Emoji2
最新の更新 | 安定版リリース | リリース候補版 | ベータ版リリース | アルファ版リリース |
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2023 年 2 月 22 日 | 1.2.0 | - | 1.3.0-beta03 | - |
依存関係の宣言
Emoji2 への依存関係を追加するには、Google の Maven リポジトリをプロジェクトに追加する必要があります。詳しくは、Google の Maven リポジトリをご覧ください。
アプリまたはモジュールの build.gradle
ファイルに、必要なアーティファクトの依存関係を追加します。
Groovy
dependencies { def emoji2_version = "1.2.0" implementation "androidx.emoji2:emoji2:$emoji2_version" implementation "androidx.emoji2:emoji2-views:$emoji2_version" implementation "androidx.emoji2:emoji2-views-helper:$emoji2_version" }
Kotlin
dependencies { val emoji2_version = "1.2.0" implementation("androidx.emoji2:emoji2:$emoji2_version") implementation("androidx.emoji2:emoji2-views:$emoji2_version") implementation("androidx.emoji2:emoji2-views-helper:$emoji2_version") }
依存関係について詳しくは、ビルド依存関係の追加をご覧ください。
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詳細については、Issue Tracker のドキュメントをご覧ください。
Emoji2 Emojipicker バージョン 1.0
バージョン 1.0.0-alpha02
2023 年 2 月 22 日
androidx.emoji2:emoji2-emojipicker:1.0.0-alpha02
がリリースされました。バージョン 1.0.0-alpha02 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
API の変更
- Java クライアント用に、最近使った絵文字を提供できる新しい API を追加しました。(I39d10)
バグの修正
- emoji 15.0 をサポートできるよう、絵文字リソースを更新しました。(Ib4eb3)
- ポップアップ ウィンドウから絵文字を選択するときに、一致する絵文字すべてが新しく選択した絵文字(最近使った絵文字の行を除く)に更新されるようになりました。また、クリック時の絵文字も通知されます。(I892c6)
- emojicompat の読み込みが完了してから
EmojiPickerView
が表示されるようになりました。(I29e03)
バージョン 1.0.0-alpha01
2023 年 1 月 25 日
androidx.emoji2:emoji2-emojipicker:1.0.0-alpha01
がリリースされました。バージョン 1.0.0-alpha01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
- Android OS の OEM デバイスとアプリ全体で最新の絵文字に対する一貫したユーザー エクスペリエンスを提供する絵文字選択ツールを導入しました。肌の色のバリエーションや絵文字互換のサポートなど、最新の絵文字サポートと絵文字選択ツールの UI を提供します。
API の変更
- クリック可能な横方向のヘッダーを伴う縦方向のスクロール可能なビューに最新の絵文字を提供する
EmojiPickerView
クラスを導入しました。 - 絵文字選択ツールのグリッドの列は、XML 属性
emojiGridColumns
または関数setEmojiGridColumns()
で設定できます。 - 絵文字選択ツールのグリッドの行は、XML 属性
emojiGridRows
または関数setEmojiGridRows()
で設定できます。 - 絵文字選択リスナーは
setOnEmojiPickedListener()
で設定でき、ユーザーが絵文字をクリックするたびにリスナーに通知されます。 - 最新の絵文字プロバイダは
setRecentEmojiProvider()
で指定できます。これはオプションの関数です。最新の絵文字プロバイダが設定されていない場合は、デフォルトの絵文字プロバイダがライブラリで使用されます。デフォルトの動作は次のように定義されます。1)選択したすべての絵文字がアプリごとに共有設定に保存されます。2)選択ツールに、選択した絵文字が最大 3 行で、重複が排除された形で、新しい順に表示されます。 - 表示された絵文字とその絵文字のバリエーションを保持する
EmojiViewItem
クラスを導入しました。 RecentEmojiProvider
インターフェースを導入しました。これを実装することで最新の絵文字リストを提供できます。recentEmojiProvider
は [最近使用した絵文字] カテゴリに絵文字を提供します。
バージョン 1.3
バージョン 1.3.0-beta03
2023 年 2 月 22 日
androidx.emoji2:emoji2:1.3.0-beta03
がリリースされました。バージョン 1.3.0-beta03 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
- 変更はありません。このリリースは Compose の統合を準備するためのものです。
バージョン 1.3.0-beta02
