セットアップ

このドキュメントでは、以下を行う方法について説明しています。

  • NDK を取得してインストールします。
  • システムと Eclipse を設定し、Android 開発ツール(ADT)を使用します。
  • 単純なサンプルを使用して、すべてが想定どおりに動作していることを確認します。

このドキュメントでは、Java ベースの Android 開発に精通していることを前提としています。Android 開発の詳細については、Android デベロッパー サイトを参照してください。

インストール

NDK をインストールして設定するには、次のステップを実行します。

  1. Android SDK を取得してインストールします。
  2. NDK をダウンロードします。開発プラットフォームに合った適切なバージョンをダウンロードしてください。 解凍したディレクトリはローカル ドライブのどこにでも配置できます。
  3. NDK が含まれるディレクトリの場所を指定して PATH 環境変数をアップデートします。

Eclipse の設定

アプリをビルドするときに NDK を使用するには、Eclipse が NDK の場所を認識している必要があります。NDK の場所を設定するには、次のステップを実行します。

  1. Android SDK の一部としてインストールされている Eclipse を起動します。
  2. [Window] > [Preferences] を開きます。
  3. [Preferences] ウィンドウの左側にあるペインで、[Android] を選択します。[Android] セクションが展開され、いくつかのサブセクションが表示されます。
  4. [NDK] を選択します。[Preferences] ウィンドウの右側にあるペインで、NDK が含まれているディレクトリを選択します。
  5. [OK] をクリックして、[Package Explorer] の表示に戻ります。

確認

Eclipse

NDK をインストールして適切にセットアップしていること、および Eclipse を適切に設定していることを確認するには、次のステップを実行します。

  1. 他の Android プロジェクトの場合と同じように、<ndk>/samples/ から hello-jni サンプルをインポートします。
  2. [Project Explorer] ペインで、プロジェクト名(HelloJni)を右クリックします。コンテキスト メニューが表示されます。
  3. コンテキスト メニューから [Android Tools] > [Add Native Support] を選択します。[Add Android Native Support] ウィンドウが表示されます。
  4. デフォルトのライブラリ名(「hello-jni」)を受け入れ、[Finish] をクリックします。
  5. アプリをビルドして実行します。

コマンドライン

コマンドラインからビルドするには、次のステップを実行します。

  1. プロジェクトのルート ディレクトリに移動します。
  2. ndk-build を実行して、アプリのネイティブ コンポーネントをビルドします。これを行うには、コマンド プロンプトで「ndk-build」と入力します。
  3. Java で記述される通常の Android アプリの場合と同じように、プロジェクトをビルドしてインストールします。詳細については、ビルドと実行およびコマンドラインからのビルドと実行を参照してください。

NDK を正常にインストールして設定すると、対象端末の画面は図 1 のように表示されます。

出力:Hello from JNI!

図 1 起動に成功した後の対象端末の画面。