Android Studio v1.5.0(2015 年 11 月)
修正と機能強化:
- Android Monitor に、新しい Memory Monitor 分析機能が追加されました。このモニターから取得した HPROF ファイルを表示すると、表示内容が明確になり、メモリリークなどの問題を迅速に特定できるようになりました。このモニターを使用するには、メイン ウィンドウの下部にある [Android Monitor] をクリックします。[Android Monitor] で、[Memory] タブをクリックします。モニターの実行中に、[Dump Java Heap] アイコンをクリックして、メイン ウィンドウの [Captures] をクリックし、表示するファイルをダブルクリックします。右側にある [Capture Analysis] をクリックします(Android Device Monitor と Android Monitor を同時に実行することはできません)。
- 新しいディープリンクとアプリリンクのサポートが追加されました。コードエディタにより、
AndroidManifest.xml
ファイル内にディープリンク用のインテント フィルタを自動的に作成できます。また、Java ファイルのアクティビティ内で、App Indexing API との統合に役立つコードを生成できます。ディープリンク テスト機能は、指定したディープリンクでアプリを起動できるかどうかを検証するのに役立ちます。ディープリンク起動オプションは、[Run/Debug Configurations] ダイアログの [General] タブで指定できます。また、Android Monitor の [logcat] 表示を使用して、アクティビティ内の App Indexing API 呼び出しをテストすることもできます。Androidlint
ツールには、ディープリンクと App Indexing API に関連する特定の問題に対する警告が追加されています。 - コードエディタでカスタムビューをコード補完する際に短縮名を使用する機能が追加されました。
- 下位互換性を維持するため、Vector Asset Studio に多数の
VectorDrawable
要素のサポートが追加されました。Vector Asset Studio は、それらの要素を使用してベクター型ドローアブルを PNG ラスター画像に変換し、Android 4.4(API レベル 20)以下で使用できるようにします。 - Android TV と Android Auto 用の新しい
lint
チェックが追加されました。Android Studio で、いくつかのクイック フィックスとともに実用的なフィードバックをすぐに入手できます。たとえば、Android TV では、アクセス許可、サポート対象外のハードウェア、uses-feature
要素、バナーの欠落に関する問題がレポートされ、クイック フィックスが提供されます。Android Auto では、AndroidManifest.xml
ファイルから参照される記述子ファイル内の使用法が適切かどうかが検証され、MediaBrowserService
クラスのインテント フィルタがない場合はレポートされ、特定の音声操作に関する問題が特定されます。 - 非セキュアなブロードキャスト レシーバ、
SSLCertificateSocketFactory
およびHostnameVerifier
クラスの使用、File.setReadable()
およびFile.setWritable()
呼び出しに対する新しいlint
チェックが追加されました。また、特に構成によって異なるリソースについては、無効なマニフェスト リソース検索も検出されます。 - 安定性に関するいくつかの問題が修正されました。