2023 年 2 月 8 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.3.0-beta02
がリリースされました。バージョン 1.3.0-beta02 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
- このリリースは Compose の統合をサポートするために安定化されています。
バージョン 1.3.0-beta01
2023 年 1 月 25 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.3.0-beta01
がリリースされました。バージョン 1.3.0-beta01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
- システム除外のクエリ。
- カスタム描画コード用のスパンの置き換え。
- バックグラウンド スパンが
EmojiSopans
の背後で正しく適用されないバグを修正しました。 - このリリースでは、Compose で
EmojiCompat
をサポートするために必要な API が追加されています。絵文字互換の Compose サポートは近い将来にリリースする予定です。
バージョン 1.3.0-alpha01
2023 年 1 月 11 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.3.0-alpha01
がリリースされました。バージョン 1.3.0-alpha01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
低レベル インタラクション用の新しい API
- システム除外のクエリ
- カスタム描画コード用のスパンの置き換え
- バックグラウンド スパンが
EmojiSopans
の背後で正しく適用されないバグを修正しました。 - このリリースでは、Compose で
EmojiCompat
をサポートするために必要な API が追加されています。絵文字互換の Compose サポートは近い将来にリリースする予定です。
API の変更
- システム除外をクエリする機能を
TypefaceEmojiRasterizer
に追加しました。(I5653e) - デフォルトの
EmojiSpan
の動作をカスタムの描画とサイズ変更のコードに置き換える新しい APIEmojiCompat.SpanFactory
を追加しました。(Ib69d9) EmojiCompat
を Compose に追加しました(I96f37、b/139326806)
バグの修正
- Emoji2 が
BackgroundSpan
から背景を正しく描画するようになりました。(Ide6a8、b/230525134) - 1.5.0-beta01 の AppCompat API を確定しました。(I2a43d、b/236866227)
バージョン 1.2
バージョン 1.2.0
2022 年 8 月 10 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.2.0
がリリースされました。バージョン 1.2.0 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
1.1.0 以降の重要な変更
これはバグ修正のリリースです。1.1.0 以降、新しい機能や API の追加はありません。
ただし、PrecomputedText
または TextView.setText(char[])
を使用しているアプリは、このバージョンへの移行を優先する必要があります。
以下のバグが修正されました。
Emoji2
を使ってPrecomputedText
に絵文字を追加すると、以前の計算済みテキスト レイアウトは破棄されるようになりました。(I47d06、b/211231958)- emoji2 を使用するように設定された
EditText
に Android P からバックポートするエディタがクラッシュする問題を修正しました。(Ifd709、b/216891011) - emoji2 がフォントを読み込んで
TextView.setText(char[])
が使用されたときにクラッシュする問題を修正しました。(Id511e、b/206859724)
バージョン 1.2.0-rc01
2022 年 7 月 27 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.2.0-rc01
がリリースされました。バージョン 1.2.0-rc01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
- 前回のベータ版からの変更はありません。
バージョン 1.2.0-beta01
2022 年 7 月 13 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.2.0-beta01
がリリースされました。バージョン 1.2.0-beta01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
- 前回のバージョンからの変更はありません(このリリースは AppCompat リリースをサポートするためのものです)。
バージョン 1.2.0-alpha04
2022 年 4 月 20 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.2.0-alpha04
がリリースされました。バージョン 1.2.0-alpha04 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
- このリリースでの変更はありません。
バージョン 1.2.0-alpha03
2022 年 4 月 6 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.2.0-alpha03
