12L デベロッパー プレビュー

12L プレビューへようこそ。このプログラムは、Android 12 向けに予定される 12L の新機能にアプリが対応するために必要なものをすべて提供します。このプログラムのご利用は無料で、Preview SDK とツールをダウンロードすれば、すぐにご利用になれます

スケジュール、マイルストーン、アップデート

12L デベロッパー プレビューとベータ版のスケジュール

12L プレビュー プログラムは、2021 年 10 月から、2022 年初頭に予定されている AOSP への最終公開リリースまで実施されます。開発とテスト用の環境については、毎月アップデートが提供されます。各アップデートには、SDK ツール、システム イメージ、ドキュメント、API リファレンス、API の差分が含まれます。このプログラムのマイルストーンは下記のとおりです。

スケジュール ビルド タイプ デベロッパーのアクション
10 月 デベロッパー プレビュー 1 早期基本ビルド。デベロッパーのフィードバックに重点を置き、少数の新機能、API、動作変更を組み込みます。 API に関するフィードバックを優先する期間。 この期間中は、新しい API と動作変更を試して、重大な問題やご要望をお知らせください。アプリの早期互換性テストを開始します。
12 月 Beta 1 ベータ版の初期リリース。Android ベータ版に登録した先行ユーザー向けに無線アップデート。 互換性テストを継続し、Android ベータ版ユーザーからのフィードバックを確認します。問題が見つかった場合は、SDK とライブラリのデベロッパーに通知します。
1 月 Beta 2 最終版の API アプリ、SDK、ライブラリの最終互換性テストを開始します。互換性のあるバージョンをリリースします。必要に応じて、正式な API 32 SDK に対してアプリをコンパイルします。
2 月 Beta 3 ベータ版の増分アップデート アプリ、SDK、ライブラリの最終互換性テストを開始します。互換性のあるバージョンをリリースします。必要に応じて、正式な API 32 SDK に対してアプリをコンパイルします。
2022 年第 1 四半期 最終リリース AOSP とエコシステムに対する 12L リリース。 アプリ、SDK、ライブラリの互換性のあるアップデートをリリースします。

プレビュー段階

デベロッパーにとって、デベロッパー プレビュー フェーズで重視することは、API に関するフィードバックアプリの互換性です。アプリの互換性とは、アプリの最新版が新しいプラットフォームで正しく表示され、実行されるようにすることです。

デベロッパー プレビュー ビルドでは、早期のテストおよび開発環境が提供されます。この環境で、アプリでの 12L 機能の動作を試すことができます。このリリースで互換性を破る変更を追加する予定はありませんが、必要に応じてアプリのテストを行い、潜在的な互換性の問題を特定し、必要に応じて移行や機能の修正を計画することをおすすめします。特に重要なのは、この期間中にフィードバックをお寄せいただくことです。また、アップデートのたびに一部の API が変更されることも想定してください。

ベータ 1 は、12L の機能のビルドとテストを行うための、より完全で安定した環境を提供します。これは、Android ベータ プログラムに登録している先行ユーザーに提供される最初のビルドです。ベータ版リリースの期間中、先行ユーザーは Pixel デバイスでアプリを使用します。したがって、アプリのターゲットを変更せずに、先行ユーザーからのフィードバックを確認し、互換性のあるアップデートをリリースして問題に対処することをおすすめします。

ベータ 2 で、システムの動作と API が確定します。この期間中に、アプリの互換性のあるバージョンをユーザーに提供するために必要な最終のテストおよび開発作業を開始します。その時点で、12L は標準 API レベル(API レベル 32)になります。

最終版の API の確定と併せて、最終的な互換性テストに焦点を移し、更新されたアプリをユーザーやダウンストリームのデベロッパーにリリースします。また、最終版の API を使ってビルドを作成し、新しい API または機能を使用する新しいコードを改良することもできます。

12L API レベルとオプションのプラットフォーム ターゲティング

12L のアップデートには、デベロッパー向けの少数の新しい API が含まれています。API の開発中には、12L プラットフォームでは一時的な API レベル「Sv2」が使用されます。最終版の API が確定すると、12L プラットフォームでは API レベル「32」が使用されます。

デベロッパーの皆様には、Google Play の要件を満たすために、アプリのターゲットを 12L API レベル(targetSdkVersion="32")にすることが推奨されます。Google Play の最新のターゲティング要件について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

12L プレビューの内容

12L プレビュー プログラムには、さまざまな画面サイズ、ネットワーク技術、CPU および GPU チップセット、ハードウェア アーキテクチャで既存のアプリをテストするために必要なものがすべて含まれています。

SDK とツール

Android Studio を使用すると、SDK Manager から以下のコンポーネントをダウンロードできます。

  • 12L の SDK とツール
  • 12L のすべての画面サイズ用のエミュレータ システム イメージ(64 ビットのみ。リリースノートを参照)

これらの開発ツールは、必要に応じて各マイルストーンでアップデートされます。

まずは 12L を入手するをご覧ください。既知の問題については、リリースノートをご覧ください。

エミュレータと Pixel のシステム イメージ

12L の変更のほとんどは大画面のデバイス向けに設計されているため、スマートフォンなど小さな画面のデバイスには影響しません。新機能を試すためのランタイム環境として、12L エミュレータが用意されています。これは、Android Studio Bumblebee ベータ 3 以降でサポートされているエミュレータ デバイス設定で使用できます。

