サポートとリリースノート

Android Q ベータ版を使用して開発やテストを行う際には、2 つの主要サポート チャネルを利用できます。

  • デバイス固有のバグや、システムのバグ、Google アプリのバグについては、https://developer.android.com/preview/bug でバグを報告してくださるようお願いいたします。問題をご報告いただく前に、一致するものがないか既存のバグを検索してください。スターボタンをクリックして、同様の問題が発生していることを知らせることもできます。
  • 他のアプリの問題については、各デベロッパーに直接お問い合わせください。

Android Q ベータ版を使用している他のデベロッパーと問題点やアイデアについて意見を交換するには、Reddit の android_beta コミュニティに参加してください。

Android Q ベータ版 5

日付: 2019 年 7 月
ビルド: QPP5.190530.014
エミュレータ サポート: x86(32 / 64 ビット)
セキュリティ パッチ レベル: 2019 年 7 月
Google Play 開発者サービス: 17.7.85
API 差分:

Android Q ベータ版 5 のアップデートには、デベロッパー向けの最終版の API と正式な API 29 SDK のほか、最新の最適化とバグの修正も含まれています。このアップデートは開発、テスト、一般用途に使用できます。Android Q ベータ版 5 は現在も開発中のため、Android システムおよび Android アプリが想定どおりに機能しないことがあります

以前のバージョンと同様に、Android Q ではパフォーマンス、電池寿命、セキュリティ、プライバシーを改善できるように動作が変更されています。場合によっては、Android Q に対応するようアプリが更新されるまで、これらの変更の影響を受けて、大小さまざまな問題が生じる可能性があります。一般にはほとんどのアプリが想定どおりに機能しますが、以下に記載した既知の問題をご覧になり、Android Q ベータ版 5 によってどのような影響があるかをご確認ください。

このリリースは、すべての Pixel デバイスと、Android Q ベータ版デバイスのページにベータ版 5 をサポートしているデバイスとして記載されているすべてのパートナー製デバイスにインストールできます。最新のベータ版 5 の GSI システム イメージもテストで使用できます。実機をお持ちでない場合は、Android エミュレータを使用してテストできます。Android Q ベータ版 5 の詳細なスタートガイドは、Android Q の入手についての記事をご覧ください。

一般的な注意事項

このリリースを利用する際は、以下の点にご注意ください。

  • このリリースでは、サポート対象デバイス上でも安定性、電池、パフォーマンスに関するさまざまな問題が発生するおそれがあります。
  • ユーザー補助機能が必要なユーザーが日常的に使用するには、このリリースは適さないおそれがあります。
  • このリリース上で実行する一部のアプリが想定どおり機能しない場合があります。Google アプリも他のアプリと同様、そのおそれがあります。
  • Android Q ベータ版デバイスは、互換性テストスイート(CTS)の承認を受けていません。ただし、予備テストには合格しており、デベロッパー向けに安定したプレリリース版 API セットを提供します。CTS 承認済みビルドに依存するアプリは Android Q ベータ版 5 では想定どおりに機能しない場合があります。
  • Android Q ベータ版を実行できるデバイスの一覧については、Android Q ベータ版デバイスのページをご覧ください。

既知の問題: Android プラットフォーム

位置情報

  • Android Pie で位置情報へのアクセスが可能になっているアプリには、Q へのアップグレード時に「常時」有効な位置情報の権限が付与されます。このアップグレードの動作をテストするには、ベータ版 4 以下で位置情報の権限を持っていたアプリについて、ベータ版 5 にアップグレードされたデバイス上でも「常時」有効な位置情報の権限が付与されているかどうかを確認します。こうしたアプリがバックグラウンドで位置情報にアクセスする場合、場所に基づくリマインダーがユーザーに通知されることがあります。
  • 以前「使用中」に有効な権限を一部のアプリに割り当てていたユーザーは、そのアプリに対して、以下の手順に沿って、この権限を手動で設定し直す必要があります。
    • 設定アプリ > [位置情報] > [アプリの権限] に移動します。
    • [常に許可] の下にあるアプリから「使用中」のときのみ権限が必要なアプリを探します。
    • 変更されたアプリごとに、アプリの名前をタップしてから [アプリの使用中のみ許可] をタップします。

設定

  • 場合によって、設定アプリ内での検索結果に "null" テキストが表示されます。

WebView

  • 一部の WebView アプリが正しく機能しません。

Android Enterprise

  • プロビジョニング済みの完全管理対象デバイスで、有効なプロビジョニング パラメータが設定された NFC タグがタップされると、すでにセットアップ済みという通知が表示されず、プロビジョニング フローがトリガーされます。

既知の問題: Google アプリ

Google でテストを行っていますが、ベータ版 5 で下記の Google アプリをご利用中に問題が発生することがあります。以下の問題については把握済みですので、同様の問題について報告していただく必要はありません。

Google アプリに関する既知の問題は次のとおりです。

Android Q ベータ版 4

日付: 2019 年 6 月
ビルド: QPP4.190502.019
エミュレータ サポート: x86(32 / 64 ビット)
セキュリティ パッチ レベル: 2019 年 6 月
Google Play 開発者サービス: 17.4.55
API 差分:

Android Q ベータ版 4 について

Android Q ベータ版 4 のアップデートには、デベロッパー向けの最終版の API と正式な API 29 SDK のほか、最新の最適化とバグの修正も含まれています。このアップデートは開発、テスト、一般用途に使用できます。Android Q ベータ版 4 は現在も開発中のため、Android システムおよび Android アプリが想定どおりに機能しないことがあります

以前のバージョンと同様に、Android Q ではパフォーマンス、電池寿命、セキュリティ、プライバシーを改善できるように動作が変更されています。場合によっては、Android Q に対応するようアプリが更新されるまで、これらの変更の影響を受けて、大小さまざまな問題が生じる可能性があります。一般にはほとんどのアプリが想定どおりに機能しますが、以下に記載した既知の問題をご覧になり、Android Q ベータ版 4 によってどのような影響があるかをご確認ください。

