Android 16 API でアプリを開発して Android 16 の動作変更でテストするには、Android 16 SDK のセットアップが必要です。このページの手順に沿って Android Studio で Android 16 SDK をセットアップし、Android 16 でアプリをビルドして実行します。
Android Studio を入手する
Android 16 SDK には、古いバージョンの Android Studio と互換性のない変更が含まれています。Android 16 SDK の開発エクスペリエンスを最適化するには、Android Studio の最新のプレビュー版を使用してください。なお、Android Studio は複数のバージョンを一緒にインストールできるので、Android Studio の既存のバージョンをインストールしたままにしておくことができます。
Android Studio を入手するSDK をインストールする
Android Studio で次の手順を実施することにより、Android 16 SDK をインストールできます。
- [Tools] > [SDK Manager] をクリックします。
- [SDK Platforms] タブで [Android Baklava Preview] セクションを開き、[Android SDK Platform Baklava] パッケージを選択します。
- [SDK Tools] タブで、[Android SDK Build-Tools 36] セクションを開き、最新の
36.x.x
バージョンを選択します。これらのラベルには rc1 や rc2 などの接尾辞が付いていることがあります。 - [OK] をクリックすると、SDK がインストールされます。
アプリのビルド構成を更新する
Android 16 の API にアクセスして Android 16 とアプリの互換性をテストするには、モジュール レベルの build.gradle
または build.gradle.kts
ファイルを開き、Android 16 を表す値でそれらを更新します。値の形式は、使用している Android Gradle プラグイン(AGP)のバージョンによって異なります。
AGP 7.0.0 以上
AGP 7.0.0 以上を使用している場合は、Android 16 を表す次の値でアプリの build.gradle
または build.gradle.kts
ファイルを更新します。
Groovy
android { compileSdkPreview "Baklava" ... defaultConfig { targetSdkPreview "Baklava" } }
Kotlin
android { compileSdkPreview = "Baklava" ... defaultConfig { targetSdkPreview = "Baklava" } }
AGP 4.2.0 以下
AGP 4.2.0 以下を使用している場合は、Android 16 を表す次の値でアプリの build.gradle
または build.gradle.kts
ファイルを更新します。
Groovy
android { compileSdkVersion "android-Baklava" ... defaultConfig { targetSdkVersion "android-Baklava" } }
Kotlin
android { compileSdkVersion = "android-Baklava" ... defaultConfig { targetSdkVersion = "android-Baklava" } }