プレビュー期間中は、タブレット、折りたたみ式デバイス、またはデスクトップ デバイス構成で 12L エミュレータを使用し、アプリをテストすることを強くおすすめします。

12L エミュレータのセットアップ方法については、12L を入手するをご覧ください。

もう 1 つの目標として、12L への対応に向けてスマートフォンの互換性をテストすることもおすすめします。ベータ 1 以降では、サポートされているすべての Pixel デバイス用のシステム イメージに加えて、幅広いデバイスをサポートするための GSI イメージが、開発およびテスト用に提供されます。ダウンロード ページにアクセスして、開発およびテスト用のシステム イメージを入手してください。

Android ベータ プログラムを通じた Pixel の OTA アップデート

ベータ 1 以降では、次のいずれかの Google Pixel デバイスをお持ちであれば、Pixel 用 Android ベータ プログラムにデバイスを登録して、12L マイルストーンの無線(OTA)アップデートを入手できます。

  • Google Pixel 6 Pro
  • Google Pixel 6
  • Google Pixel 5a (5G)
  • Google Pixel 5
  • Google Pixel 4a (5G)
  • Google Pixel 4a
  • Google Pixel 4

登録したデバイスには、OTA のアップデートが 12L の最終リリースまで定期的に送信されます。

登録をが可能になったら、g.co/androidbeta にアクセスして登録してください。

プレビュー版の API と公開

12L プレビューは、最初は標準 API レベルではない開発専用システムと Android ライブラリを提供します。この期間中に新しいプラットフォームをターゲットとして新しい 12L API を使ってビルドする場合は、12L のプレビュー バージョンをターゲットとする必要があります。そのためには、アプリの targetSdkVersionminSdkVersion"Sv2" に設定し、Gradle の compileSdkVersion"Sv2" に設定します。詳しくは、12L 向けにビルド構成を更新するをご覧ください。

12L プレビューは、プレビュー API を提供します。これらの API は、最終版 SDK がリリースされるまで正式版ではありません。つまり、特にプログラムのデベロッパー プレビュー フェーズでは、段階的に API が変更されることが想定されています。変更の概要については、12L のリリースごとにお知らせします。

ベータ 2 でデベロッパー API が確定すると、Android Studio に正式な 12L SDK をダウンロードし、正式な API レベル 32 をターゲットとして、正式な API をコンパイルできるようになります。なお、SDK のプレビュー バージョンに対してコンパイルされたアプリは、最終 API をサポートするシステム イメージにはインストールできません。

最終版の API が確定するまで、Google Play は Sv2 をターゲットとするアプリの公開を禁止します。最終版 SDK が利用可能になった時点で、12L の正式な API レベルをターゲットとして、アルファ版、ベータ版、製品版のリリース チャンネルでアプリを Google Play に公開できるようになります。それまでの間、12L をターゲットとするアプリをテスターに配布する場合、メールでの送信またはデベロッパーのサイトからの直接ダウンロードを通じてならいつでも可能です。

最新情報の入手

12L プレビューの期間中、デベロッパー プレビューやベータ版リリースでテストする際には、開発環境を常に最新の状態に保つことを強くおすすめします。新しいアップデートが利用可能になり次第、以下のチャネルでお知らせいたします。

詳細

12L について詳しくは、次のドキュメントをご覧ください。

  • 12L の機能と変更点のページでは、アプリ デベロッパーに影響する可能性のある、機能と動作の変更点をまとめています。
  • リリースノートのページでは、各デベロッパー プレビュー リリースまたはベータ版リリースに固有の既知の問題と変更履歴を記載し、説明しています。

API リファレンスと差分レポート

12L API リファレンスの全文がオンラインで公開されています。開発中の新しい API には、判別しやすいように透かしを入れ、API レベルとして「Sv2」と表示しています。それらの API は、12L Preview SDK でビルドする場合にのみ使用できます。

正式な 12L SDK が利用可能になると、API リファレンスで新しい API に正式な API レベル 32 が付けられます。

各リリースの新しい API、変更された API、サポートが終了した API、削除された API の詳細を確認する場合は、最初にリリースノートに記載されている差分レポートをご覧になることをおすすめします。

差分レポートに記載されている変更には、該当する API リファレンス ドキュメントへのリンクがあります。

サポート情報

12L でテストと開発を行う際に、問題やフィードバックがありましたら、以下の方法でお知らせください。

  • フィードバックと問題のページにアクセスして、問題の報告に関する詳細な情報を確認のうえ、ご意見をお知らせください。

  • デベロッパー プレビュー Issue Tracker は、重要な問題を追跡するためのツール です。バグ、パフォーマンスの問題、一般的なフィードバックを Issue Tracker から送信できます。既知の問題と回避策を確認することもできます。ご報告いただいた問題については、緊急性を判断して、調査のために Android エンジニアリング チームに送るとともに、状況を随時お伝えします。さまざまな種類の問題を報告する方法について詳しくは、問題を報告する場所をご覧ください。

  • Android ベータ版コミュニティでは、12L ベータ版を利用している他のユーザーやデベロッパーと交流できます。感想や意見を共有したり、質問に対する答えを探したりすることができます。

今すぐ始める

まず、Get 12L を入手するの手順に沿って、互換性テストを行うエミュレータをセットアップします。大画面用にアプリを最適化し、ユーザー エクスペリエンスを向上させます。 12L プレビュー プログラムにご参加いただきありがとうございます。