このリリースは、すべての Pixel デバイスと、Android Q ベータ版デバイスのページにベータ版 4 をサポートしているデバイスとして記載されているすべてのパートナー製デバイスにインストールできます。最新のベータ版 4 の GSI システム イメージもテストで使用できます。実機をお持ちでない場合は、Android エミュレータを使用してテストできます。Android Q ベータ版 4 の詳細なスタートガイドは、Android Q を入手する方法についての記事をご覧ください。

一般的な注意事項

このリリースを利用する際は、以下の点にご注意ください。

  • このリリースでは、サポート対象デバイス上でも安定性、電池、パフォーマンスに関するさまざまな問題が発生するおそれがあります。
  • ユーザー補助機能が必要なユーザーが日常的に使用するには、このリリースは適さないおそれがあります。
  • このリリース上で実行する一部のアプリが想定どおり機能しない場合があります。Google アプリも他のアプリと同様、そのおそれがあります。
  • Android Q ベータ版デバイスは、互換性テストスイート(CTS)の承認を受けていません。ただし、予備テストには合格しており、デベロッパー向けに安定したプレリリース版 API セットを提供します。CTS 承認済みビルドに依存するアプリは Android Q ベータ版 4 では想定どおりに機能しない場合があります。
  • Android Q ベータ版を実行できるデバイスの一覧については、Android Q ベータ版デバイスのページをご覧ください。

ユーザーにとって最も重要な問題

ユーザーにとって重要な以下の問題にご注意ください。

主な未解決の問題

  • Android Q の内部の変更が原因で、人気のゲームやバンキング アプリがクラッシュすることがあります。技術的な詳細については、Bionic ライブラリと動的リンカーのパスをご覧ください。
  • バンキング アプリやファイナンス アプリが想定どおりに機能しないことがあります。

主な解決済みの問題

ベータ版 4 では、以下の問題が解決されています。

  • 運動データに関する権限で、ユーザーの歩数にアクセスできるようになりました。

既知の問題: Android プラットフォーム

Bionic ライブラリと動的リンカーのパス

Android Q では Bionic ライブラリと動的リンカーのパスが変更されているため、DRM またはセキュリティ ライブラリに依存する一部のアプリやゲームがクラッシュする可能性があります。すべてのアプリに関わる動作の変更点で、アプリおよびライブラリのデベロッパー向けの詳細をご確認ください。

権限

  • 運動データに関する権限がアプリに付与され、その後、Android Q を対象とするようにアプリが更新されると、権限がリセットされます。ユーザーはアプリ内で権限を再付与する必要があります。

Android Enterprise

  • Android Q を対象とする Device Policy Controller アプリから WifiManager.saveConfiguration() を呼び出さないでください。このメソッドのサポートは終了しています。
  • プロビジョニング済みの完全管理対象デバイスで、有効なプロビジョニング パラメータが設定された NFC タグがタップされると、すでにセットアップ済みという通知が表示されず、プロビジョニング フローがトリガーされます。
  • 仕事用プロファイルで [機密性の高い仕事の内容を非表示] が有効になっている場合:
    • ロック画面で仕事用プロファイルの通知内容が非表示になりません。
    • 通知ドロワーが誤って仕事用プロファイルの通知内容を非表示にします。
  • ロックタスク モードのデバイスは、完全なジェスチャー ナビゲーションをサポートしていません。
  • 完全なジェスチャー ナビゲーションが有効になっている場合、仕事用プロファイルによるセキュリティ確認画面はホーム ジェスチャーに応答しません。

既知の問題: Google アプリ

Google でテストを行っていますが、ベータ版 4 で下記の Google アプリをご利用中に問題が発生することがあります。以下の問題については把握済みですので、同様の問題について報告していただく必要はありません。

Google フォト

Android Q ベータ版 4 上の Google フォトが動画の不正なメタデータをフォトサービスに送信することがあり、それが原因でタイムスタンプに関する問題が生じ、ギャラリー内の動画の順序に影響を及ぼすことがあります。この問題には今後のアプリ アップデートで対処する予定です。

YouTube

デバイスでジェスチャー ナビゲーション モードが有効になっている場合、YouTube アプリでピクチャー イン ピクチャー ウィンドウが正しく表示されないことがあります。

Android Q ベータ版 3

日付: 2019 年 5 月
ビルド: QPP3.190404.015
エミュレータ サポート: x86(32 / 64 ビット)
セキュリティ パッチ レベル: 2019 年 5 月
Google Play 開発者サービス: 16.7.90
API 差分:

Android Q ベータ版 3 について

Android Q ベータ版 3 のアップデートには、新しい機能と API のほか、デベロッパーやアーリー アドプター向けの最新の最適化とバグの修正も含まれています。このアップデートは開発、テスト、一般用途に使用できます。Android Q ベータ版 3 は現在も開発中のため、Android システムおよび Android アプリが想定どおりに機能しないことがあります

以前のバージョンと同様に、Android Q ではパフォーマンス、電池寿命、セキュリティ、プライバシーを改善できるように動作が変更されています。場合によっては、Android Q に対応するようアプリが更新されるまで、これらの変更の影響を受けて、大小さまざまな問題が生じる可能性があります。一般にはほとんどのアプリが想定どおりに機能しますが、以下に記載した既知の問題をご覧になり、Android Q ベータ版 3 によってどのような影響があるかをご確認ください。

このリリースは、すべての Pixel デバイスと、Android Q ベータ版デバイスのページに記載されているすべてのパートナー製デバイスにインストールできます。Android Q ベータ版 3 の GSI システム イメージもテストに使用できます。実機をお持ちでない場合は、Android エミュレータを使用してテストできます。Android Q ベータ版 3 の詳細なスタートガイドは、Android Q を入手する方法についての記事をご覧ください。

