スマートウォッチ アプリのユーザー インターフェースは、スマートフォン アプリのユーザー インターフェースとは大きく異なります。スマートウォッチ アプリでは、Wear OS by Google のデザインサイトのガイドラインに沿って、そのサイトに記載されている UI パターンを実装する必要があります。これにより、以下を実現できます。
- アプリ間の一貫したユーザー エクスペリエンス
- スマートウォッチ向けに最適化されたエクスペリエンス
このレッスンでは、スマートウォッチ アプリ向けのカスタム通知など、魅力的なカスタム UI を作成する方法を紹介します。
注: Wear OS アプリの開発には Android Studio を使用することをおすすめします。Android Studio では、プロジェクトのセットアップ、ライブラリのインクルード、パッケージングを容易に行うことができます。このトレーニングは、Android Studio を使用することを前提としています。
Android SDK の Google リポジトリに含まれているウェアラブル サポート ライブラリには、UI パターンを実装し、円形と正方形の Wear OS デバイスで動作するレイアウトを作成するためのクラスが用意されています。
Wear サポート ライブラリの以下のクラスは、Wear 2.0 でサポートが終了しました。
- ActionChooserView: 代わりに AlertDialog クラスを使用してください。
- CrossfadeDrawable: 代わりに AnimationSet クラスを使用してください。
- DismissOverlayView: 長押しによるアプリの終了は、没入型アクティビティ(Google マップなど)では推奨されなくなりました。
- GridViewPager: 縦方向のページング パターンを実装する場合は、代わりに PagerSnapHelperと RecyclerView を使用することを検討してください。
- ProgressSpinner: 代わりに ProgressBar クラスを使用してください。
- WatchViewStub および WearableFrameLayout: リソースの指定ガイドで説明されているように、特定のデバイス構成に対して代替リソースを指定してください。
- WearableListView: 代わりに以下のクラスを使用してください。
- リストアイテムの中央揃えとスナップを行う場合は、
SnapHelper
クラスまたはLinearSnapHelper
クラスでサポートされているWearableRecyclerView
クラスを使用します。 - 画面上の位置に基づいてリストアイテムの拡大縮小または他の変更を行う場合は、
WearableLinearLayoutManager.LayoutCallback
クラスを使用します。
- リストアイテムの中央揃えとスナップを行う場合は、
- レイアウトを定義する
- 円形と正方形の Wear OS デバイスで見栄えのするレイアウトを作成する方法について説明します。
- リストを作成する
- ウェアラブル デバイス向けに最適化されたリストを作成する方法について説明します。
- 確認を表示する
- ユーザーが操作を完了したときに確認アニメーションを表示する方法について説明します。
- 全画面表示のアクティビティを終了する
- 長押しで終了する UI パターンを実装し、全画面表示のアクティビティを終了する方法について説明します。
- Wear UI ライブラリを使用する
- ユーザー インターフェースで Wear UI ライブラリを使用する方法について説明します。
- Wear のナビゲーションとアクション
- インタラクティブなドロワーを Wear アプリに追加する方法について説明します。
- 多機能ボタン
- デバイスで利用可能な多機能ボタンを取得する方法について説明します。
- ロータリー入力
- アプリのスクロール可能なビューにロータリー入力のサポートを追加する方法について説明します。
- インプット メソッド エディタを作成する
- 音声以外の入力方法をサポートする方法について説明します。
- 手首の操作を使用する
- ユーザーが手首の動きで操作できるようにする方法について説明します。