Android SDK Platform-Tools は Android SDK のコンポーネントです。
Android プラットフォームとインターフェースするツール(主に adb
と fastboot
)が含まれます。
Android アプリの開発には adb
が必要ですが、アプリ デベロッパーは通常、Studio がインストールするコピーのみを使用します。このダウンロードは、Studio をインストールせずに、コマンドラインから直接 adb
を使用する場合に便利です
(Studio をすでにインストールしている場合は、Studio がそのコピーを自動的に更新するので、インストール済みのそのコピーを使用することもできます)。デバイスのブートローダーのロックを解除し、新しいシステム イメージを書き込む場合は、fastboot
が必要です。このパッケージには以前 systrace
が含まれていましたが、非推奨となり、Studio Profiler、gpuinspector.dev、Perfetto に置き換えられました。
adb
と fastboot
の新機能の中には、Android の最近のバージョンでしか使用できないものもありますが、下位互換性があるため、最新バージョンの SDK Platform-Tools があれば十分です。例外が見つかった場合は、バグを報告してください。
ダウンロード
Android デベロッパーは、最新の SDK Platform-Tools を Android Studio の SDK Manager から、または sdkmanager
コマンドライン ツールから取得する必要があります。これにより、SDK Platform-Tools が他の Android SDK ツールとともに適切な場所に保存され、更新が容易になります。
ただし、以下のコマンドライン ツールが必要な場合は、以下のリンクをご使用ください。
これらのリンク自体は変更されませんが、リンク先の内容は常に最新バージョンのツールになります。
改訂
35.0.2(2024 年 7 月)
- adb
- 不完全なクエリでサーバーが停止する、openscreen mDNS バックエンドのバグ(問題 #294120933)を修正。
- macOS で openscreen mDNS バックエンドを動作可能に
- すべてのプラットフォームで openscreen mDNS バックエンドをデフォルトにする。
- 診断目的で USB SuperSpeed+(現在の速度とネゴシエートされた速度)を検出するサポート。
- 正常なシャットダウン: シャットダウン時にすべての USB インターフェースを解放します(すべての OS)。
35.0.1(2024 年 3 月)
- adb
- libusb 1.0.27 に切り替える
35.0.0(2024 年 2 月)
- adb
- Linux でデフォルトとして libusb に切り替える(問題 #270205252)。
- USB のないホストでの adb の起動を修正。
- USB デバイスが長さがゼロの記述子を誤って報告したことが原因で発生する adb のハング(issue #302212871)を修正しました。
- デバイスの接続解除時の
adb shell
の戻りコードを修正 (問題 #321787891)。
- fastboot
- 受信パケットキューの最大サイズを制限します。
- 以前はダウンロード速度が 120 MB/秒程度に制限されていたボトルネックを解消しました。fastboot は SuperSpeed+ バスを飽和させ、デバイスに応じて最大 980 MB/秒の速度を実現できるようになりました。
34.0.5(2023 年 10 月)
- adb
- 問題 #270205252 に対処するため、adb のデフォルトが macOS で libusb になりました。
- 以前は、ワイヤレス ペア設定に失敗した場合、adb は成功コードで応答していました。失敗コード(1)とユーザー向けエラー(
error: protocol fault (couldn't read status message...)
)を返すことで、この問題を解決しました。echo $?
は1
を報告するようになりました。 adb wait-for-disconnect
が USB 以外のデバッグ(ワイヤレス デバッグ)で動作するようになりました。- adb を介した ChromeOS の将来のサポートのために、新しい DbC インターフェースを追加しました。
- fastboot
- Google Pixel 3 デバイスの flashall を修正しました。
34.0.4(2023 年 7 月)
- adb
- adb が adb ホスト サーバーをフォークするときに
-a (gListenAll)
を伝播(以前は、このフラグはadb -a server nodaemon
でのみ機能していました) - ルート化とルート解除の高速化
Flag(env) guarding clear endpoint (device) feature for OSX usb start.
を再ビルド(問題 #270205252)。
- adb が adb ホスト サーバーをフォークするときに
- fastboot
- Mac: 無効な IO イテレータでの再試行を削除(LIBUSB_TRANSFER_CANCELLED でエラーをフラッシュ)
- Windows: 「flashall」の使用時に「スパース ファイルが大きすぎるか無効です」を修正
- すべてのプラットフォーム: 「update」の使用時に「ANDROID_PRODUCT_OUT が設定されていません」を修正
34.0.1(2023 年 3 月)
- adb
- macOS: adb インストールのハングに伴う、「不安定な接続(MacBook の高速ケーブル)」の解決策を元に戻しました(問題 #270205252)。
- fastboot
- Windows: Platform Tools 34.0.0 で導入された「mke2fs: ファイルシステム サイズの特定時にデバイス名が不正または正しくない」というエラーを修正しました(問題 #271039230)。
34.0.0 RC2(2023 年 3 月)
- Android 14 デベロッパー プレビュー 2 のリリースで更新しました(adb と fastboot の更新はありません)。
34.0.0(2023 年 2 月)
- adb
- macOS の長さゼロのパケット送信を修正しました(Issue Tracker: 208675141)。
- 不安定な接続(MacBook の高速ケーブル)に対処しました: adb の切断が頻繁に発生していました。
- 引数が不十分な場合の adb push のエラー メッセージを改善しました。
- fastboot
- フラッシュの改善:
flashall
は、可能であればユーザー空間への再起動をスキップします。 - macOS の長さゼロのパケット送信を修正しました(Issue Tracker: 208675141)。
- recovery.img のフラッシュで AVB フッターが誤って表示される問題を修正しました。
- フラッシュの改善:
33.0.3(2022 年 8 月)
- adb
adb root
の最初の試行が失敗した場合は、再試行しなくなりました。- トラック デバイスの重複エントリを修正しました。
- 受信ウィンドウ処理を追加しました(高レイテンシの接続でのスループットを向上)。
- 「複数のデバイス」に関連する失敗でのエラー メッセージをさらに具体的にしました。
- 予期しない逆方向のリクエストを拒否するようにしました。
- Windows の install-multi-package を修正しました。
- fastboot
- SDK Platform-Tools に含まれる e2fsdroid を削除しました。
- 成功時に OemCmdHandler のリターン メッセージが出力されるようになりました。
33.0.2(2022 年 5 月)
- fastboot
vendor_kernel_boot
パーティションのサポート。