がリリースされました。バージョン 1.2.0-alpha03 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
- 前回のバージョンからの変更はありません(このリリースは appcompat リリースをサポートするためのものです)。
バージョン 1.2.0-alpha02
2022 年 3 月 23 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.2.0-alpha02
がリリースされました。バージョン 1.2.0-alpha02 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
バグの修正
- emoji2 を使って
PrecomputedText
に絵文字を追加すると、以前の計算済みテキスト レイアウトは破棄されるようになりました。(I47d06、b/211231958) - emoji2 を使用するように設定された EditText に Android P からバックポートするエディタがクラッシュする問題を修正しました。(Ifd709、b/216891011)
- emoji2 がフォントを読み込んで
TextView.setText(char[])
が使用されたときにクラッシュする問題を修正しました。(Id511e、b/206859724)
バージョン 1.2.0-alpha01
2022 年 2 月 23 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.2.0-alpha01
がリリースされました。バージョン 1.2.0-alpha01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
1.1.0 からの変更はありません。
1.1
バージョン 1.1.0
2022 年 2 月 23 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.1.0
がリリースされました。バージョン 1.1.0 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
1.0.0 以降の重要な変更
- emoji2-bundled に絵文字 14 フォントが追加されました
- 新しい
getEmojiMatch
API が返す情報により、システム フォントの背後に emojicompat フォントが存在する場合の絵文字表示をキーボードが適切に制御できるようになりました。 NumberKeyListener
のバグを修正し、数字入力で文字が正しくフィルタされるようにしました。
バージョン 1.1.0-rc01
2022 年 2 月 9 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.1.0-rc01
がリリースされました。バージョン 1.1.0-rc01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
ベータ版からの変更はありません。
emoji2 1.0.0 以降の新機能:
emoji2-bundled
には絵文字 14 フォントが含まれています。- 新しい
getEmojiMatch
API が返す情報により、システム フォントの背後に emojicompat フォントが存在する場合の絵文字表示をキーボードが適切に制御できるようになりました。 NumberKeyListener
のバグを修正し、数字入力で文字が正しくフィルタされるようにしました。
バージョン 1.1.0-beta01
2022 年 1 月 26 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.1.0-beta01
がリリースされました。バージョン 1.1.0-beta01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
バグの修正
- androidx-emoji2 beta01 リリース。alpha01 からの変更はありません。(Ic61d9)
バージョン 1.1.0-alpha01
2021 年 12 月 15 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.1.0-alpha01
がリリースされました。バージョン 1.1.0-alpha01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
emoji2-bundled
には絵文字 14 フォントが含まれています。- 新しい
getEmojiMatch
API が返す情報により、システム フォントの背後に emojicompat フォントが存在する場合の絵文字表示をキーボードが適切に制御できるようになりました。 NumberKeyListener
のバグを修正し、数字入力で文字が正しくフィルタされるようにしました。
API の変更
- 新たに
getEmojiMatch
API を追加し、キーボードが emojicompat の絵文字一致動作をより正確に検索できるようにしました。 hasEmojiGlyph
は、プラットフォームの絵文字フォントより古いフォントでテストしたときに返されるブール値が正確でないため、非推奨になりました。これはgetEmojiMatch
に置き換えられます。(Ie693d)
バグの修正
- Emoji2 は
NumberKeyListener
のインスタンスをラップしなくなります。これにより、TextView
でロケールを設定できます。 - Appcompat は、
setKeyListener
に渡されるNumberKeyListener
のインスタンスをラップしなくなります。これにより、TextView
はNumberKeyListeners
でロケールを正しく設定できます。(Ibf113、b/207119921)
1.0
バージョン 1.0.1
