権限とデータに関する UI のガイドライン

スムーズで安心感のあるユーザー エクスペリエンスにするために、ヘルスコネクトで使用されるデータにアプリがどのようにアクセスするのかを明確に示す権限画面を用意し、データがどのように使用されるのかをユーザーが理解できるような方法で、データソースを表示する必要があります。

権限をリクエストする方法

アプリが権限をリクエストするときは常に、アクセスしようとしているデータの種類を明確に示す必要があります。

主な権限

ヘルスコネクトの新規ユーザー

アプリがヘルスコネクトの新規ユーザーに権限をリクエストする方法の例を 3 つ紹介します。

アプリのホーム画面のプロモーション カード

新規ユーザー - ホーム画面

設定メニュー内のオプション

その他のエントリ ポイントはすべて省略可能ですが、アプリの設定メニューには、権限をリクエストするオプションが必要です。

新規ユーザー - 設定

アプリのオンボーディング フローに統合

新規ユーザー - 初回セットアップ

権限の取り消しとキャンセル

アプリの「設定」画面では、ヘルスコネクトのデータ型に対する権限を取り消す簡単な方法をユーザーに提供する必要があります。

権限の取り消し

アクセス権が不十分です

アプリの Health Connect API アクセスが不十分な場合、すべてのエントリ ポイントで次の画面が表示されます。

アプリにヘルスコネクトへのアクセス権限がない

権限が 2 回キャンセルされました

ユーザーが権限リクエストの画面で「キャンセル」を 2 回続けて選択した場合、アプリは次のような画面をユーザーに表示する必要があります。

権限リクエストがブロックされる

帰属情報

信頼を築いて安心感を与えるには、アプリがデータを取得する方法をユーザーに示すことが重要です。方法は 2 つあります。

  1. 基本的な帰属表示
  2. 説明付きの帰属表示

基本的な帰属表示

少なくとも、ユーザー インターフェース(UI)にアプリのソースアイコン名前を表示する必要があります(アイコンを表示できない場合はアプリ名のみ)。

基本的な帰属表示は次の画面に適しています。

  • ホーム
  • アクティビティ ログ
  • アクティビティの詳細

ホーム画面のアイコン

基本的な帰属表示 - 例 1

アクティビティ ログのアイコンとアプリ名

基本的な帰属表示 - 例 2

説明付きの帰属表示

ヘルスコネクトの [アプリの権限] 画面に直接リンクして、ユーザーがデータの出どころに関する情報を簡単に得られるようにする必要があります。

この種の帰属表示は次の画面に適しています。

  • アクティビティの詳細
  • レポートと分析情報

アクティビティ詳細画面のボタン

説明付きの帰属表示 - 例 1

レポート画面のアプリバー アイコンまたはボタン

説明付きの帰属表示 - 例 2

埋め込み情報

説明付きの帰属表示 - 例 3

前述の画面はどちらも「このデータについて」画面にリンクする必要があります。そうすることで、ヘルスコネクト経由でデータにアクセスするアプリをユーザーが管理できるようになります。

ヘルスコネクトの権限の管理

データの同期

データの同期が行われているとき、特にオペレーションが完了するまでに時間がかかる可能性がある場合は、ユーザーに通知する必要があります。

同期通知