33.0.1(2022 年 3 月)
- adb
- Windows mdns で発生するクラッシュの問題を修正しました。
- 古いデバイスでの enable-verity/disable-verity を修正しました。
- 古いデバイスでの「複数インストール」の問題を修正しました。
- サポートされているすべての圧縮方法が含まれるように、ヘルプ出力を改善しました。
- systrace
- 削除しました。代わりに Studio Profiler、gpuinspector.dev、または Perfetto を使用してください。
33.0.0(2022 年 2 月)
- adb
- 引数なしで実行したときに 32.0.0 で発生するクラッシュの問題を修正しました。
32.0.0(2022 年 1 月)
- adb
- Apple M1 デバイス用のユニバーサル バイナリです。
- 既知の問題: このバージョンは、引数なしで実行するとクラッシュします。
31.0.3(2021 年 8 月)
- fastboot
- fastboot flashall / update 用の vbmeta_vendor.img のフラッシュがサポートされました。
31.0.2(2021 年 4 月)
- adb
- Linux での vsock への転送がサポートされました。
adb track-devices
において、ワイヤレスでデバッグしたデバイスでアップデートがすぐに受信されないバグを修正しました。- mDNS デバイス検出の予備サポートが実装されました(mDNS サービスを別途インストールする必要はありません)。これはデフォルトで無効になっています。有効にするには、adb サーバーの起動時に環境変数
ADB_MDNS_OPENSCREEN
を 1 に設定してください。
- fastboot
- ブート パーティション サイズを取得できない場合に失敗しなくなりました。
- カーネル コマンドラインの解析の代わりに、プロパティからデバイスのロック状態を取得するようになりました。
31.0.1(2021 年 3 月)
- adb
- TCP キープアライブの間隔が短縮されました。
- 増分インストールのパフォーマンスが向上しました。
- fastboot
- 圧縮されたスナップショットのマージのサポートが追加されました。
- 以前の A/B サポートが復元されました。
31.0.0(2021 年 2 月)
- adb
- pull の圧縮をデフォルトで無効にします。
30.0.5(2020 年 11 月)
- adb
- 高遅延接続を介して多数のファイルを push するときの
adb push
のパフォーマンスを改善しました。 - Windows での
adb push/pull
のパフォーマンスを改善しました。 - 複数の入力を伴う
adb push --sync
を修正しました。 - APK の増分インストールのパフォーマンスを改善しました。
- APK の増分インストールのエラー処理を改善しました。
- 高遅延接続を介して多数のファイルを push するときの
30.0.4(2020 年 7 月)
- adb
- Android 11 以前のデバイスでの APK の非増分インストールへのフォールバックを修正しました。
adb install-multi-package
を修正しました。- adb ワイヤレスペア設定に関連するクラッシュをいくつか修正しました。
- エラー メッセージをいくつか改善しました。
- fastboot
fastboot oem
コマンドに関するコンソール出力を改善しました。- Nexus 7 などの古いデバイスでの
fastboot flashall
を修正しました。
30.0.3(2020 年 6 月)
- adb
- Android 11 以前のデバイスで v4 署名スキームで署名された APK のインストールを修正しました。
ADB_VENDOR_KEYS
を使用せずに認証するときに発生するクラッシュを修正しました。adb -H
の使用時に発生するクラッシュを修正しました。
30.0.2(2020 年 6 月)
- adb
- adb ワイヤレスペア設定を改善しました。
- デバイスの接続前に
adb logcat
で発生するハングアップを修正しました。 - root 権限取得 / root 権限解除 / 再起動後にデバイスが表示されなくなるのをスクリプトが安全に待つことができるように、
adb transport-id
を追加しました。
30.0.1(2020 年 5 月)
- adb
- adb mdns 自動接続をデフォルトで無効にしました。これは、
ADB_MDNS_AUTO_CONNECT
環境変数で再度有効にできます。 - Android 10 以降のデバイスで
adb install-multi
のパフォーマンスを改善しました。 - TCP で接続されたデバイスで
adb root/unroot
を使用するときに発生するタイムアウトを修正しました。 - ワイヤレスペア設定のサポートを更新しました。
- adb mdns 自動接続をデフォルトで無効にしました。これは、
30.0.0(2020 年 4 月)
- adb
- ワイヤレスペア設定に対する初期サポートを追加しました。
- APK の増分インストールのサポートを追加しました。
- Android 11 デバイスで使用する場合の、
adb {push, pull, sync}
の圧縮に対するクライアント側のサポートを実装しました。 - 高遅延接続での
adb push
のパフォーマンスを改善しました。 - Windows での push / pull のパフォーマンスを改善しました。
29.0.6(2020 年 2 月)
- adb
- Android 11 デバイスで使用する場合の
adb ls
の 64 ビットサイズと時間をサポートしました。 - POSIX での
::1
のリッスンをサポートしました。 - WinUSB 記述子を公開する WinUSB デバイスのクライアント サポート(Android 11 に必要)で、USB ドライバのインストールが不要になりました。
- 実際はファイルではないものに
adb install
を使用するときに発生するハングアップを修正しました。
- Android 11 デバイスで使用する場合の
29.0.5(2019 年 10 月)
- adb
- 同時接続を多数使用する場合の Linux でのパフォーマンスを改善しました。
- 開発中に APK を増分更新するために、
--fastdeploy
オプションをadb install
に追加しました。
29.0.4(2019 年 9 月)
- adb
- LLDB でのネイティブ デバッグ タイムアウトに関する修正プログラム(問題 #134613180 を参照)。
idea.log
ファイルで確認できるAdbCommandRejectedException
を引き起こす Android Studio Profiler の関連バグも修正されます。
- LLDB でのネイティブ デバッグ タイムアウトに関する修正プログラム(問題 #134613180 を参照)。
29.0.3(2019 年 9 月)
- adb
adb forward --list
は複数のデバイスが接続された状態で機能します。- Windows でデバイスがオフラインになる問題を修正しました。
adb install
出力とヘルプテキストを改善しました。- ポートを指定しない、以前の
adb connect <host>
の動作に戻しました。
29.0.2(2019 年 7 月)
- adb
- Windows ヒープの整合性が失われる問題を修正しました。
- fastboot
- 近日発売予定のデバイスのパーティション レイアウトに対するサポートを追加しました。
29.0.1(2019 年 6 月)
- adb
- Windows のクラッシュに関する修正プログラム(https://issuetracker.google.com/134613180)
29.0.0(2019 年 6 月)
- adb
adb reconnect