一般的な注意事項

このリリースを利用する際は、以下の点にご注意ください。

  • このリリースでは、サポート対象デバイス上でも安定性、電池、パフォーマンスに関するさまざまな問題が発生するおそれがあります。
  • ユーザー補助機能が必要なユーザーが日常的に使用するには、このリリースは適さないおそれがあります。
  • このリリース上で実行する一部のアプリが想定どおり機能しない場合があります。Google アプリも他のアプリと同様、そのおそれがあります。
  • Android Q ベータ版デバイスは、互換性テストスイート(CTS)の承認を受けていません。ただし、予備テストには合格しており、デベロッパー向けに安定したプレリリース版 API セットを提供します。CTS 承認済みビルドに依存するアプリは Android Q ベータ版 3 では想定どおりに機能しない場合があります。
  • Android Q ベータ版を実行できるデバイスの一覧については、Android Q ベータ版デバイスのページをご覧ください。

ユーザーにとって最も重要な問題

Android Q ベータ版 3 を実行するユーザーには以下の一般的な問題が発生するおそれがあります。アプリ固有の問題については、アプリのデベロッパーに直接報告してください。

主な未解決の問題

  • バンキング アプリやファイナンス アプリが想定どおりに機能しないことがあります。

主な解決済みの問題

  • Google フォトなどの写真アプリやカメラアプリで写真や動画を検索できませんでしたが、正常に機能するようになりました。

既知の問題: Android プラットフォーム

Bionic ライブラリと動的リンカーのパス

Android Q では Bionic ライブラリと動的リンカーのパスが変更されているため、DRM またはセキュリティ ライブラリに依存する一部のアプリやゲームがクラッシュする可能性があります。すべてのアプリに関わる動作の変更点で、アプリおよびライブラリのデベロッパー向けの詳細をご確認ください。

権限

  • Android Q を対象とするようにアプリを更新すると、運動データに関する権限がリセットされます。そのため、ユーザーがアプリ内で権限を再付与する必要があります。
  • 運動データに関する権限では、ユーザーの歩数へのアクセスを適切に管理できません。

Android Enterprise

  • Android Q を対象とする Device Policy Controller アプリから WifiManager.saveConfiguration() を呼び出さないでください。このメソッドのサポートは終了しています。
  • QR コードを使用するデバイスのプロビジョニングで、セットアップの完了後に黒い画面が表示されることがあります。続行するには、デバイスのホーム画面に戻ります。
  • すでにシステムを更新中のデバイス上で、手動でシステムを更新しようとすると、デバイスが再起動します。
  • プロビジョニング済みの完全管理対象デバイスで、有効なプロビジョニング パラメータが設定された NFC タグがタップされると、すでにセットアップ済みという通知が表示されず、プロビジョニング フローがトリガーされます。
  • 仕事用プロファイルで [機密性の高い仕事の内容を非表示] が有効になっている場合:
    • ロック画面で仕事用プロファイルの通知内容が非表示になりません。
    • 通知ドロワーが誤って仕事用プロファイルの通知内容を非表示にします。
  • 仕事用プロファイル内で起動されたアクティビティは、デバイスに対して設定されたテーマを反映しません。
  • ロックタスク モードのデバイスは、完全なジェスチャー ナビゲーションをサポートしていません。
  • 完全なジェスチャー ナビゲーションが有効になっている場合、仕事用プロファイルによるセキュリティ確認画面はホーム ジェスチャーに応答しません。
  • 仕事用プロファイルのプロビジョニングをキャンセルすると、デバイスがクラッシュします。
  • 仕事用プロファイルでのみインストールされているアプリでは、通知のふきだしから通知設定へのリンクを開くことができません。
  • 仕事用プロファイルの連絡先からは通話を発信できません。

API の変更

ハングレンダラの検出

Android Q ベータ版 2 パッチ

日付: 2019 年 4 月
ビルド: QPP2.190228.023
エミュレータ サポート: x86(32 / 64 ビット)
セキュリティ パッチ レベル: 2019 年 4 月
Google Play 開発者サービス: 16.0.88
API 差分:

Android Q ベータ版 2 パッチについて

Android Q ベータ版 2 のこのパッチ アップデートには、デベロッパーやアーリー アドプター向けの少数のバグの修正が含まれています。このアップデートは開発、テスト、一般用途に使用できます。Android Q ベータ版 2 は初期のベータ版であり、現在も開発中です。そのため Android システムやアプリが想定どおりに機能しないことがあります

以前のバージョンと同様に、Android Q ではパフォーマンス、電池寿命、セキュリティ、プライバシーを改善できるように動作が変更されています。場合によっては、Android Q に対応するようアプリが更新されるまで、これらの変更の影響を受けて、微小な問題から重大な機能制限までさまざまな問題が生じる可能性があります。一般にはほとんどのアプリが想定どおり機能しますが、以下に記載した既知の問題をご覧になり、Android Q ベータ版 2 によってどのような影響があるかをご確認ください。

このリリースは Pixel デバイスと Android エミュレータにインストールできます。Android Q ベータ版の詳細なスタートガイドは、Android Q を入手する方法についての記事をご覧ください。

一般的な注意事項

このリリースを利用する際は、以下の点にご注意ください。

  • このリリースでは、サポート対象デバイス上でも安定性、電池、パフォーマンスに関するさまざまな問題が発生するおそれがあります。
  • ユーザー補助機能が必要なユーザーが日常的に使用するには、このリリースは適さないおそれがあります。
  • このリリース上で実行する一部のアプリが想定どおり機能しない場合があります。Google アプリも他のアプリと同様、そのおそれがあります。
  • Android Q ベータ版デバイスは、互換性テストスイート(CTS)の承認を受けていません。ただし、予備テストには合格しており、デベロッパー向けに安定したプレリリース版 API セットを提供します。CTS 承認済みビルドに依存するアプリは Android Q ベータ版 2 では正常に機能しない場合があります。
  • Android Q ベータ版 2 は Pixel、Pixel XL、Pixel 2、Pixel 2 XL、Pixel 3、Pixel 3 XL で利用できます。

