構文:
<intent-filter android:icon="drawable resource"
               android:label="string resource"
               android:priority="integer" >
    ...
</intent-filter>
上位の要素:
<activity>
<activity-alias>
<service>
<receiver>
<provider>
必須の下位の要素:
<action>
格納可能な下位の要素:
<category>
<data>
説明:
アクティビティ、サービス、またはブロードキャスト レシーバが応答できるインテントのタイプを指定します。インテント フィルタは、その親コンポーネントの機能(アクティビティまたはサービスが実行できることと、レシーバが処理できるブロードキャストのタイプ)を宣言します。

これにより、コンポーネントはアドバタイズされたタイプのインテントを受け取るようになり、そのコンポーネントにとって意味のないインテントはフィルタされます。フィルタのほとんどの内容は、その <action> サブ要素、<category> サブ要素、<data> サブ要素で記述されます。

フィルタの詳細については、インテントとインテント フィルタ、およびアプリ マニフェストの概要のインテント フィルタのセクションをご覧ください。

属性:
android:icon
親のアクティビティ、サービス、ブロードキャスト レシーバを表すアイコン。該当のコンポーネントが、フィルタで記述されている機能を持つコンポーネントとしてユーザーに提示される際に表示されます。

この属性は、画像の定義を含むドローアブル リソースへの参照として設定されます。デフォルト値は、親コンポーネントの icon 属性で設定されているアイコンです。親がアイコンを指定していない場合のデフォルト値は、<application> 要素で設定されているアイコンです。

インテント フィルタのアイコンの詳細については、アプリ マニフェストの概要のアイコンとラベルのセクションをご覧ください。

android:label
親コンポーネントのユーザー可読形式のラベル。このラベルは、該当のコンポーネントが、フィルタで記述されている機能を持つコンポーネントとしてユーザーに提示される際に、親コンポーネントが設定しているラベルの代わりに使用されます。

ラベルは文字列リソースへの参照として設定します。そうすることで、ユーザー インターフェースの他の文字列と同じようにローカライズできるようになります。ただし、アプリ開発の便宜上、未加工の文字列として設定することもできます。

デフォルト値は、親コンポーネントによって設定されているラベルです。親がラベルを指定していない場合のデフォルト値は、<application> 要素の label 属性で設定されているラベルです。

インテント フィルタのラベルの詳細については、アプリ マニフェストの概要のアイコンとラベルのセクションをご覧ください。

android:priority
フィルタで記述されたタイプのインテントの処理に関して親コンポーネントに付与される優先度。この属性は、アクティビティとブロードキャスト レシーバの両方にとって次のような意味を持ちます。
  • フィルタと一致するインテントへのアクティビティの応答能力について、情報を提供します。これは、インテントに応答できる他のアクティビティとの比較に基づく応答能力です。優先度の異なる複数のアクティビティがインテントを処理できる場合、Android は高い優先度の値を持つアクティビティのみをインテントの潜在的ターゲットと見なします。
  • ブロードキャスト レシーバがブロードキャスト メッセージを受信する際の実行順序は制御され、優先度の高い値を持つレシーバは低い値を持つレシーバより先に呼び出されます。この順序は同期メッセージにのみ適用されます。非同期メッセージでは無視されます。

この属性は、ブロードキャストの受信順序を指定する必要がある場合や、Android で特定のアクティビティを他のアクティビティより優先させる場合にのみ使用します。

この値は整数です(100 など)。数字が大きいほど優先度が高くなります。デフォルト値は 0 です。

状況によっては、リクエストした優先度が無視され、値が 0 に制限されることがあります。これは以下の場合に発生します。

詳しくは、setPriority() をご覧ください。

android:order

複数のフィルタが一致するときのフィルタの処理順序。

priority は複数のアプリ間で適用されますが、order は複数の一致するフィルタを単一のアプリ内で明確にするという点において、orderpriority と異なります。

複数のフィルタが一致する可能性がある場合は、代わりに有向インテントを使用してください。

この値は整数です(100 など)。まず、数値の大きいものが一致します。デフォルト値は 0 です。

この属性は API レベル 28 で導入されました。

android:autoVerify
指定されたホストのデジタル アセット リンクの JSON ファイルがこのアプリと一致していることを、Android が検証する必要があるかどうか。

詳しくは、Android アプリリンクを検証するをご覧ください。

デフォルト値は false です。

この属性は API レベル 23 で導入されました。

導入時の API レベル:
API レベル 1
関連項目:
<action>
<category>
<data>