は Linux で USB リセットを行います。- Linux で新しい adb サーバーに接続するとき、adb はサーバーを強制終了して古いサーバーを起動するのではなく、新しいバージョンのサーバーを透過的に起動しようとします。
adb root
は、接続が解除された後、デバイスが再接続されるまで待機します。 以前は、デバイスの接続が解除されたことを adb が認識する前にadb wait-for-device
が開始されると、直ちにadb root; adb wait-for-device
が誤って返されることがありました。
- fastboot
- fastboot が macOS でタッチバーまたはキーボードを起動しようとしたときに表示されるエラー メッセージが表示されなくなりました。
28.0.2(2019 年 3 月)
- adb
- エラー メッセージ「Connection reset by peer」が表示される原因となる
adb shell
のポート転送の不安定性を修正しました。 - デバイスの再接続時の
ADB_VENDOR_KEYS
による認証を修正しました。 - 認証に使用する秘密鍵と公開鍵が一致しない場合の認証を修正しました。これらの鍵が一致することを前提とするのではなく、秘密鍵から公開鍵を計算します。
- エラー メッセージ「Connection reset by peer」が表示される原因となる
- fastboot
- 動的パーティションに対するサポートを追加しました。
- Windows の要件の更新
- プラットフォーム ツールが Windows ユニバーサル C ランタイムに依存するようになりました。Windows ユニバーサル C ランタイムは通常、デフォルトで Windows Update によってインストールされます。DLL が欠落していることを示すエラーが表示される場合、ランタイム パッケージを手動で取得してインストールする必要が生じることがあります。
28.0.1(2018 年 9 月)
- adb
- TCP 接続の再接続に対するサポートを追加しました。接続が解除されると、adb は接続を放棄する前に最大 60 秒間再接続を試みます。
- Windows での Unicode コンソール出力を修正しました(社外の Spencer Low 氏にご協力いただきました)。
- ファイル記述子の double-close を修正しました(
adb connect
が同時に存在する場合、接続が解除されます)。 - 接続されている複数のデバイスを指定した場合の
adb forward --list
を修正しました。
- fastboot
- 処理の遅い bootloader コマンドのサポートを強化するために、コマンドのタイムアウトを 30 秒に延ばしました。
28.0.0(2018 年 6 月)
- adb:
- Android P が搭載されているデバイスでのチェックサムの不要な処理に対するサポートを追加しました。これにより、スループットが最大 40% 向上します。
- 接続タイプとデバイス シリアル番号で
adb devices
の出力を並べ替えることができます。 - ソケット リッスンのバックログを拡張し、同時に実行できる adb コマンドを増やしました。
adb connect
のエラー出力を改善しました。
- fastboot:
- 出力形式を改善し、詳細出力モード(
-v
)を追加しました。 - ヘルプの出力を整理しました。
fastboot flashall
によってフラッシュされるパーティションのリストにproduct.img
とodm.img
を追加しました。- ファクトリー イメージのパッケージで特定のパーティションに対するサポートを要求できるようにすることで、非常に古いバージョンの fastboot を使用する場合に新しいデバイスがブリックされないようにしました。
- 出力形式を改善し、詳細出力モード(
27.0.1(2017 年 12 月)
- adb: USB 3.0 でデバイスを接続する際に発生する MacOS でのアサーション エラーを修正しました。
- fastboot: Windows に関して、F2FS(Flash-Friendly File System)を使用するデバイスをワイプするためのサポートを追加しました。
27.0.0(2017 年 12 月)
- 26.0.1 で修正したものの 26.0.2 で再び発生した、macOS 10.13 の fastboot のバグを再修正しました。
26.0.2(2017 年 10 月)
- Pixel 2 デバイスに対する fastboot のサポートを追加しました。
26.0.1(2017 年 9 月)
- macOS 10.13 High Sierra での fastboot の問題を修正しました(バグ 64292422)。
26.0.0(2017 年 6 月)
- Android O の最終版 SDK(API レベル 26)のリリースに伴うアップデートを行いました。
25.0.5(2017 年 4 月 24 日)
Windows での大規模なアップデートの adb sideload を修正し、「std::bad_alloc」として明示しました(バグ 37139736)。
一部の Windows ファイアウォールでの adb の問題を修正し、「cannot open transport registration socketpair」として明示しました(バグ 37139725)。
adb --version
とfastboot --version
の両方にインストール パスが含まれるようになりました。誤って設定された VPN を回避するために、
localhost
を解決しないように adb を変更しました。Linux において USB デバイスをリセットしないように adb を変更しました(リセットすることで、接続済みの他の USB デバイスに影響する可能性がありました)。
25.0.4(2017 年 3 月 16 日)
- 実験用の libusb サポートを Linux と Mac の adb に追加しました。
libusb バックエンドを使用するには、新しい adb サーバーを起動する前に環境変数 ADB_LIBUSB=true を設定します。新しい adb host-features
コマンドを実行すると、libusb を使用しているかどうかがわかります。
libusb を使用して adb を再開し、libusb が動作していたことを確認するには、adb kill-server;
ADB_LIBUSB=1 adb start-server; adb host-features
を使用します。出力に「libusb」が含まれるはずです。
このリリースでは、以前の libusb 以外の実装はデフォルトのままになっています。
fastboot による 2016 MacBook Pro のハングが発生しなくなりました(バグ 231129)。
Mac での Systrace コマンドライン キャプチャを修正しました。
25.0.3(2016 年 12 月 16 日)
- Android Things デバイスがフラッシュできなくなる fastboot のバグを修正しました。
25.0.2(2016 年 12 月 12 日)
- Android N MR1 安定版リリース(API 25)に伴うアップデートを行いました。
25.0.1(2016 年 11 月 22 日)
- Android N MR1 Developer Preview 2(API 25)のリリースに伴うアップデートを行いました。
25.0.0(2016 年 10 月 19 日)
- Android N MR1 Developer Preview 1(API 25)のリリースに伴うアップデートを行いました。
24.0.4(2016 年 10 月 14 日)
- ADB と Mac OS Sierra の問題に対処するためにアップデートを行いました。
ダウンロード: Android SDK Platform-Tools
ダウンロードする前に、次の利用規約に同意する必要があります。
利用規約