ユーザーにとって最も重要な問題

Android Q ベータ版 2 を実行するユーザーには以下の一般的な問題が発生するおそれがあります。アプリの問題については、アプリのデベロッパーに直接報告してください。

主な未解決の問題

  • ソーシャル メディア アプリで閲覧や共有を行う場合など、デバイスに保存されている写真、動画、メディアなどのファイルにアクセスするアプリで問題が発生することがあります。
  • バンキング アプリやファイナンス アプリが想定どおりに機能しないことがあります。
  • デバイスをベータ版 2 にアップデートすると、Google フォトなどの写真やカメラと連携するアプリが写真や動画を検索できなくなることがあります。この問題を解決する方法については、以下の Google フォトとカメラアプリをご覧ください。

主な解決済みの問題

Android Q ベータ版 2 のパッチ アップデートで以下の問題が解決されました。

  • 実行専用メモリに関する問題が原因で起動時にクラッシュしていたアプリが正常に機能するようになりました。関連する Android Q の動作変更について、API 26 以降を対象とするアプリではなく、Android Q 以降を対象とするアプリにのみ適用されるように修正を行いました。
  • 設定アプリで管理されている権限(提供元不明のアプリやその他のアプリの権限を含む)が、アプリの再インストール後やデバイスの再起動後にも正常に機能するようになりました。また、権限がリセットされる原因となっていたアプリの操作上の問題を修正しました。

既知の問題: Android プラットフォーム

Android Q ベータ版 2 にはプラットフォームに関する以下の既知の問題があります。

外部ストレージ内のファイルへのアクセス

Android Q には対象範囲別ストレージという新機能が導入されています。この機能が提供する新しいランタイム権限により、ユーザーはアプリからの写真、動画、音声コレクションへのアクセスの管理を強化することができます。アプリごとに固有のサンドボックスを権限なしで使用できますが、写真、動画、音声の共有コレクションにアクセスするには、新しい権限が必要になります。共有コレクション内のファイルを使用するアプリ(写真と動画のギャラリーや選択ツール、メディアの閲覧アプリ、文書保管アプリなど)では、対象範囲別ストレージに対して動作が変わることがあります。

できる限り早めに対象範囲別ストレージを使ってみることをおすすめします。主なユースケースでの詳細については、デベロッパー ガイドをご覧ください。アプリのユースケースが対象範囲別ストレージでサポートされないことが判明した場合は、できるだけ早くこちらにお知らせください

ベータ版 2 では、新たにインストールされたアプリのほか、ベータ版 2 でデバイスが初期化された後にインストールまたは復元されたアプリに対して、対象範囲別ストレージがデフォルトで有効になります。アプリのテストの際は、必ず adb コマンドを使って対象範囲別ストレージを有効にしてください。

パフォーマンスと電池

システムやアプリのパフォーマンスが一時的に低下することがあります。また、デバイスが応答しなくなることがあります。この問題は、使用時間が長くなると深刻になることがあります。

実行専用メモリ

Android Q では、コード再利用攻撃を阻止する強化技術として、システムが提供するバイナリまたはライブラリの実行可能セグメントを、実行専用の(読み取り不可の)メモリにマッピングします。これにより、実行専用メモリを読み取ろうとするアプリは影響を受けることがあります。実行専用メモリのクラッシュの識別方法や、アプリから読み取る必要があるセグメントをマークする方法について詳しくは、この変更に関するドキュメントをご覧ください。

WebView

WebView ベータ版を使用するアプリがクラッシュすることがあります。この問題を解決するには、設定アプリの [アプリ情報] ページにある [アップデートをアンインストール] ボタンを使って WebView のアップデートをアンインストールします。その後 WebView のベータ版は Android Q に対応するようになるまでデバイスにはインストールされなくなるので、アンインストールが必要なのは一度だけです。

Android Enterprise

  • Android Q を対象とする Device Policy Controller アプリから WifiManager.saveConfiguration() を呼び出さないでください。このメソッドのサポートは終了しています。
  • 仕事用プロファイルまたは完全管理対象デバイスの管理アプリが画面ロックの品質を complex に設定すると、DevicePolicyManager.getPasswordComplexity() は誤って PASSWORD_COMPLEXITY_NONE を返します。
  • すでにシステムを更新中のデバイス上で、手動でシステムを更新しようとすると、デバイスが再起動します。
  • 仕事用プロファイルで [機密性の高い仕事の内容を非表示] が有効になっている場合:
    • ロック画面で仕事用プロファイルの通知内容が非表示になりません。
    • 通知ドロワーが誤って仕事用プロファイルの通知内容を非表示にします。
  • 仕事用プロファイル内で起動されたアクティビティは、デバイスに対して設定されたテーマを反映しません。
  • 一部のプロビジョニング画面で、読み込みアニメーション(回転する円)に似た不完全な画像が表示されることがあります。プロビジョニングを続行するには [次へ] をタップします。
  • QR コードを使用するデバイスのプロビジョニングで、セットアップの完了後に黒い画面が表示されることがあります。これを回避するには、デバイスのホーム画面に戻ります。
  • 完全管理対象デバイスのプロビジョニング時に PROVISIONING_LEAVE_ALL_SYSTEM_APPS_ENABLED エクストラが false に設定されている場合:
    • 設定アプリに検索バーが表示されません。
    • ランチャーの予測行に読み込みアニメーションがいつまでも表示されます。
  • プロビジョニング済みの完全管理対象デバイスで、有効なプロビジョニング パラメータが設定された NFC タグがタップされると、すでにセットアップ済みという通知が表示されず、プロビジョニング フローがトリガーされます。

既知の問題: Android Studio とツール

  • Android Q SDK API をコンパイルして使用するには、アプリの build.gradle ファイル内で次のように設定します。

    compileSdkVersion: 'android-Q'
        buildToolsVersion: "29.0.0 rc1"
        targetSdkVersion: 'Q'
        
