Delight Room のアラームアプリ Alarmy では、あらかじめ選択したアクティビティ(写真を撮る、計算などの問題を解く、スマートフォンを振るなど)をユーザーが行った場合にのみ、アラームをオフにできます。
Delight Room のプロダクト デザイナーは、Google Play アカデミーのリリース前レポート、ストアの掲載情報、ユーザー獲得レポート、クローズド テストの設定に関するコースを修了し、Google Play Console がアプリの UX や UI の問題を見つけて改善するための効果的なツールであることを学びました。また、新しい定期購入プロダクトをリリースする前に、Play Console の機能を最大限に活用してビジネスを成長させたいと考えていました。
Delight Room の取り組み
設計上の問題の特定
Play Console でリリース前レポートを確認することで、ユーザー補助機能の問題を言語やデバイス別に把握するとともに、タップ ターゲットのサイズと低コントラストの問題を簡単に特定して改善することができました。さらに、ユーザー レビューをトピックでフィルタし、問題を効率的に分析しました。
プロダクトの最適化
常に A/B テストを実施して、ユーザーがどの機能を必要とし、どのプロダクト画像に反応しているかを調べました。また、ユーザー獲得レポートを使用して、テスト用のストアの掲載情報を適用する国の優先度を設定し、国ごとにストアの掲載情報を調整しました。その結果、国あたりの新規ユーザーの流入が最大化されました。
新しいプロダクトのリリース
チームはクローズド ベータ版テスト(CBT)を使用して、新しい定期購入プロダクトのユーザビリティ テスト、市場適合性の確認、品質チェックを実施しました。既存のユーザーから約 300 人のクローズド ベータ版テスターを募集し、テスト期間中 100 人以上のアクティブ ユーザーを維持できました。これは通常のプロダクトのバージョン アップデート用のオープンベータ版テスト(OBT)とは別に実施したため、プロダクトのすべての機能をリリース前にテストすることができました。
結果
Delight Room によると、米国のストアの掲載情報への訪問者(オーガニック ユーザー)は、テスト期間中に 91% 増加しました。さらに、ストアの掲載情報におけるインストールのコンバージョン率が 26% 増加しました。
Delight Room のプロダクト デザイナーである Sona Jang 氏は次のように述べています。「デザイナーとしてできることは、ビジュアル デザインを開発すること以外にないと考えていました。しかし、Play アカデミーのウェブサイトで学んだように、A/B テストを実施したり、ユーザーからのフィードバックを調べたりすることで、プロダクトやユーザーをより深く理解できることがわかりました。特にクローズド テストやリリース前レポートは、小規模なものであっても新しい分析情報や成果をもたらしてくれたため、デザイナーとして大きく成長するきっかけとなりました。」
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