以下は、Android ソフトウェア開発キットのライセンス契約です。1. はじめに
1.1 Android ソフトウェア開発キット(以下、本ライセンス契約内では「SDK」と呼ぶ。具体的には、Android システム ファイル、API パッケージ、Google API のアドオンなど)は、本ライセンス契約の規定に従ってデベロッパーに対してライセンス供与されます。本ライセンス契約は、デベロッパーによる SDK の使用に関してデベロッパーと Google との間で結ばれる法的拘束力を有する契約です。 1.2 「Android」とは、Android オープンソース プロジェクト(https://source.android.com/)にて利用可能な、随時更新される、デバイス向け Android ソフトウェア スタックを意味します。 1.3 「対応デバイス」とは、(i)Android Compatibility Definition Document(CDD: Android 互換性定義ドキュメント、Android の互換性に関するウェブサイト https://source.android.com/compatibility で確認でき、また、随時更新される可能性がある)に準拠し、かつ(ii)Android Compatibility Test Suite(CTS: 互換性テストスイート)に合格した Android デバイスを意味します。 1.4 「Google」とは、1600 Amphitheatre Parkway, Mountain View, CA 94043, USA に主たる事業所を有し、米国法に基づいて事業を行う米国デラウェア州法人である Google LLC を意味します。2. 本ライセンス契約への同意
2.1 デベロッパーは、SDK を使用するにあたり、まず本ライセンス契約に同意する必要があります。本ライセンス契約に同意しない場合、SDK を使用することはできません。 2.2 クリックして同意するか、SDK を使用した時点で本契約に同意したことになります。 2.3 デベロッパーは、アメリカまたは他の国(デベロッパーの居住国や、デベロッパーが SDK を使用する国を含む)の法律によって SDK の受け取りが禁じられている場合、SDK を使用することも、本ライセンス契約に同意することもできません。 2.4 デベロッパーが自らの雇用主または他の事業体の代理として本ライセンス契約を遵守することに同意する場合は、当該雇用主または事業体を本ライセンス契約に拘束する完全な法的権限を有することを表明および保証します。デベロッパーが必要な権限を有していない場合には、自らの雇用主または他の事業体の代理として、本ライセンス契約に同意することも SDK を使用することもできません。3. Google が付与する SDK ライセンス
3.1 本ライセンス契約の条件に従い、Google はデベロッパーに対し、Android 対応デバイス向けアプリの開発を唯一の目的として SDK の使用を許諾する、限定的、世界規模、譲渡不可、非独占的、かつ再使用許諾不可の無償ライセンスを付与します。 3.2 デベロッパーは、本 SDK を使用して、他のプラットフォーム(Android の非対応デバイスを含む)向けのアプリを開発することも、別の SDK を開発することもできません。ただし、本 SDK を当該の開発目的で使用しない限り、デベロッパーは、Android の非対応デバイスを含む他のプラットフォーム向けのアプリの開発を自由に行うことができます。 3.3 デベロッパーは、Google または第三者が、SDK に内在するあらゆる知的財産権を含め、SDK に関するすべての法的権利、権原、利益を有することに同意します。「知的財産権」とは、特許法、著作権法、営業秘密法、商標法、その他すべての財産権に基づくあらゆる権利を意味します。Google は、明示的にデベロッパーに付与されていないすべての権利を有します。 3.4 デベロッパーは、本ライセンス契約によって明示的に許可されている目的以外で SDK を使用することはできません。適用される第三者ライセンスによって必要とされる場合を除き、デベロッパーは、SDK または SDK の一部をコピー(バックアップを目的とする場合を除く)、変更、改造、再配布、逆コンパイル、リバース エンジニアリング、逆アセンブルしたり、その派生物を作成したりすることはできません。 3.5 オープンソース ソフトウェア ライセンスの下でライセンス供与された SDK のコンポーネントの使用、複製、配布は、本ライセンス契約ではなく、当該のオープンソース ソフトウェア ライセンスの規定にのみ準拠します。 3.6 デベロッパーは、Google の提供する SDK の形態および性質が事前の通知なしに変更される可能性があること、ならびに、今後リリースされる SDK のバージョンが、以前のバージョンの SDK で開発されたアプリと互換性がなくなる可能性があることに同意します。デベロッパーは、Google が事前の通知なく、Google の独自の裁量により、デベロッパーや一般ユーザーへの SDK(または SDK 内の一部の機能)の提供を、恒久的または一時的に停止する場合があることに同意します。 3.7 本ライセンス契約のいかなる条項も、Google の商標名、商標、サービスマーク、ロゴ、ドメイン名、その他識別可能な独自のブランドを使用する権利をデベロッパーに付与しません。 3.8 デベロッパーは、SDK に添付または SDK 内に収録されている可能性のあるいかなる財産権表示(著作権や商標の表示を含む)も削除、隠ぺい、改ざんを行わないことに同意します。4. デベロッパーによる SDK の使用
4.1 Google は、デベロッパーが SDK を使用して開発するソフトウェア アプリに関して、当該アプリに内在するあらゆる知的所有権を含め、いかなる権利、権原、および利益も、本ライセンス契約を基にデベロッパー(またはそのライセンサー)から取得しないことに同意します。 4.2 デベロッパーは、(a)本ライセンス契約、ならびに(b)該当する司法管轄区において適用される法律、規則、一般に認められている慣行やガイドライン(米国または他の該当国におけるデータやソフトウェアの輸出に関する法律を含む)によって認められている目的でのみ、SDK を使用してアプリを開発することに同意します。 4.3 デベロッパーは、SDK を使用して一般ユーザー向けのアプリを開発するにあたり、当該ユーザーのプライバシーおよび法的権利を保護することに同意します。ユーザーからユーザー名やパスワードなどのログイン情報や、個人情報が提供される場合、デベロッパーは、当該の情報がデベロッパーのアプリに提供されることを当該ユーザーに通知し、法的に適切な形でプライバシーに関する通知および保護を当該ユーザーに提供する必要があります。ユーザーから提供された個人情報または機密情報がデベロッパーのアプリで保存される場合、この保存は安全に行う必要があります。ユーザーがデベロッパーのアプリに Google アカウント情報を提供した場合、デベロッパーのアプリは、当該情報を使用する目的に限定してユーザーから使用許可が得られたときに限り、当該情報を使用してユーザーの Google アカウントにアクセスできます。 4.4 デベロッパーは、SDK を使用して(これにはアプリの開発または配布も含まれる)、いかなる第三者(Google または任意の携帯通信会社が含まれるが、これらに限定されない)のサーバー、ネットワーク、またはその他の資産もしくはサービスに対する妨害、中断、損害、不正アクセスに該当する行為に関与しないことに同意します。 4.5 デベロッパーは、Android や Android 向けアプリを通じてデベロッパーが作成、送信、表示するあらゆるデータ、コンテンツ、リソース、ならびに当該の行為の結果(Google が被る可能性のあるすべての損失および損害を含む)について、自身が単独で責任を負うこと(かつ、Google がデベロッパーおよびいかなる第三者に対しても一切責任を負わないこと)に同意します。 4.6 デベロッパーは、本ライセンス契約、適用される第三者の契約や利用規約、適用される法律や規則に基づく自身の義務に対するあらゆる違反、ならびに当該の違反の結果(Google や第三者が被る可能性のあるすべての損失および損害を含む)について、自身が単独で責任を負うこと(かつ、Google がデベロッパーおよびいかなる第三者に対しても一切責任を負わないこと)に同意します。5. デベロッパーの認証情報