  • ベータ版 2 では、アプリのマニフェスト ファイル内に指定する <application> 要素の android:extractNativeLibs のデフォルト値が false から true に戻りました。これにより、Android Q ベータ版 1 より前の動作に戻ります。

    android:extractNativeLibs="false" を使用するメリットについて詳しくは、ネイティブ ライブラリを抽出しない場合の説明をご覧ください。

  • Android Studio の一部のバージョンでは、minSdkVersion="Q" を指定した App Bundle のビルドが失敗することがあります。この問題は現在、bundletool 0.9.0 と Android Studio 3.4 RC2 で修正されています。この問題がまだ発生する場合は、Canary チャンネルまたはベータ版リリース チャンネルで Android Studio の最新版に更新してください。

  • Platform Tools 28.0.2 以上の adb を使用する場合、エミュレータ(AVD)の adb アクセスを承認できないことがあります。この問題は Emulator Canary 28.1.12 以上と、Stable Emulator 28.0.25 以上で修正されています。この問題を解決するには、エミュレータを安定版チャンネルで 28.0.25 以上に、または Canary チャンネルで 28.1.12 以上に更新してください。

  • Android Studio 3.3 のプロファイラ ウィンドウでは、Android Q デバイスのプロファイラを読み込めません。Android Q デバイスでプロファイリングするには、Android Studio を最新の Canary 版に更新してください。

  • 古いバージョンの Android Studio では Android Q エミュレータを起動できないことがあります。この問題を解決するには、最新版の Android Studio 内でエミュレータを 28.1.12 以上に更新してください。

既知の問題: Google アプリ

Google でテストを行っていますが、ベータ版 2 で下記の Google アプリをご利用中に問題が発生することがあります。以下の問題については把握済みですので、同様の問題について報告していただく必要はありません。

Google フォトとカメラアプリ

  • Android Q ベータ版 2 上の Google フォトでは、コラージュを作成できない場合や、写真や動画を想定どおりに管理できない場合があります。
  • デバイスをベータ版 2 にアップデートすると、Google フォトなどのカメラアプリや写真アプリで写真、動画、スクリーンショットの保存、検索、削除を行えなくなることがあります。カメラアプリやフォト ギャラリーで問題が発生している場合は、以下の回避策のいずれかをお試しください。

    [設定] でアプリのストレージの権限を再設定する

    1. まず、写真アプリのストレージの権限を再設定します。[設定] > [アプリと通知] > [権限マネージャ] > [ストレージ] > [<アプリ名>] に移動し、ストレージの権限を [許可しない] に設定してから [許可する] に再設定します。
    2. 次に、カメラアプリのストレージの権限を再設定します。[設定] に移動し、手順 1 と同じ方法でカメラアプリを再設定します。
    3. アプリのキャッシュを削除します。[設定] > [ストレージ] > [<アプリ名>] に移動して、[キャッシュを削除] をタップします。
    4. 最後に、可能な場合はアプリを強制停止します。[設定] > [ストレージ] > [<アプリ名>] に移動して、[強制停止] をタップします。

    adb ツールを使用してアプリの権限を再設定する

    • 写真アプリやカメラが依然として正常に機能しない場合は、adb ツールで以下のコマンドを使用して権限を再設定します。package-name はアプリのパッケージ名で置き換えてください。
    adb shell cmd appops set package-name android:legacy_storage allow && \
        adb shell am force-stop package-name
        

    Google フォトの場合、コマンドは次のようになります。

    adb shell cmd appops set com.google.android.apps.photos android:legacy_storage allow && \
        adb shell am force-stop com.google.android.apps.photos
        

    Google カメラの場合、コマンドは次のようになります。

    adb shell cmd appops set com.google.android.GoogleCamera android:legacy_storage allow && \
        adb shell am force-stop com.google.android.GoogleCamera
        

Gmail

ベータ版の WebView を使用すると、Gmail がクラッシュすることがあります。詳しくは、上の WebView に関する説明をご覧ください

既知の問題: Android Auto

Android Q ベータ版 2 上の Android Auto では、以下の問題が報告されています。

音声

Android Q で Android Auto を使用すると、断続的に音声に問題が発生することがあります。

  • 起動ワードでアシスタントを呼び出そうとすると、アシスタントの通知音は鳴りますが、アシスタントが応答しません。
  • 音楽アプリを選択しても、音声が出力されません。
  • 音楽を聞いている間に電話を受けると、通話の終了時に音声が誤って電話のスピーカーに転送されます。
  • およそ 1 分間に 1 回ほど音声が飛びます。

権限

ユーザーのデバイス上の権限に関して以下の問題が発生することがあります。

  • 設定アプリ > [アプリ] > [マップ] > [権限] > [位置情報] で [アプリが使用中の場合のみ許可] を選択している場合は、Android Auto で Google マップがユーザーの位置情報を検出できません。[常に許可] を選択すると、Google マップは正常に機能します。
  • 位置情報の権限が使用中の場合のみ許可される場合は、Waze がフリーズして、現在の位置情報を更新できません。
  • 位置情報の権限を常に許可に設定していない場合、ユーザーはヘッドユニット(HU)でワイヤレス投影セッションを起動できません。権限の設定が使用中の場合のみである場合、USB ケーブルを使用して HU に接続できますが、無線接続は機能しません。

その他

Android Auto に関する以下の問題が発生することもあります。

  • バックグラウンド アクティビティがロックダウンされているために投影を起動できない場合、警告のトースト メッセージが表示されます。
  • ユーザーが車に接続できず、HU から「USB 接続エラーが発生しました」と報告されることがあります。

Android Q ベータ版 2

日付: 2019 年 4 月
ビルド: QPP2.190228.021
エミュレータ サポート: x86(32 / 64 ビット)
セキュリティ パッチ レベル: 2019 年 4 月
Google Play 開発者サービス: 16.0.88
API 差分:

Android Q ベータ版 2 について

Android Q ベータ版 2 へようこそ。このリリースは、デベロッパーとアーリー アドプターを対象とし、開発、テスト、および一般的な利用を可能にしたものです。Android Q ベータ版 2 は初期のベータ版であり、現在も開発中です。そのため Android システムやアプリが想定どおり機能しないことがあります

