モーション シーケンスにおけるビューの位置と属性を指定します。デフォルトでは、モーションは初期状態から終了状態に遷移します。<KeyFrameSet>
を使用すると、より複雑なモーションを作成できます。
<KeyFrameSet>
には、<KeyPosition>
ノードまたは <KeyAttribute>
ノードが含まれます。これらのノードは、モーション内の特定のポイントにおけるターゲット ビューの位置または属性を指定します。MotionLayout
は、始点から各中間点、最終デスティネーションまで、ビューをスムーズにアニメーション化します。
モーション シーケンスの初期状態では、ビューの左下隅に不透明なボールがあり、最終的な状態では、右上隅のボールが透明であるとします。デフォルトでは、MotionLayout
はボールを対角線上で滑らかに移動させ、目的地に到達して消えるまで徐々に透明になります。<KeyFrameSet>
を使用すると、この動作を変更できます。
たとえば、完全に不透明な状態でボールを左上隅まで垂直方向に移動させ、次にフェードアウトしながら右上隅まで水平に移動できます。これを行うには、<KeyFrameSet>
を作成し、その内部に <KeyPosition>
と <KeyAttribute>
を追加します。<KeyPosition>
はボールの中間位置を指定し、<KeyAttribute>
は動きの中間点でボールが不透明のままであることを指定します。
構文
<KeyFrameSet> [ <KeyPosition/>... ] [ <KeyAttribute/>...] </KeyFrameSet>
親要素
含まれるコンテンツ
<KeyPosition>
- モーション シーケンスの特定の時点におけるビューの位置を指定します。
<KeyAttribute>
- モーション シーケンスの特定の時点におけるビュー属性を指定します。