2021 年 12 月 15 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.0.1
がリリースされました。バージョン 1.0.1 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
バグの修正
Emoji2
はNumberKeyListener
のインスタンスをラップしなくなりました。これにより、TextView
でロケールを設定できます。- Appcompat は、
setKeyListener
に渡されるNumberKeyListener
のインスタンスをラップしなくなります。これにより、TextView
はNumberKeyListeners
でロケールを正しく設定できます。(Ibf113、b/207119921)
バージョン 1.0.0
2021 年 11 月 17 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.0.0
がリリースされました。バージョン 1.0.0 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
1.0.0 の主な機能
androidx.emoji2 により、androidx.emoji が以下の追加機能に置き換えられます。
- androidx.emoji に対する APK のサイズ削減
- 自動設定
- appcompat 1.4 への依存関係として追加
androidx.emoji2 の詳細については、最新の絵文字のサポートと、Android Dev Summit の講演のアプリですべての絵文字を表示するをご覧ください。
バージョン 1.0.0-rc01
2021 年 10 月 27 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.0.0-rc01
がリリースされました。バージョン 1.0.0-rc01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
- beta02 からの変更はありません。
Emoji2 バージョン 1.0.0-beta01
2021 年 9 月 15 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.0.0-beta01
がリリースされました。バージョン 1.0.0-beta01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
API の変更
FontRequestEmojiCompatConfig
にsetLoadingExecutor
が追加されました。これはsetHandler
の以前の API に代わるものです。この API を使用すると、任意のバックグラウンド エグゼキュータを使用するようにFontRequestEmojiCompatConfig
を設定できます。この変更は
androidx.emoji:emoji
からの互換性を破る変更であるため、setHandler
は no-op の非推奨 API として保持されます。(I6cd48)EmojiCompat が Android 11 で
EditorInfo.extras
を正しく設定します。- EditText をサブクラス化せずに IME を使用するカスタム ウィジェットは、
EmojiCompat.updateEditorInfo
を呼び出して、EmojiCompat の処理をサポートしていることを IME に通知できます。(I1ea9b)
- EditText をサブクラス化せずに IME を使用するカスタム ウィジェットは、
バグの修正
- API 19 と 28 で絵文字フォント プロバイダを正しく検索するように
DefaultEmojiCompatConfig
を修正しました。これにより、emoji2 1.0.0-alpha01 以来のバグが修正されました。(Ib33d8、b/197906329)
バージョン 1.0.0-alpha03
2021 年 6 月 30 日
androidx.emoji2:emoji2-*:1.0.0-alpha03
がリリースされました。バージョン 1.0.0-alpha03 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
新機能
このリリースはバグの修正と安定化のリリースです。
- EmojiEditTextHelper で
null
を KeyListener として渡すことができるようになりました。これにより、EditText の実装をサポートする絵文字に null を適用できるようにするプラットフォームの動作が可能になります。 - EmojiCompatInitializer を使用する際に、初回の起動遅延が改善され、最初のアクティビティが再開した後にトリガーされるようになりました。これにより、アプリ起動が競合のない状態で行われるようになり、UI を表示しないアプリ起動時にフォントが読み込まれなくなります。短い遅延の後、EmojiCompat によってスレッドが作成され、絵文字フォントが読み込まれます。
- 遅延を実装するため、
androidx.emoji2:emoji2
からandroidx.lifecycle:lifecycle-process
への新しい依存関係が追加されました。これにより発生する、すでにライフサイクルが含まれているアプリ(appcompat を使用するアプリなど)の APK サイズへの影響はほとんどありません。
API の変更
- AppCompatEditText で null の KeyListener が許可されるようになります。これにより、1.4.0-alpha01 で AppCompatEditText に追加された null 以外のアノテーションが取り消され、null が渡されたときの動作が以前のものに戻ります。(I21482、b/189559345)
バグの修正
- EmojiCompatInitializer を変更し、最初の
Activity.onResume
