Android Wear 端末に対応させてアプリの利便性を高める

Android Wear との統合により、Google Play と Android の機能を端末の枠を超えて使用できるようになります。ユーザーの利便性が高まり、エンゲージメント向上につながります。

解説

Android Wear では、情報や機能が役に立つタイミングで表示されるため、ユーザーはモバイル端末を頻繁に確認する必要がありません。通知は Wear でもそのまま表示されますが、そこにアクションや拡張機能を追加すれば、アプリの利便性がさらに高まり、ユーザーエンゲージメントと定着率の向上につながります。

主な機能

  • 通知の自動同期: ユーザーがスマートフォンを操作するのが難しい場合でも、常に最新の通知を取得できます。
  • 音声操作: 「OK Google、メモして」のような音声操作により、ハンズフリーで端末を操作できます。
  • Android SDK によるフルサポート: 各種のアクティビティ、サービス、センサーなどが用意されており、ウェアラブルの機能をカスタマイズできます。
  • データ レプリケーション用の API と RPC: スマートフォンとウェアラブル間でデータやアクションを共有できます。
  • 時計専用アプリ: ユーザーは時計専用アプリをスマートフォンなしで見つけることができます。Android Wear アプリは、データレイヤ API に依存せずに Bluetooth、Wi-Fi、モバイル接続経由で直接インターネットにアクセスできます。そのため、ペア設定されたスマートフォンが近くにない場合やオフになっている場合でも、アプリの全機能をそのまま利用できます。
  • ユーザーに役立つ情報をウォッチフェイスに表示: ウォッチフェイスの追加機能使ってデータを表示できます。これにより、ユーザーの役に立つ情報をアプリから直接ウォッチフェイスに発信できます。
  • 迅速で応答性の高いメッセージングを実現できるよう最適化された通知レイアウト
  • Google Fit プラットフォームから最新データを簡単に取得: PendingIntent を登録するだけで、フィットネス データストアでの変更の通知を受信できます。体重や栄養などのデータの変更について、その都度アプリから照会を繰り返す必要がなくなります。

おすすめの方法

  • ナビゲーション ドロワーを使用して、ユーザーがアプリビューにアクセスしたり、コンテキスト固有の操作を行ったりできるようにします。 また、アイコンを使って容易に特定可能なアイテムが 7 個以下の場合、シングルページ ドロワーを使うことでナビゲーションをさらにシンプルにすることができます。最後に、アクション ドロワーの上部にあるピークを使用すると、メインの操作にすばやくアクセスできます。
  • 複数のアプリ ランチャーを使用して、2~3 個の機能へのアクセスをシンプルにします。 アプリに異なる機能(フィットネス アプリのアクティビティの追跡と分析など)が複数ある場合、この方法により、ユーザーはアプリの機能を簡単に見つけて起動できるようになります。
  • Wear の最新機能を使用して通知に関するエクスペリエンスを最適化します。 BigTextStyle を使用して展開可能な通知をサポートしたり、通知のメインの操作を折りたたみビューに追加したり、MessagingStyle を使用してチャットアプリのような高度なエクスペリエンスを実現したりすることができます。また、左右にスワイプして操作するようガイドする Wear 1.x のテキストをすべて削除したり、インライン アクションを提供したりすることもできます。
  • ウォッチフェイスの追加機能がウォッチフェイスの設計に適合し、データタイプを適切に処理できることを確認します。 そのためには TextRenderer クラスを使用します。これにより、ウォッチフェイスの追加機能の境界に合わせてテキストが調整されます。ComplicationDrawable クラスを使用すると、背景色、形、境界線、フォント オプションを設定できます。また、ユーザーが設定メニューを使用して、ウォッチフェイスの追加機能を設定または調整することもできます。テストの際には、データ プロバイダ テスト スイート アプリを使用して、ウォッチフェイスの追加機能にダミーデータをフィードします。また、ウォッチフェイスの追加機能のデータは ComplicationProviderService を使って提供してください。
  • Wear に内蔵されている Wi-Fi、GPS、その他の接続機能を使用して、単独で動作するアプリを提供します。 アプリのマニフェストに com.google.android.wearable.standalone フラグを追加して、アプリがコンパニオン スマートフォンなしで動作できることを示します。さらに、Wear 端末でアプリを検索してインストールできるよう、android.hardware.type.watch ハードウェア機能フラグを使用します。
  • ユーザーのログインにコンパニオン アプリを使用しないようにします。 ログインや認証には、ウェアラブル アプリからアクセス可能なウェブ UI を使用します。
  • ユーザーが Wear アプリに適したコンパニオン アプリを見つけられるようにします。 コンパニオン アプリを使用する必要がある場合や、コンパニオン アプリで特別な機能を提供する場合は、CapabilityApi を使用して、ユーザーがコンパニオン アプリの Play ストア掲載情報にアクセスできるようにします。また、これらの機能の説明を Wear アプリの掲載情報に追加してください。