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Google Play の対象 API レベルの要件を満たす

APK をアップロードする際は、Google Play の対象 API レベルの要件を満たしていることが必要です。

  • 新しいアプリは、Android 9.0(API レベル 28)以上を対象とする必要があります
  • 2019 年 11 月 1 日以降、アプリのアップデートは Android 9.0 以上を対象とする必要があります。この日付まで、アプリのアップデートは Android 8.0(API レベル 26)以上を対象とする必要があります

新しい Android バージョンが登場するたびに、セキュリティとパフォーマンスが大幅に改善され、Android 全体のユーザー エクスペリエンスが向上します。このような変更の一部は、targetSdkVersion マニフェスト属性(別名、対象 API レベル)を通じて、明示的にサポートを宣言しているアプリに限り適用されます。

最新の API レベルを対象にするようアプリを設定することで、ユーザーに機能改善のメリットを提供しつつ、古い Android バージョン上でもアプリを動作させることができます。また、最新の API レベルをアプリの対象に設定することで、プラットフォームの最新機能を活用して、魅力的なユーザー エクスペリエンスを提供することもできます。さらに、Android 10(API レベル 29)では、アプリが Android 5.1(API レベル 22)以下を対象としている場合、アプリの初回起動時に、ユーザーに警告が表示されます。

このドキュメントでは、Google Play の要件を満たすために対象 API レベルを更新する際に知っておくべき重要なポイントに焦点を当てています。アプリの現在の API レベルをクリックして、詳細を確認してください。

注: Gradle ファイルにマニフェスト エントリが含まれている場合は、アプリの Gradle ファイル内で targetSdkVersion の現在の値を確認または変更できます(ビルドを設定するの説明をご覧ください)。また、マニフェスト ファイル内の android:targetSdkVersion 属性も使用できます(<uses-sdk> マニフェスト要素のドキュメントをご覧ください)。

Android 5.0(API レベル 21)よりも前

以下に示す各リリースの動作の変更点に関するページをそれぞれ参照して、各リリースで導入された変更点に対応するようにアプリを設定してください。

次のセクションの手順に沿って、設定を続行します。

Android 6.0(API レベル 23)よりも前

Android 6.0 以上のプラットフォーム バージョンを対象とするアプリの場合、以下の項目について検討します。

  • ランタイム権限

    • 危険な権限が付与されるのは、実行時に限られます。UI フロー内に、このような権限を付与する機能を用意する必要があります。

    • 可能であれば、権限リクエストを拒否された場合にアプリが対応できるように準備しておく必要があります。たとえば、デバイスの GPS にアクセスするリクエストをユーザーが拒否した場合、アプリが別の方法で処理を進められるようにします。

Android 6.0(API レベル 23)で導入された変更の詳細なリストについては、対象プラットフォーム バージョンの動作の変更点に関するページをご覧ください。

次のセクションの手順に沿って、設定を続行します。

Android 7.0(API レベル 24)よりも前

Android 7.0 以上のプラットフォーム バージョンを対象とするアプリの場合、以下の項目について検討します。

  • Doze とアプリ スタンバイ

    Doze とアプリ スタンバイ用に最適化するで説明されている動作に合わせて設計する必要があります。これにより、複数のプラットフォーム リリースで順次導入された変更に対応できます。

    デバイスが Doze モードまたはアプリ スタンバイ モードに入ると、システムは次のように動作します。

    • ネットワーク アクセスを制限する。
    • アラーム、同期、ジョブを延期する。
    • GPS と Wi-Fi スキャンを制限する。
    • 優先度が標準の Firebase Cloud Messaging メッセージを制限する。
  • 権限の変更

    • アプリのプライベート ディレクトリへのアクセスは制限されます。
    • アプリの外部で file:// URI を公開すると、FileUriExposedException がトリガーされます。アプリの外部でファイルを共有する必要がある場合は、FileProvider を実装してください。
  • 非 NDK ライブラリへのリンクは禁止されます。

Android 7.0(API レベル 24)で導入された変更の詳細なリストについては、対象プラットフォーム バージョンの動作の変更点に関するページをご覧ください。