から 500 ミリ秒が経過するまでフォントの読み込みが行われないようになりました。これにより、アクティビティが競合のない状態でApplication.onCreate
とActivity.onCreate
を実行できるようになるのと同時に、絵文字フォントがアプリ起動直後に読み込まれるようになりました。(I4bff7)
バージョン 1.0.0-alpha02
2021 年 6 月 2 日
androidx.emoji2:emoji2:1.0.0-alpha02
、androidx.emoji2:emoji2-views:1.0.0-alpha02
、androidx.emoji2:emoji2-views-helper:1.0.0-alpha02
がリリースされました。バージョン 1.0.0-alpha02 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
API の変更
emoji2-views-helper
内のパッケージの名前をandroidx.emoji2.viewsintegration
に変更しました。これは AppCompat1.4.0-alpha01
の互換性を破る変更であり、アプリでは、AppCompat の依存関係が新しい Emoji2 バージョンを使用するように更新されていることを確認する必要があります。(Ie8397)
バージョン 1.0.0-alpha01
2021 年 5 月 18 日
androidx.emoji2:emoji2:1.0.0-alpha01
、androidx.emoji2:emoji2-views:1.0.0-alpha01
、androidx.emoji2:emoji2-views-helper:1.0.0-alpha01
がリリースされました。バージョン 1.0.0-alpha01 に含まれる commit については、こちらをご覧ください。
この初回リリースの機能
API19 の最新の絵文字をサポートするために、すべてのアプリで emojicompat を統合することをおすすめします。アプリ内でユーザーが生成したすべてのコンテンツに 🎉 が含まれています。
EmojiCompat は、androidx.emoji
アーティファクトから新しい androidx.emoji2
に移動し、alpha01 に入りました。以前のバージョンは新しいアーティファクトに置き換えられます。
AppCompat 1.4.0-alpha01
以降、emoji2
が AppCompat の依存関係として追加されており、AppCompat ビューではデフォルトで有効になっています。
emoji2
アーティファクトでは、androidx.startup
ライブラリを使用した新しい自動構成が導入されています。「🐻❄️」を表示するのに 👨🏽💻 コードを記述する必要がなくなりました。
emoji から emoji2 の変更点
androidx.startup
を使用した新しい自動構成EmojiCompatInitializer
を追加しました。- サービス ロケーションを使用して
DefaultEmojiCompatConfiguration
のダウンロード可能フォントのプロバイダを見つける新しいデフォルト構成を追加しました。 - クラスを
androidx.emoji
パッケージからandroidx.emoji2
に移動しました。 EmojiTextView
と関連ビューを独立したアーティファクトemoji2-views
に分離しました。これは、アプリで appcompat を使用しない場合にのみ使用してください。- emojicompat をカスタムビューに統合するヘルパーを、独立したアーティファクト
emoji2-views-helper
に分離しました。 - null 可能性アノテーションを追加しました。
EmojiCompat
が初期化されていない場合でも、emoji2-views-helper
のヘルパーを使用できるようになりました(以前は例外をスローしていました)。
どの依存関係を追加すればよいか
- AppCompat を使用するアプリは、appcompat バージョン AppCompat
1.4.0-alpha01
以降にアップグレードする必要があります。 - プラットフォームの
TextView
/EditText
を使用して AppCompat を使用しないアプリでは、emoji2-views
のEmojiTextView
と関連クラスを使用する必要があります。
カスタムビューでのサポート方法
- AppCompat を使用するアプリは、プラットフォームの
TextView
などではなく、AppCompatTextView
やAppCompatButton
などを拡張する必要があります。 - AppCompat を使用しないアプリでは、
androidx.emoji2:emoji2-views-helper
依存関係を追加し、ヘルパーを使用してカスタムTextView
またはEditText
サブクラスと統合する必要があります。
自動初期化の構成
アプリで自動初期化を無効にするには、次のコードをマニフェストに追加します。
<provider android:name="androidx.startup.InitializationProvider" android:authorities="${applicationId}.androidx-startup" android:exported="false" tools:node="merge"> <meta-data android:name="androidx.emoji2.text.EmojiCompatInitializer" tools:node="remove" /> </provider>
これにより自動構成が無効になり、カスタム構成を
EmojiCompat.init
に渡すことができます。システムのデフォルトの構成は、EmojiCompat.init
に渡す前にDefaultEmojiCompatConfig.create(context)
によって取得されて以降の構成に使用されます。