avdmanager

avdmanager は、コマンドラインから Android Virtual Device(AVD)を作成して管理できるようにするコマンドライン ツールです。 AVD を使用すると、Android Emulator でシミュレートする必要のある Android ハンドセット、Wear OS 時計、Android TV 端末の特性を定義できます。

Android Studio を使用している場合は、このツールを使用する必要がなく、代わりに IDE から AVD を作成して管理できます

avdmanager ツールは Android SDK ツール パッケージ(25.3.0 以降)で提供され、android_sdk/tools/bin/ に配置されます。

構文

avdmanager [global options] command [command options]

グローバル オプション

グローバル オプション 説明
-s マナーモード: エラーのみが出力されます。
-h 使用方法。
-v Verbose モード: エラー、警告、情報メッセージが出力されます。

コマンドとコマンド オプション

コマンドとオプション 説明
create avd -n name -k "sdk_id" [-c {path|size}] [-f] [-p path]

新しい AVD を作成します。 AVD の name を指定し、クォーテーション マークで囲った sdk_id を使用して、AVD に使用する SDK パッケージの ID を指定します。 たとえば、次のコマンドは、API レベル 25 の x86 システム イメージを使用して、test という名前の AVD を作成します。

avdmanager create avd -n test -k "system-images;android-25;google_apis;x86"
他のオプションの使用方法は次のとおりです。
  • -c {path|size}: この AVD の SD カードイメージへのパスまたはこの AVD 用に作成する新しい SD カードイメージの K または M で指定されたサイズ(KB または MB)。 例: -c path/to/sdcard/ または -c 1000M
  • -f: AVD の強制作成。 既存の AVD を同じ名前の新しい AVD で上書きする必要がある場合、このオプションを使用します。
  • -p path: この AVD のファイルのディレクトリが作成される場所へのパス。 パスを指定しない場合、AVD は ~/.android/avd/ に作成されます。
delete avd -n name AVD を削除します。 name で AVD を指定する必要があります。
move avd -n name [-p path] [-r new-name] AVD の移動や名前の変更を行います。 name で AVD を指定する必要があります。 他のオプションの使用方法は次のとおりです。
  • -p path: この AVD のファイルの移動先ディレクトリを作成する場所への絶対パス。 この引数を含めないと、AVD は移動されません。 配置済みの AVD の名前を変更する場合は、この引数を含めないようにすることもできます。
  • -r new-name: AVD の名前を変更する場合の新しい名前。
list [target|device|avd] [-c] 利用可能なすべてのターゲット、端末定義、または AVD をリストします。 avdmanager では、targetdevice、または avd を指定しない場合、これらの 3 つすべてがリストされます。 -c 引数を含めると、スクリプトに適したコンパクトな出力が得られます。 3 つのオプションすべてを一緒にリストする場合、-c 引数は利用できません。