次のセクションの手順に沿って、設定を続行します。

Android 8.0(API レベル 26)よりも前

Android 8.0 以上のプラットフォーム バージョンを対象とするアプリの場合、以下の項目について検討します。

  • バックグラウンドでの実行の制限
    • フォアグラウンドで動作していないアプリのサービスは制限されます。
    • 非明示的ブロードキャスト
      • 非明示的ブロードキャストは制限されます。バックグラウンド イベントの処理については、JobScheduler API のドキュメントをご覧ください。
    • バックグラウンドでの位置情報の制限
      • バックグラウンドで実行されるアプリは、位置情報へのアクセスが制限されます。

  • 通知チャネル
    • チャネルごとに通知割り込みプロパティを定義する必要があります。
    • 通知を表示するには、チャネルに通知を割り当てる必要があります。
    • このバージョンのプラットフォームでは、NotificationCompat.Builder がサポートされています。
  • プライバシー
    • ANDROID_ID は、各アプリ署名鍵を対象範囲とします。

Android 8.0(API レベル 26)で導入された変更点の一覧については、対象プラットフォーム バージョンの動作の変更点に関するページをご覧ください。

次のセクションの手順に沿って、設定を続行します。

Android 9.0(API レベル 28)よりも前

Android 9.0(API レベル 28)で導入された変更点の一覧については、動作の変更点に関するページをご覧ください。

アプリをモダナイズする

アプリの対象 API レベルを更新するにあたり、最新のプラットフォーム機能を採用してアプリをモダナイズし、ユーザー エクスペリエンスを高めることを検討してください。

  • Google Cloud Messaging(GCM)から Firebase Cloud Messaging の最新版にアプリを移行します。
  • 高度なウィンドウ管理機能を活用します。
  • 最新のカメラサポートを使用します。
    • Camera2 API を使用して、カメラを最大限に活用します。
    • Pixel 2 デバイスで HDR+ 処理を高速化するには、Pixel Visual Core を有効にします。

SDK とライブラリを確認して更新する

サードパーティ SDK の依存関係が API 26 に対応していることを確認します。SDK プロバイダによっては、依存関係をマニフェスト内公開しています。公開されていない場合は、さらに調べて確認します。API 26 をサポートしていない SDK を使用する場合は、最優先事項として、SDK プロバイダと協力してこの問題を解決してください。

また、アプリまたはゲームの targetSdkVersion によっては、Android プラットフォームのプライベート ライブラリへのアクセスが制限されることがあります。詳しくは、プラットフォーム ライブラリにリンクした NDK アプリをご覧ください。

また、使用している Android Support Library のバージョンに制限があるかどうか確認する必要があります。通常のように、Android Support Library のメジャー バージョンとアプリの compileSdkVersion との互換性を確保する必要があります。

Support Library のメジャー バージョン以下の targetSdkVersion を選択することをおすすめします。最新の互換性機能とバグ修正を利用するために、互換性のある最新の Support Library にアップデートすることをおすすめします。

アプリをテストする

アプリの API レベルと機能を適切に更新したら、主要なユースケースをいくつかテストする必要があります。以下の推奨事項ですべてが網羅されるわけではありませんが、テストプロセスのガイドとしてご覧ください。次のようなテストをおすすめします。

  • エラーや警告なしにアプリを API 26 にコンパイルできるかどうか。
  • ユーザーが権限リクエストを拒否した場合にアプリが対応できるかどうか。ユーザーに権限の許可を求めるプロンプトが表示されるかどうか。手順は次のとおりです。
    • アプリの [アプリ情報] 画面に移動し、各権限を無効にします。
    • アプリを開いて、クラッシュしないことを確認します。
    • 主要なユースケースをテストして、必要な権限について再度プロンプトが表示されるかどうかを確認します。

  • エラーなく想定どおりの結果で Doze を処理できるかどうか。
    • adb を使用して、アプリの実行中にテストデバイスを Doze モードにします。
      • Firebase Cloud Messaging メッセージをトリガーするユースケースをテストします。
      • アラームやジョブを使用するユースケースをテストします。
      • バックグラウンド サービスに対する依存関係を排除します。
    • アプリをアプリ スタンバイ モードに設定します。
      • Firebase Cloud Messaging メッセージをトリガーするユースケースをテストします。
      • アラームを使用するユースケースをテストします。

  • 撮影中の新しい写真 / 動画を処理できるかどうか。
  • 他のアプリとのファイルの共有を処理できるかどうか。
    • ファイルデータを他のアプリと共有するユースケースをテストします(同じデベロッパーの別アプリでもテストします)。
    • 他のアプリ内でコンテンツを表示できるか、表示したときにクラッシュしないかどうかをテストします。

追加情報

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