5.1 デベロッパーは、Google から発行される、またはデベロッパー自身で選ぶあらゆるデベロッパー認証情報について、その機密性を維持する責任を負うこと、ならびに、自身のデベロッパー認証情報の下で開発されるすべてのアプリについて単独で責任を負うことに同意します。6. プライバシーおよび情報
6.1 Google は、SDK の継続的な技術革新と改良のために、ソフトウェアから特定の使用状況統計情報(一意の識別子、関連付けられた IP アドレス、ソフトウェアのバージョン番号、SDK 内のどのツールやサービスが使用されているか、およびどのように使用されているかに関する情報を含むが、これらに限定されない)を収集することができます。当該の情報が収集される際は、その前に SDK が通知を表示し、デベロッパーの同意を求めます。デベロッパーが同意しなかった場合、情報は収集されません。 6.2 収集されたデータは、SDK を改善するために集約された形で調査され、Google のプライバシー ポリシーに沿って管理されます。プライバシー ポリシーは次の URL に記載されています。https://policies.google.com/privacy 6.3 SDK の改善を目的として、匿名化および集約されたデータが Google パートナーと共有される場合があります。7. 第三者のアプリ
7.1 デベロッパーは、第三者が開発したアプリを実行する目的で、あるいは第三者が提供するデータ、コンテンツ、またはリソースにアクセスするアプリを実行する目的で SDK を使用する場合、Google が当該のアプリ、データ、コンテンツ、リソースについて責任を負わないことに同意します。また、デベロッパーは、当該の第三者アプリを通じてアクセスする可能性のあるデータ、コンテンツ、リソースについては、すべて当該の第三者アプリを創出した人物が単独で責任を負うこと、ならびに、当該の第三者アプリ、データ、コンテンツ、リソースを使用もしくはアクセスした結果としてデベロッパーが被る可能性のあるいかなる損失や損害についても Google には責任がないことを了解します。 7.2 デベロッパーは、当該の第三者アプリを通じて提示されるデータ、コンテンツ、およびリソースが、提供者(あるいは、その代理を務める別の個人または法人)の有する知的財産権により保護されている場合があることを認識しているものとします。また、デベロッパーは、当該の所有者から明確に許可を得ていない限り、当該のデータ、コンテンツ、またはリソース(その全体もしくは一部)について、変更、賃貸、リース、貸し出し、販売、配布、および派生物の作成を行うことはできません。 7.3 デベロッパーは、当該の第三者アプリ、データ、コンテンツ、またはリソースの使用が、当該の第三者とデベロッパー自身との間で別途取り決めた条件の適用を受ける可能性があることを了承します。そのような場合、本ライセンス契約は、デベロッパーと当該の第三者の法的な関係には影響しません。8. Android API の使用
8.1 Google Data API 8.1.1 デベロッパーは、API を使用して Google からデータを取得する場合、そのデータが、Google またはデータ提供当事者(あるいは、その代理を務める別の個人または法人)の有する知的財産権により保護されている可能性があることを了承します。デベロッパーによる当該 API の使用は、追加の利用規約の適用対象となる場合があります。デベロッパーは、適用される利用規約で許可されていない限り、このデータ(その全体もしくは一部)について、変更、賃貸、リース、貸し出し、販売、配布、および派生物の作成を行うことはできません。 8.1.2 デベロッパーは、API を使用して Google からユーザーのデータを取得する場合、当該データを取得する目的に限定してユーザーから取得が許可されたときに限り、そのユーザーの明示的な同意をもってのみデータを取得できるということを了承し、これに同意します。デベロッパーは、Android Recognition Service API(https://developer.android.com/reference/android/speech/RecognitionService、随時更新)を使用する場合、この API の使用が「Google がデータ処理者となるサービスのデータ処理追加条項」(https://privacy.google.com/businesses/gdprprocessorterms/、随時更新)の対象となることに同意します。デベロッパーは、「同意します」をクリックした時点で、「Google がデータ処理者となるサービスのデータ処理追加条項」に同意したものと見なされます。9. 本ライセンス契約の終了
9.1 本ライセンス契約は、下記に定めるとおり、デベロッパーまたは Google のいずれかによって終了されるまで、継続して適用されます。 9.2 デベロッパーは、本ライセンス契約の終了を希望する場合、SDK および関連するデベロッパー認証情報の使用をすべて中止することにより終了できます。 9.3 Google は、次のような場合にいつでも本ライセンス契約を終了できます。 (A)デベロッパーが本ライセンス契約のいずれかの規定に違反した場合 (B)法律に基づいて Google が本ライセンス契約を終了する必要がある場合 (C)Google と提携して SDK の特定の部分(API など)をデベロッパーに提供しているパートナーが、Google との提携関係を終了した、または SDK の特定の部分をデベロッパーに提供することを中止した場合 (D)Google が、デベロッパーの居住国もしくはデベロッパーがサービスの利用拠点としている国のユーザーに対して SDK やその特定部分の提供をやめることを決定した場合、または、Google からデベロッパーに対する SDK もしくは特定の SDK サービスの提供が、Google 独自の裁量により、商業的に実現不可能と見なされた場合 9.4 本ライセンス契約が終了した場合、契約終了までにデベロッパーと Google が利益を享受したか付与の対象となった(もしくは本ライセンス契約の実施に伴って徐々に生じた)、または無期限に存続すると明示されている、法的権利、義務、および責任はいずれも、この終了による影響を受けないものとし、当該の権利、義務、および責任には第 14.7 項の規定が引き続き無期限に適用されるものとします。10. 保証に関する免責事項
10.1 デベロッパーは、SDK の使用がデベロッパー自身の責任において行うものであること、ならびに、SDK が「現状有姿」かつ「提供可能な限度」で Google からのいかなる保証もなく提供されるものであることを明示的に了解し、これに同意します。 10.2 SDK の使用、および SDK の使用を通じてダウンロードまたは他の方法で入手したデータの使用は、デベロッパー自身の裁量と責任において行うものとします。また、デベロッパーは、当該の使用に起因する、自身のコンピュータ システムまたは他のデバイスに対するあらゆる損害、あるいはデータの喪失について、単独で責任を負うものとします。 10.3 さらに Google は、商品性、特定目的への適合性、および権利侵害がないことに関する黙示的な保証および条件を含め(ただしこれらに限定されない)、明示的であるか黙示的であるかを問わず、あらゆる種類の保証および条件をすべて明示的に否定します。11. 責任の制限
11.1 デベロッパーは、デベロッパーが被る可能性のあるあらゆる直接損害、間接損害、偶発的損害、特別損害、結果的損害、または懲罰的損害(データの喪失を含む)について、当該の損失が生じる可能性を Google またはその代理人が通知されていたかどうか、認識できたかどうかにかかわらず、Google、その子会社および関連会社、ならびにそのライセンサーがいかなる責任法理の下でもデベロッパーに対して責任を負わないことを明示的に了解し、これに同意します。12. 補償