以前のバージョンと同様に、Android Q ではパフォーマンス、電池寿命、セキュリティ、プライバシーを改善できるように動作が変更されています。場合によっては、Android Q に対応するようアプリが更新されるまで、これらの変更の影響を受けて、微小な問題から重大な機能制限までさまざまな問題が生じる可能性があります。一般にはほとんどのアプリが想定どおり機能しますが、以下に記載した既知の問題をご覧になり、Android Q ベータ版 2 によってどのような影響があるかをご確認ください。

このリリースは Pixel デバイスと Android エミュレータにインストールできます。Android Q ベータ版の詳細なスタートガイドは、Android Q を入手する方法についての記事をご覧ください。

一般的な注意事項

このリリースを利用する際は、以下の点にご注意ください。

  • このリリースでは、サポート対象デバイス上でも安定性、電池、パフォーマンスに関するさまざまな問題が発生するおそれがあります。
  • ユーザー補助機能が必要なユーザーが日常的に使用するには、このリリースは適さないおそれがあります。
  • このリリース上で実行する一部のアプリが想定どおり機能しない場合があります。Google アプリも他のアプリと同様、そのおそれがあります。
  • Android Q ベータ版デバイスは、互換性テストスイート(CTS)の承認を受けていません。ただし、予備テストには合格しており、デベロッパー向けに安定したプレリリース版 API セットを提供します。CTS 承認済みビルドに依存するアプリは Android Q ベータ版 2 では正常に機能しない場合があります。
  • Android Q ベータ版 2 は Pixel、Pixel XL、Pixel 2、Pixel 2 XL、Pixel 3、Pixel 3 XL で利用できます。

ユーザーによく発生する問題

Android Q ベータ版 2 を実行するユーザーには以下の一般的な問題が発生するおそれがあります。アプリの問題については、アプリのデベロッパーに直接報告してください。

  • ソーシャル メディア アプリで閲覧や共有を行う場合など、デバイスに保存されている写真、動画、メディアなどのファイルにアクセスするアプリで問題が発生することがあります。
  • バンキング アプリやファイナンス アプリが想定どおりに機能しないことがあります。
  • 従来のままの動作によって、一部のアプリが起動時にクラッシュすることがあります。
  • 提供元不明のアプリやその他のアプリで、再インストールやデバイスの再起動後に、設定アプリで管理されている権限の一部の再設定が必要になることがあります。

更新された機能

Android Q ベータ版 2 には、以前のバージョンのベータ プログラムでリリースされた機能に対する以下のアップデートが含まれています。

ランチャー アイコンの表示

Android Q ベータ版 2 では、それぞれのマニフェスト ファイルで権限を宣言していないパッケージは、以下のタイプのアプリと同様に、[すべてのアプリ] トレイに表示されません。

  • システムアプリ
  • マニフェストの <application> タグ内にコンポーネントが含まれていないアプリ

既知の問題: Android プラットフォーム

Android Q ベータ版 2 にはプラットフォームに関する以下の既知の問題があります。

外部ストレージ内のファイルへのアクセス

Android Q には対象範囲別ストレージという新機能が導入されています。この機能が提供する新しいランタイム権限により、ユーザーはアプリからの写真、動画、音声コレクションへのアクセスの管理を強化することができます。アプリごとに固有のサンドボックスを権限なしで使用できますが、写真、動画、音声の共有コレクションにアクセスするには、新しい権限が必要になります。共有コレクション内のファイルを使用するアプリ(写真と動画のギャラリーや選択ツール、メディアの閲覧アプリ、文書保管アプリなど)では、対象範囲別ストレージに対して動作が変わることがあります。

できる限り早めに対象範囲別ストレージを使ってみることをおすすめします。主なユースケースでの詳細については、デベロッパー ガイドをご覧ください。アプリのユースケースが対象範囲別ストレージでサポートされないことが判明した場合は、できるだけ早くこちらにお知らせください

ベータ版 2 では、新たにインストールされたアプリのほか、ベータ版 2 でデバイスが初期化された後にインストールまたは復元されたアプリに対して、対象範囲別ストレージがデフォルトで有効になります。アプリのテストの際は、必ず adb コマンドを使って対象範囲別ストレージを有効にしてください。

パフォーマンスと電池

システムやアプリのパフォーマンスが一時的に低下することがあります。また、デバイスが応答しなくなることがあります。この問題は、使用時間が長くなると深刻になることがあります。

権限

アプリの操作上の問題のために、設定アプリで管理される一部の権限について、アプリのパッケージがインストールまたは再起動されるたびに再設定が必要になることがあります。これは今後のベータ版で修正される予定です。

実行専用メモリ

Android Q では、コード再利用攻撃を阻止する強化技術として、システムが提供するバイナリまたはライブラリの実行可能セグメントを、実行専用の(読み取り不可の)メモリにマッピングします。これにより、実行専用メモリを読み取ろうとするアプリは影響を受けることがあります。実行専用メモリのクラッシュの識別方法や、アプリから読み取る必要があるセグメントをマークする方法について詳しくは、この変更に関するドキュメントをご覧ください。

WebView

WebView ベータ版を使用するアプリがクラッシュすることがあります。この問題を解決するには、設定アプリの [アプリ情報] ページにある [アップデートをアンインストール] ボタンを使って WebView のアップデートをアンインストールします。その後 WebView のベータ版は Android Q に対応するようになるまでデバイスにはインストールされなくなるので、アンインストールが必要なのは一度だけです。

