セマンティクス

Compose の UI テストでは、セマンティクスを使用して UI 階層を操作します。セマンティクスは、その名のとおり、UI の一部に意味を与えます。ここでは 「UI の一部」(要素)は、単一のコンポーザブルから クリックします。セマンティクス ツリーは、UI 階層に沿って生成され、 階層を表します。

セマンティクス全般について詳しくは、Compose のセマンティクスをご覧ください。

典型的な UI レイアウトと、対応するセマンティクス ツリーにレイアウトがどのようにマッピングされるかを示す図

図 1. 典型的な UI 階層とそのセマンティクス ツリー。

セマンティクス フレームワークは主にユーザー補助機能で使用されるため、テストでは、セマンティクスが UI 階層について公開する情報を利用します。公開する内容と公開範囲はデベロッパーが決定します。

画像とテキストを含むボタン

図 2. アイコンとテキストを含む一般的なボタン。

たとえば、アイコンとテキスト要素で構成されるこのようなボタンの場合、デフォルトのセマンティクス ツリーには「Like」というテキストラベルしか含まれません。これは、一部のコンポーザブル(Text など)がすでにセマンティクス ツリーに一部のプロパティを公開しているためです。セマンティクス ツリーにプロパティを追加するには、 Modifier

MyButton(
    modifier = Modifier.semantics { contentDescription = "Add to favorites" }
)

参考情報