Android 12 API でアプリを開発して Android 12 の動作変更でテストするには、Android 12 SDK のセットアップが必要です。このページの手順に沿って Android Studio で Android 12 SDK をセットアップし、Android 12 でアプリをビルドして実行します。
Android Studio を入手する
Android 12 SDK には、古いバージョンの Android Studio と互換性のない変更が含まれています。Android 12 SDK の開発エクスペリエンスを最適化するには、Android Studio Arctic Fox | 2020.3.1 以上を使用してください。
SDK をインストールする
Android Studio で次の手順を実施することにより、Android 12 SDK をインストールできます。
- [Tools] > [SDK Manager] をクリックし、[Show Package Details] をクリックします。
- [SDK Platforms] タブで [Android 12.0 ("S")] セクションを開き、[Android SDK Platform 31] パッケージを選択します。
- [SDK Tools] タブで、[Android SDK Build-Tools 34] セクションを開き、最新の
31.x.x
バージョンを選択します。 - [適用] > [OK] をクリックして、選択したパッケージをダウンロードしてインストールします。
アプリのビルド構成を更新する
Android 12 の API にアクセスして Android 12 に対するアプリの互換性をテストするには、モジュール レベルの build.gradle
または build.gradle.kts
ファイルを開き、次のように compileSdkVersion
と targetSdkVersion
を Android 12 の値で更新します。
Groovy
android { compileSdkVersion 31 defaultConfig { targetSdkVersion 31 } }
Kotlin
android { compileSdkVersion(31) defaultConfig { targetSdkVersion(31) } }
アプリに影響する可能性がある変更と、そのような変更をアプリでテストする方法については、以下のトピックをご覧ください。
Android 12 で利用できる新しい API と機能について詳しくは、Android 12 の機能をご覧ください。