Android Enterprise

  • Android Q を対象とする Device Policy Controller アプリから WifiManager.saveConfiguration() を呼び出さないでください。このメソッドのサポートは終了しています。
  • 仕事用プロファイルまたは完全管理対象デバイスの管理アプリが画面ロックの品質を complex に設定すると、DevicePolicyManager.getPasswordComplexity() は誤って PASSWORD_COMPLEXITY_NONE を返します。
  • すでにシステムを更新中のデバイス上で、手動でシステムを更新しようとすると、デバイスが再起動します。
  • 仕事用プロファイルで [機密性の高い仕事の内容を非表示] が有効になっている場合:
    • ロック画面で仕事用プロファイルの通知内容が非表示になりません。
    • 通知ドロワーが誤って仕事用プロファイルの通知内容を非表示にします。
  • 仕事用プロファイル内で起動されたアクティビティは、デバイスに対して設定されたテーマを反映しません。
  • 一部のプロビジョニング画面で、読み込みアニメーション(回転する円)に似た不完全な画像が表示されることがあります。プロビジョニングを続行するには [次へ] をタップします。
  • QR コードを使用するデバイスのプロビジョニングで、セットアップの完了後に黒い画面が表示されることがあります。これを回避するには、デバイスのホーム画面に戻ります。
  • 完全管理対象デバイスのプロビジョニング時に PROVISIONING_LEAVE_ALL_SYSTEM_APPS_ENABLED エクストラが false に設定されている場合:
    • 設定アプリに検索バーが表示されません。
    • ランチャーの予測行に読み込みアニメーションがいつまでも表示されます。
  • プロビジョニング済みの完全管理対象デバイスで、有効なプロビジョニング パラメータが設定された NFC タグがタップされると、すでにセットアップ済みという通知が表示されず、プロビジョニング フローがトリガーされます。

既知の問題: Android Studio とツール

  • Android Q SDK API をコンパイルして使用するには、アプリの build.gradle ファイル内で次のように設定します。

    compileSdkVersion: 'android-Q'
        buildToolsVersion: "29.0.0 rc1"
        targetSdkVersion: 'Q'
        
  • ベータ版 2 では、アプリのマニフェスト ファイル内に指定する <application> 要素の android:extractNativeLibs のデフォルト値が false から true に戻りました。これにより、Android Q ベータ版 1 より前の動作に戻ります。

    android:extractNativeLibs="false" を使用するメリットについて詳しくは、ネイティブ ライブラリを抽出しない場合の説明をご覧ください。

  • Android Studio の一部のバージョンでは、minSdkVersion="Q" を指定した App Bundle のビルドが失敗することがあります。この問題は現在、bundletool 0.9.0 と Android Studio 3.4 RC2 で修正されています。この問題がまだ発生する場合は、Canary チャンネルまたはベータ版リリース チャンネルで Android Studio の最新版に更新してください。

  • Platform Tools 28.0.2 以上の adb を使用する場合、エミュレータ(AVD)の adb アクセスを承認できないことがあります。この問題は Emulator Canary 28.1.12 以上と、Stable Emulator 28.0.25 以上で修正されています。この問題を解決するには、エミュレータを安定版チャンネルで 28.0.25 以上に、または Canary チャンネルで 28.1.12 以上に更新してください。

  • Android Studio 3.3 のプロファイラ ウィンドウでは、Android Q デバイスのプロファイラを読み込めません。Android Q デバイスでプロファイリングするには、Android Studio を最新の Canary 版に更新してください。

  • 古いバージョンの Android Studio では Android Q エミュレータを起動できないことがあります。この問題を解決するには、最新版の Android Studio 内でエミュレータを 28.1.12 以上に更新してください。

既知の問題: Google アプリ

Google でテストを行っていますが、ベータ版 2 で下記の Google アプリをご利用中に問題が発生することがあります。以下の問題については把握済みですので、同様の問題について報告していただく必要はありません。

Google フォト

Android Q ベータ版 2 上の Google フォトでは、コラージュを作成できない場合や、写真や動画を想定どおり管理できない場合があります。

既知の問題: Android Auto

Android Q ベータ版 2 上の Android Auto では、以下の問題が報告されています。

音声

Android Q で Android Auto を使用すると、断続的に音声に問題が発生することがあります。

  • 起動ワードでアシスタントを呼び出そうとすると、アシスタントの通知音は鳴りますが、アシスタントが応答しません。
  • 音楽アプリを選択しても、音声が出力されません。
  • 音楽を聞いている間に電話を受けると、通話の終了時に音声が誤って電話のスピーカーに転送されます。
  • およそ 1 分間に 1 回ほど音声が飛びます。

権限

ユーザーのデバイス上の権限に関して以下の問題が発生することがあります。

  • 設定アプリ > [アプリ] > [マップ] > [権限] > [位置情報] で [アプリが使用中の場合のみ許可] を選択している場合は、Android Auto で Google マップがユーザーの位置情報を検出できません。[常に許可] を選択すると、Google マップは正常に機能します。
  • 位置情報の権限が使用中の場合のみ許可される場合は、Waze がフリーズして、現在の位置情報を更新できません。
  • 位置情報の権限を常に許可に設定していない場合、ユーザーはヘッドユニット(HU)でワイヤレス投影セッションを起動できません。権限の設定が使用中の場合のみである場合、USB ケーブルを使用して HU に接続できますが、無線接続は機能しません。
  • バックグラウンド アクティビティがロックダウンされているために投影を起動できない場合、警告のトースト メッセージが表示されます。
  • ユーザーが車に接続できず、HU から「USB 接続エラーが発生しました」と報告されることがあります。

Android Q ベータ版 1

日付: 2019 年 3 月
ビルド: QPP1.190205.018.B4(Pixel、Pixel XL、Pixel 2、Pixel 2 XL、Pixel 3、Pixel 3 XL)
エミュレータ サポート: x86(32 / 64 ビット)
セキュリティ パッチ レベル: 2019 年 3 月
Google Play 開発者サービス: 12.4.46
API 差分: API 28 → Beta 1

