Camera2 と CameraX は、ベンダーが Android デバイスに実装している次の拡張機能にアプリからアクセスできる Extensions API を提供します。
- Auto: 現在のシーンの背景に応じて拡張機能モードを調整します。これは、ベンダー ライブラリの実装によって異なります。たとえば、暗いシナリオでは、写真を撮影するために [夜間] に切り替わります。ポートレート写真の場合は、顔写真加工またはボケを自動適用します。
- ボケ: 前景の被写体をシャープに、背景をぼかします。 通常は、背景が柔らかくフォーカスが合っていない人物のポートレート写真を撮影するために使用します。
- 顔写真加工: 肌の質感や目元の色合いなどを補正します。
- HDR（ハイ ダイナミック レンジ）: 露出範囲を広げ、より鮮やかな写真を実現します。HDR モードでは、カメラでさまざまな露出値で複数の写真を撮影し、1 枚に結合します。
- 夜間: 暗い場所で写真を明るくします。カメラは、さまざまな露出値の複数の写真を撮影し、1 つに統合します。この処理には数秒かかることがあります。カメラが写真を撮影している間、ユーザーはスマートフォンを動かさないでください。
Camera2 と CameraX 拡張機能 API は、多くのサポート対象デバイスで利用可能な同じ拡張機能セットを公開しています。
サポートされているデバイス
すべてのデバイスが拡張機能をサポートしているわけではありません。また、デバイスで拡張機能がサポートされている場合でも、すべての拡張機能がサポートされているわけではありません。
拡張機能をサポートする既知のデバイスの一覧については、サポートされているデバイスをご覧ください。デバイスで拡張機能を使用できるかどうかを確認するには、Camera2 Extensions API と CameraX Extensions API のドキュメントをご覧ください。
次のステップ
アプリでカメラ拡張機能を有効にする方法については、以下をご覧ください。