ください。
メモリ使用量、ネットワーク トラフィック、CPU への影響など、さまざまなパフォーマンス指標を確認して分析するには、パフォーマンス プロファイリング ツールの説明をご覧ください。
テスト作成の概要については、アプリをテストするをご覧ください。
- 公開する
アプリをユーザーにリリースする準備が整った後も、アプリのバージョニングや鍵によるアプリの署名など、考慮すべき点がいくつか残っています。詳細については、アプリの公開をご覧ください。