Android Studio Chipmunk の新機能は次のとおりです。
Jetpack Compose を使用したアプリの作成のサポート
アニメーション プレビューによる animatedVisibility のサポート
Android Studio Chipmunk のアニメーション プレビューは、animatedVisibility
API をサポートしています。animatedVisibility
でアニメーション プレビューを使用するには、Compose バージョン 1.1.0 以降を使用します。アニメーション プレビューについて詳しくは、アニメーションをご覧ください。
ライブラリ モジュールからのプレビュー デプロイのサポート
プレビューを使用すると、アプリを実機で実行しなくても、Android Studio 内で UI を表示できます。Android Studio Chipmunk では、特定の @Preview
をライブラリ モジュールからエミュレータまたは実機にデプロイできます。詳細については、プレビューをデプロイするをご覧ください。
アプリのプロファイリングのサポート
Android 12 以降でのジャンクの検出
Android 12 以降を搭載したデバイスの場合、キャプチャしたトレースは CPU Profiler の [Display] ペインにある [Janky frames] トラックに表示されます。
ジャンクを検出する手順は次のとおりです。
- 開発用のエミュレータまたはデバイスからアプリを起動します。
Android Studio で、[View] > [Tool Windows] > [Profiler] を選択するか、ツールバーのプロファイル ボタン
をクリックします。
[Select Deployment Target] ダイアログが表示されたら、プロファイリング用にアプリをデプロイするデバイスを選択します。USB 経由でデバイスを接続しているにもかかわらずデバイスがリストに表示されない場合は、USB デバッグが有効になっているかを確認します。
[CPU] タイムラインの任意の場所をクリックして CPU Profiler を開きます。
[Display] の下に [Janky frames] トラックが表示されます。デフォルトでは、Profiler は調査対象の候補としてジャンクのあるフレームのみを表示します。ジャンクのあるフレーム内で赤くハイライト表示された部分は、レンダリング期限からの超過時間を表しています。
ジャンクのあるフレームが表示されたら、それをクリックします。M キーを押すと、選択したフレームを中心に表示倍率を調整できます。メインスレッド内の関連するイベントがハイライト表示されます(この例では、RenderThread と GPU complete)。
[All Frames]、[Lifecycle] のチェックボックスをオンにすることで、それぞれ、すべてのフレーム、レンダリング時間の内訳を表示できます。
詳しくは、UI ジャンクの検出をご覧ください。
パッチリリース
Android Studio Chipmunk のパッチリリースを以下に示します。
Android Studio Chipmunk | 2021.2.1 パッチ 2(2022 年 8 月)
このマイナー アップデートには、次のアップデートとバグの修正が含まれています。
Android プラットフォーム サポート
Android Studio Chipmunk パッチ 2 と Android Gradle 7.2.2 では、compileSdk=33
を設定して Android 13 API に対してコンパイルできます。サポートされる上限の最小 SDK バージョンは 32 です。minSdk = 33
は、Android Gradle プラグイン 7.3.0-beta05 までサポートされていません。
修正された問題 | ||||||||
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C++ デバッガ |
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デザインツール |
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Dexer(D8) |
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Gradle |
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インポート / 同期 |
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圧縮ツール(R8) |
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Android Studio Chipmunk | 2021.2.1 パッチ 1(2022 年 5 月)
このマイナー アップデートには、次のバグ修正が含まれています。
修正された問題 | |||
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Dexer(D8) |
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IntelliJ |
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実行 |
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圧縮ツール(R8) |
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