12.1 デベロッパーは、法律で認められる最大限の範囲で、Google、その関係会社、役員、従業員、代理人に対し、SDK の著作権や知的財産権の侵害、デベロッパーの知的財産権の侵害、デベロッパーの権利の侵害、デベロッパーの権利の侵害、取引の権利の侵害、取引の権利の侵害、取引の権利の侵害、取引に関わるあらゆる損失、法的責任、損害、費用、経費(合理的な弁護士費用を含む)について、Google、その関係会社、役員、従業員、代理人を防御、補償、免責することに同意します。13. 本ライセンス契約の変更
13.1 Google は、SDK の新しいバージョンを配布する際、本ライセンス契約に変更を加えることができます。かかる変更を行った場合、Google は、SDK を提供するウェブサイト上に本ライセンス契約の改訂版を公開します。14. 法的一般条項
14.1 本ライセンス契約は、デベロッパーと Google との間の法的な合意のすべてを構成し、デベロッパーによる SDK の使用(書面による別の契約の下で Google がデベロッパーに提供するサービスを除く)について規定し、SDK に関するデベロッパーと Google との間のあらゆる事前の合意に完全に取って代わります。 14.2 デベロッパーは、Google が本ライセンス契約に定める法的な権利または救済措置(あるいは、適用される法律の下で Google が享受できる法的な権利または救済措置)を行使または執行しなかった場合でも、Google の権利が正式に放棄されたとは見なされないこと、ならびに Google が以後も引き続き当該権利および救済措置を行使または執行できることに同意します。 14.3 本件に関する判断を下す権限を有する司法裁判所により、本ライセンス契約のいずれかの規定が無効であると裁定された場合、当該規定は、本ライセンス契約の残りの規定に影響を与えることなく本ライセンス契約から削除されるものとします。本ライセンス契約の残りの規定は、以後も引き続き有効かつ執行可能であるものとします。 14.4 デベロッパーは、Google を親会社とする企業グループに属する各企業が本ライセンス契約の第三受益者となること、ならびに、当該の企業が自らに利益(または有利な権利)をもたらす本ライセンス契約の規定を直接執行する権利および当該の規定に依拠する権利を有することを了承し、これに同意します。上記を除き、他のいかなる個人または法人も、本ライセンス契約の第三受益者とはならないものとします。 14.5 輸出規制。SDK は、米国の輸出管理法令の適用対象です。デベロッパーは、SDK に適用される国内外のすべての輸出管理法令を遵守する必要があります。対象となる法律には、仕向地、最終使用者、最終用途に対する制限も含まれています。 14.6 デベロッパーおよび Google はいずれも、相手当事者から事前に書面による承認を得ずに、本ライセンス契約の下で付与される権利を譲渡または移転することはできません。デベロッパーおよび Google はいずれも、相手当事者から事前に書面による承認を得ずに、本ライセンス契約に基づく自身の責任または義務を他者に委任することはできません。 14.7 本ライセンス契約、および本ライセンス契約に基づくデベロッパーと Google との関係は、抵触法の規定にかかわらず、カリフォルニア州の法律に準拠するものとします。デベロッパーおよび Google は、本ライセンス契約から生じる法的事項を解決するにあたり、カリフォルニア州サンタクララ郡の裁判所が専属管轄権を有することに同意します。上記にかかわらず、デベロッパーは、Google が任意の司法管轄区において差し止め命令による救済(または同等の緊急法的救済)を求める申し立てを行うことが認められることに同意します。2021 年 7 月 27 日ダウンロード: Android SDK Platform-Tools
ダウンロードする前に、次の利用規約に同意する必要があります。
利用規約
以下は、Android ソフトウェア開発キットのライセンス契約です。1. はじめに
1.1 Android ソフトウェア開発キット(以下、本ライセンス契約内では「SDK」と呼ぶ。具体的には、Android システム ファイル、API パッケージ、Google API のアドオンなど)は、本ライセンス契約の規定に従ってデベロッパーに対してライセンス供与されます。本ライセンス契約は、デベロッパーによる SDK の使用に関してデベロッパーと Google との間で結ばれる法的拘束力を有する契約です。 1.2 「Android」とは、Android オープンソース プロジェクト(https://source.android.com/)にて利用可能な、随時更新される、デバイス向け Android ソフトウェア スタックを意味します。 1.3 「対応デバイス」とは、(i)Android Compatibility Definition Document(CDD: Android 互換性定義ドキュメント、Android の互換性に関するウェブサイト https://source.android.com/compatibility で確認でき、また、随時更新される可能性がある)に準拠し、かつ(ii)Android Compatibility Test Suite(CTS: 互換性テストスイート)に合格した Android デバイスを意味します。 1.4 「Google」とは、1600 Amphitheatre Parkway, Mountain View, CA 94043, USA に主たる事業所を有し、米国法に基づいて事業を行う米国デラウェア州法人である Google LLC を意味します。2. 本ライセンス契約への同意
2.1 デベロッパーは、SDK を使用するにあたり、まず本ライセンス契約に同意する必要があります。本ライセンス契約に同意しない場合、SDK を使用することはできません。 2.2 クリックして同意するか、SDK を使用した時点で本契約に同意したことになります。 2.3 デベロッパーは、アメリカまたは他の国(デベロッパーの居住国や、デベロッパーが SDK を使用する国を含む)の法律によって SDK の受け取りが禁じられている場合、SDK を使用することも、本ライセンス契約に同意することもできません。 2.4 デベロッパーが自らの雇用主または他の事業体の代理として本ライセンス契約を遵守することに同意する場合は、当該雇用主または事業体を本ライセンス契約に拘束する完全な法的権限を有することを表明および保証します。デベロッパーが必要な権限を有していない場合には、自らの雇用主または他の事業体の代理として、本ライセンス契約に同意することも SDK を使用することもできません。3. Google が付与する SDK ライセンス
3.1 本ライセンス契約の条件に従い、Google はデベロッパーに対し、Android 対応デバイス向けアプリの開発を唯一の目的として SDK の使用を許諾する、限定的、世界規模、譲渡不可、非独占的、かつ再使用許諾不可の無償ライセンスを付与します。 3.2 デベロッパーは、本 SDK を使用して、他のプラットフォーム(Android の非対応デバイスを含む)向けのアプリを開発することも、別の SDK を開発することもできません。ただし、本 SDK を当該の開発目的で使用しない限り、デベロッパーは、Android の非対応デバイスを含む他のプラットフォーム向けのアプリの開発を自由に行うことができます。 3.3 デベロッパーは、Google または第三者が、SDK に内在するあらゆる知的財産権を含め、SDK に関するすべての法的権利、権原、利益を有することに同意します。「知的財産権」とは、特許法、著作権法、営業秘密法、商標法、その他すべての財産権に基づくあらゆる権利を意味します。Google は、明示的にデベロッパーに付与されていないすべての権利を有します。 3.4 デベロッパーは、本ライセンス契約によって明示的に許可されている目的以外で SDK を使用することはできません。