一般的な注意事項

このベータ版リリースは、互換性テストおよび初期開発専用として設計されています。このリリースを利用する際は、以下の点にご注意ください。

  • このリリースには、デバイスの安定性やパフォーマンスに関してさまざまな問題が含まれている可能性があります。そのため、日常的に使用するスマートフォンやタブレットには適していない可能性があります。
  • システムやアプリのパフォーマンスが一時的に低下することがあります。また、デバイスが応答しなくなることがあります。
  • この初期リリースでは、画面オンと画面オフのユースケースでバッテリー寿命が短くなることがあります。
  • Beta 1 では、一部のアプリが正常に機能しない場合があります。Google アプリも他のアプリと同様、そのおそれがあります。
  • この初期ビルドは、互換性テストスイート(CTS)の承認を受けていません
  • Android Q のこの初期ベータ版リリースは、OTA アップデートとして入手することも、Android ベータ プログラムから入手することも可能です。

新機能

Android Q ベータ版 1 には以下の新機能が含まれています。

ランチャー アイコンの表示

Android Q では、[すべてのアプリ] トレイに、デバイスにインストールされているすべてのパッケージのランチャー アイコンが表示されます。ただし、以下を除きます。

  • システムアプリ
  • マニフェストの <application> タグ内にコンポーネントが含まれていないアプリ

重要: アプリにコードが含まれていれば、起動可能なアクティビティが含まれていない場合でも、[すべてのアプリ] トレイにアイコンが表示されます。ユーザーがこのアイコンを選択すると、アプリの設定画面に移動します。

既知の問題

パフォーマンスと電池

  • システムやアプリのパフォーマンスが一時的に低下することがあります。また、デバイスが応答しなくなることがあります。この問題は、使用時間が長くなると深刻になることがあります。
  • この初期リリースでは、画面オンと画面オフのユースケースでバッテリー寿命が短くなることがあります。

新機能

  • ランチャー アイコンの表示 - Android Q では、[すべてのアプリ] トレイに、デバイスにインストールされているすべてのパッケージのランチャー アイコンが表示されます。ただし、以下を除きます。

    • システムアプリ
    • マニフェストの <application> タグ内にコンポーネントが含まれていないアプリ

    重要: アプリにコードが含まれていれば、起動可能なアクティビティが含まれていない場合でも、[すべてのアプリ] トレイにアイコンが表示されます。ユーザーがこのアイコンを選択すると、アプリの設定画面に移動します。

Android ベータ版フィードバック アプリ

  • 直接システム通知からスクリーンショットをアプリと共有すると、クラッシュする可能性があります。対応策として、ファイルアプリからスクリーンショットを共有するようにしてください。
  • 仕事用プロファイルを使用している場合、アプリに対して電話アクセス権限を付与すると、アップロードが失敗したり、アプリがクラッシュしたりすることがあります。対応策として、アプリの設定で電話アクセス権限を無効にするか拒否してください。

Android Studio

  • Android Q SDK API をコンパイルして使用するには、アプリの build.gradle ファイル内で次のように設定します。
    • compileSdkVersion "android-Q"
    • buildToolsVersion "29.0.0 rc1"
    • targetSdkVersion "Q"

SDK

  • Android Q エミュレーター システム イメージを使用してプロファイリングすると、Android Studio で遅延が発生することがあります。

  • 旧式の appcompat サポート ライブラリ(com.android.support)を使用している場合、Android Studio は「このサポート ライブラリは別の compileSdkVersion を使用できない」という Lint 警告を表示します。com.android.support の最終バージョンはバージョン 28 です。したがって、今後は AndroidX ライブラリ(androidx.appcompat)に移行することをおすすめします。この Lint 警告は、AndroidX ライブラリを使用しているときには表示されません。

  • Beta 1 では、アプリのマニフェスト ファイル内の <application> 要素で、android:extractNativeLibs のデフォルト値が true から false に変更されました。Android Q をターゲットにしているアプリで、ネイティブ コードを含んでおり、android:extractNativeLibs="false" を明示的に指定していない場合、アプリの現在の動作を維持するには、アプリのマニフェスト ファイル内で android:extractNativeLibstrue に設定する必要があります。android:extractNativeLibs="false" を使用するメリットについて詳しくは、ネイティブ ライブラリを抽出しない場合の説明をご覧ください。

  • minSdkVersion="Q" を指定しているアプリの場合、アプリバンドルのビルドが失敗し、次のようなエラー メッセージが表示されます。

    Execution failed for task ':app:packageDebugBundle'.
        > java.util.concurrent.ExecutionException: com.android.tools.build.bundletool.utils.xmlproto.UnexpectedAttributeTypeException: Attribute 'minSdkVersion' expected to have type 'decimal int' but found:
          namespace_uri: "http://schemas.android.com/apk/res/android"
          name: "minSdkVersion"
          value: "Q"
          resource_id: 16843276
        

    この問題に関しては、今後のベータ版サイクルでアップデートを提供する予定です。

  • Android Q をターゲットにしているプロジェクトで Gradle 3.2.0 を使用すると、Lint 関連の問題が発生し、「android.jar をモック可能な jar ファイルに変換できませんでした」というエラー メッセージが表示されることがあります。この問題は、Gradle 3.3.0 以降では発生しません。

    Android Q をターゲットにしているアプリを開発していて、Gradle 3.3.0 以降にアップグレードできない場合は、次のいずれかの対応策を採用してください。

    • リリースビルドの Lint を無効にします。
    • android.jar を解凍して、もう一度圧縮します。

Android Enterprise

  • 仕事用プロファイル内で起動されたアクティビティは、デバイスに対して設定されたテーマを反映しません。
  • 完全管理対象デバイスのプロビジョニング時に PROVISIONING_LEAVE_ALL_SYSTEM_APPS_ENABLED エクストラが false に設定されている場合、設定アプリに検索バーが表示されません。
  • DISALLOW_CONFIG_PRIVATE_DNS ユーザー制限があると、デバイス ポリシー マネージャーは、完全管理対象デバイス上でプライベート DNS を設定できなくなります。これを回避するには、発信者が先にプライベート DNS モードを設定してからこのユーザー制限を設定する必要があります。
  • デバイス管理設定画面に、重複したエントリが表示されます。