適用される第三者ライセンスによって必要とされる場合を除き、デベロッパーは、SDK または SDK の一部をコピー(バックアップを目的とする場合を除く)、変更、改造、再配布、逆コンパイル、リバース エンジニアリング、逆アセンブルしたり、その派生物を作成したりすることはできません。 3.5 オープンソース ソフトウェア ライセンスの下でライセンス供与された SDK のコンポーネントの使用、複製、配布は、本ライセンス契約ではなく、当該のオープンソース ソフトウェア ライセンスの規定にのみ準拠します。 3.6 デベロッパーは、Google の提供する SDK の形態および性質が事前の通知なしに変更される可能性があること、ならびに、今後リリースされる SDK のバージョンが、以前のバージョンの SDK で開発されたアプリと互換性がなくなる可能性があることに同意します。デベロッパーは、Google が事前の通知なく、Google の独自の裁量により、デベロッパーや一般ユーザーへの SDK(または SDK 内の一部の機能)の提供を、恒久的または一時的に停止する場合があることに同意します。 3.7 本ライセンス契約のいかなる条項も、Google の商標名、商標、サービスマーク、ロゴ、ドメイン名、その他識別可能な独自のブランドを使用する権利をデベロッパーに付与しません。 3.8 デベロッパーは、SDK に添付または SDK 内に収録されている可能性のあるいかなる財産権表示(著作権や商標の表示を含む)も削除、隠ぺい、改ざんを行わないことに同意します。4. デベロッパーによる SDK の使用
4.1 Google は、デベロッパーが SDK を使用して開発するソフトウェア アプリに関して、当該アプリに内在するあらゆる知的所有権を含め、いかなる権利、権原、および利益も、本ライセンス契約を基にデベロッパー(またはそのライセンサー)から取得しないことに同意します。 4.2 デベロッパーは、(a)本ライセンス契約、ならびに(b)該当する司法管轄区において適用される法律、規則、一般に認められている慣行やガイドライン(米国または他の該当国におけるデータやソフトウェアの輸出に関する法律を含む)によって認められている目的でのみ、SDK を使用してアプリを開発することに同意します。 4.3 デベロッパーは、SDK を使用して一般ユーザー向けのアプリを開発するにあたり、当該ユーザーのプライバシーおよび法的権利を保護することに同意します。ユーザーからユーザー名やパスワードなどのログイン情報や、個人情報が提供される場合、デベロッパーは、当該の情報がデベロッパーのアプリに提供されることを当該ユーザーに通知し、法的に適切な形でプライバシーに関する通知および保護を当該ユーザーに提供する必要があります。ユーザーから提供された個人情報または機密情報がデベロッパーのアプリで保存される場合、この保存は安全に行う必要があります。ユーザーがデベロッパーのアプリに Google アカウント情報を提供した場合、デベロッパーのアプリは、当該情報を使用する目的に限定してユーザーから使用許可が得られたときに限り、当該情報を使用してユーザーの Google アカウントにアクセスできます。 4.4 デベロッパーは、SDK を使用して(これにはアプリの開発または配布も含まれる)、いかなる第三者(Google または任意の携帯通信会社が含まれるが、これらに限定されない)のサーバー、ネットワーク、またはその他の資産もしくはサービスに対する妨害、中断、損害、不正アクセスに該当する行為に関与しないことに同意します。 4.5 デベロッパーは、Android や Android 向けアプリを通じてデベロッパーが作成、送信、表示するあらゆるデータ、コンテンツ、リソース、ならびに当該の行為の結果(Google が被る可能性のあるすべての損失および損害を含む)について、自身が単独で責任を負うこと(かつ、Google がデベロッパーおよびいかなる第三者に対しても一切責任を負わないこと)に同意します。 4.6 デベロッパーは、本ライセンス契約、適用される第三者の契約や利用規約、適用される法律や規則に基づく自身の義務に対するあらゆる違反、ならびに当該の違反の結果(Google や第三者が被る可能性のあるすべての損失および損害を含む)について、自身が単独で責任を負うこと(かつ、Google がデベロッパーおよびいかなる第三者に対しても一切責任を負わないこと)に同意します。5. デベロッパーの認証情報
5.1 デベロッパーは、Google から発行される、またはデベロッパー自身で選ぶあらゆるデベロッパー認証情報について、その機密性を維持する責任を負うこと、ならびに、自身のデベロッパー認証情報の下で開発されるすべてのアプリについて単独で責任を負うことに同意します。6. プライバシーおよび情報
6.1 Google は、SDK の継続的な技術革新と改良のために、ソフトウェアから特定の使用状況統計情報(一意の識別子、関連付けられた IP アドレス、ソフトウェアのバージョン番号、SDK 内のどのツールやサービスが使用されているか、およびどのように使用されているかに関する情報を含むが、これらに限定されない)を収集することができます。当該の情報が収集される際は、その前に SDK が通知を表示し、デベロッパーの同意を求めます。デベロッパーが同意しなかった場合、情報は収集されません。 6.2 収集されたデータは、SDK を改善するために集約された形で調査され、Google のプライバシー ポリシーに沿って管理されます。プライバシー ポリシーは次の URL に記載されています。https://policies.google.com/privacy 6.3 SDK の改善を目的として、匿名化および集約されたデータが Google パートナーと共有される場合があります。7. 第三者のアプリ
7.1 デベロッパーは、第三者が開発したアプリを実行する目的で、あるいは第三者が提供するデータ、コンテンツ、またはリソースにアクセスするアプリを実行する目的で SDK を使用する場合、Google が当該のアプリ、データ、コンテンツ、リソースについて責任を負わないことに同意します。また、デベロッパーは、当該の第三者アプリを通じてアクセスする可能性のあるデータ、コンテンツ、リソースについては、すべて当該の第三者アプリを創出した人物が単独で責任を負うこと、ならびに、当該の第三者アプリ、データ、コンテンツ、リソースを使用もしくはアクセスした結果としてデベロッパーが被る可能性のあるいかなる損失や損害についても Google には責任がないことを了解します。 7.2 デベロッパーは、当該の第三者アプリを通じて提示されるデータ、コンテンツ、およびリソースが、提供者(あるいは、その代理を務める別の個人または法人)の有する知的財産権により保護されている場合があることを認識しているものとします。また、デベロッパーは、当該の所有者から明確に許可を得ていない限り、当該のデータ、コンテンツ、またはリソース(その全体もしくは一部)について、変更、賃貸、リース、貸し出し、販売、配布、および派生物の作成を行うことはできません。 7.3 デベロッパーは、当該の第三者アプリ、データ、コンテンツ、またはリソースの使用が、当該の第三者とデベロッパー自身との間で別途取り決めた条件の適用を受ける可能性があることを了承します。そのような場合、本ライセンス契約は、デベロッパーと当該の第三者の法的な関係には影響しません。8. Android API の使用
8.1 Google Data API 8.1.1 デベロッパーは、API を使用して Google からデータを取得する場合、そのデータが、Google またはデータ提供当事者(あるいは、その代理を務める別の個人または法人)の有する知的財産権により保護されている可能性があることを了承します。デベロッパーによる当該 API の使用は、追加の利用規約の適用対象となる場合があります。デベロッパーは、適用される利用規約で許可されていない限り、このデータ(その全体もしくは一部)について、変更、賃貸、リース、貸し出し、販売、配布、および派生物の作成を行うことはできません。 8.1.2 デベロッパーは、API を使用して Google からユーザーのデータを取得する場合、当該データを取得する目的に限定してユーザーから取得が許可されたときに限り、そのユーザーの明示的な同意をもってのみデータを取得できるということを了承し、これに同意します。デベロッパーは、Android Recognition Service API(https://developer.android.com/reference/android/speech/RecognitionService、随時更新)を使用する場合、この API の使用が「Google がデータ処理者となるサービスのデータ処理追加条項」(https://privacy.google.com/businesses/gdprprocessorterms/、随時更新)の対象となることに同意します。デベロッパーは、「同意します」をクリックした時点で、「Google がデータ処理者となるサービスのデータ処理追加条項」に同意したものと見なされます。9. 本ライセンス契約の終了
9.1 本ライセンス契約は、下記に定めるとおり、デベロッパーまたは Google のいずれかによって終了されるまで、継続して適用されます。 9.2 デベロッパーは、本ライセンス契約の終了を希望する場合、SDK および関連するデベロッパー認証情報の使用をすべて中止することにより終了できます。 9.3 Google は、次のような場合にいつでも本ライセンス契約を終了できます。 (A)デベロッパーが本ライセンス契約のいずれかの規定に違反した場合 (B)法律に基づいて Google が本ライセンス契約を終了する必要がある場合 (C)Google と提携して SDK の特定の部分(API など)をデベロッパーに提供しているパートナーが、Google との提携関係を終了した、または SDK の特定の部分をデベロッパーに提供することを中止した場合 (D)Google が、デベロッパーの居住国もしくはデベロッパーがサービスの利用拠点としている国のユーザーに対して SDK やその特定部分の提供をやめることを決定した場合、または、Google からデベロッパーに対する SDK もしくは特定の SDK サービスの提供が、Google 独自の裁量により、商業的に実現不可能と見なされた場合 9.4 本ライセンス契約が終了した場合、契約終了までにデベロッパーと Google が利益を享受したか付与の対象となった(もしくは本ライセンス契約の実施に伴って徐々に生じた)、または無期限に存続すると明示されている、法的権利、義務、および責任はいずれも、この終了による影響を受けないものとし、当該の権利、義務、および責任には第 14.7 項の規定が引き続き無期限に適用されるものとします。10. 保証に関する免責事項
10.1 デベロッパーは、SDK の使用がデベロッパー自身の責任において行うものであること、ならびに、SDK が「現状有姿」かつ「提供可能な限度」で Google からのいかなる保証もなく提供されるものであることを明示的に了解し、これに同意します。 10.2 SDK の使用、および SDK の使用を通じてダウンロードまたは他の方法で入手したデータの使用は、デベロッパー自身の裁量と責任において行うものとします。また、デベロッパーは、当該の使用に起因する、自身のコンピュータ システムまたは他のデバイスに対するあらゆる損害、あるいはデータの喪失について、単独で責任を負うものとします。 10.3 さらに Google は、商品性、特定目的への適合性、および権利侵害がないことに関する黙示的な保証および条件を含め(ただしこれらに限定されない)、明示的であるか黙示的であるかを問わず、あらゆる種類の保証および条件をすべて明示的に否定します。11. 責任の制限
11.1 デベロッパーは、デベロッパーが被る可能性のあるあらゆる直接損害、間接損害、偶発的損害、特別損害、結果的損害、または懲罰的損害(データの喪失を含む)について、当該の損失が生じる可能性を Google またはその代理人が通知されていたかどうか、認識できたかどうかにかかわらず、Google、その子会社および関連会社、ならびにそのライセンサーがいかなる責任法理の下でもデベロッパーに対して責任を負わないことを明示的に了解し、これに同意します。12. 補償
12.1 デベロッパーは、法律で認められる最大限の範囲で、Google、その関係会社、役員、従業員、代理人に対し、SDK の著作権や知的財産権の侵害、デベロッパーの知的財産権の侵害、デベロッパーの権利の侵害、デベロッパーの権利の侵害、取引の権利の侵害、取引の権利の侵害、取引の権利の侵害、取引に関わるあらゆる損失、法的責任、損害、費用、経費(合理的な弁護士費用を含む)について、Google、その関係会社、役員、従業員、代理人を防御、補償、免責することに同意します。13. 本ライセンス契約の変更
13.1 Google は、SDK の新しいバージョンを配布する際、本ライセンス契約に変更を加えることができます。かかる変更を行った場合、Google は、SDK を提供するウェブサイト上に本ライセンス契約の改訂版を公開します。14. 法的一般条項
14.1 本ライセンス契約は、デベロッパーと Google との間の法的な合意のすべてを構成し、デベロッパーによる SDK の使用(書面による別の契約の下で Google がデベロッパーに提供するサービスを除く)について規定し、SDK に関するデベロッパーと Google との間のあらゆる事前の合意に完全に取って代わります。 14.2 デベロッパーは、Google が本ライセンス契約に定める法的な権利または救済措置(あるいは、適用される法律の下で Google が享受できる法的な権利または救済措置)を行使または執行しなかった場合でも、Google の権利が正式に放棄されたとは見なされないこと、ならびに Google が以後も引き続き当該権利および救済措置を行使または執行できることに同意します。 14.3 本件に関する判断を下す権限を有する司法裁判所により、本ライセンス契約のいずれかの規定が無効であると裁定された場合、当該規定は、本ライセンス契約の残りの規定に影響を与えることなく本ライセンス契約から削除されるものとします。本ライセンス契約の残りの規定は、以後も引き続き有効かつ執行可能であるものとします。 14.4 デベロッパーは、Google を親会社とする企業グループに属する各企業が本ライセンス契約の第三受益者となること、ならびに、当該の企業が自らに利益(または有利な権利)をもたらす本ライセンス契約の規定を直接執行する権利および当該の規定に依拠する権利を有することを了承し、これに同意します。上記を除き、他のいかなる個人または法人も、本ライセンス契約の第三受益者とはならないものとします。 14.5 輸出規制。SDK は、米国の輸出管理法令の適用対象です。デベロッパーは、SDK に適用される国内外のすべての輸出管理法令を遵守する必要があります。対象となる法律には、仕向地、最終使用者、最終用途に対する制限も含まれています。 14.6 デベロッパーおよび Google はいずれも、相手当事者から事前に書面による承認を得ずに、本ライセンス契約の下で付与される権利を譲渡または移転することはできません。デベロッパーおよび Google はいずれも、相手当事者から事前に書面による承認を得ずに、本ライセンス契約に基づく自身の責任または義務を他者に委任することはできません。 14.7 本ライセンス契約、および本ライセンス契約に基づくデベロッパーと Google との関係は、抵触法の規定にかかわらず、カリフォルニア州の法律に準拠するものとします。デベロッパーおよび Google は、本ライセンス契約から生じる法的事項を解決するにあたり、カリフォルニア州サンタクララ郡の裁判所が専属管轄権を有することに同意します。上記にかかわらず、デベロッパーは、Google が任意の司法管轄区において差し止め命令による救済(または同等の緊急法的救済)を求める申し立てを行うことが認められることに同意します。2021 年 7 月 27 日ダウンロード: Android SDK Platform-Tools
ダウンロードする前に、次の利用規約に同意する必要があります。