Google は、Google Play を可能な限り安全で信頼できる場所にすることを目指しています。このたび、ユーザーのプライバシーを強化し、不正行為からビジネスを保護するための、新しいポリシーの更新とアカウント移行機能が発表されました。ユーザー向けの優れた機能と、簡単に統合できるツールを提供することで、より安全なアプリをより簡単に構築できるようにし、デベロッパーが優れたエクスペリエンスの作成に集中できるようにしています。
また、連絡先と位置情報に関するポリシーの新しい変更を管理するための機能も拡張し、アプリの審査をよりスムーズかつ予測可能にしています。10 月までに、Android Studio の Google Play Policy Insights を使用して、アプリでこれらの新機能を使用する必要があるかどうかを事前に特定し、必要な手順を正確に把握できるようになります。また、10 月 27 日より、Google Play Console で新しい審査前チェックが利用可能になります。このチェックでは、連絡先または位置情報の利用許可に関するポリシーに違反する可能性がある問題が検出されるため、審査のためにアプリを送信する前に修正できます。
新機能と、その準備方法についてご紹介します。
連絡先選択ツール: プライバシーに配慮した連絡先へのアクセス方法
Android では、連絡先情報にアクセスする(招待、共有、1 回限りの検索など)ための新しい標準として、Android 連絡先選択ツールを導入しています。この選択ツールを使用すると、ユーザーは共有したい特定の連絡先のみを共有できるため、信頼の構築とプライバシーの保護に役立ちます。このツールの導入に伴い、ポリシーを更新し、該当するすべてのアプリで、ユーザーの連絡先にアクセスする主な方法として、この選択ツールまたは Sharesheet などのプライバシーに配慮した代替手段を使用することを義務付けます。READ_CONTACTS は、この権限がないと機能しないアプリにのみ付与されます。
必要な手順
- 共有や招待などの機能のためにアプリが連絡先へのアクセスをリクエストする場合は、選択ツールを使用するようにコードを更新し、
READ_CONTACTS権限を完全に削除する必要があります(Android 17 以降をターゲットとする場合)。 - アプリが機能するためにユーザーの連絡先リストへの完全かつ継続的なアクセスが必要な場合は、Google Play Console で Google Play デベロッパー申告を送信して、この必要性を正当化する必要があります。このフォームは 10 月までに利用可能になる予定です。
位置情報ボタン: プライバシーに配慮した位置情報へのアクセス方法
Android では、新しい効率的な位置情報ボタンを導入し、店舗の検索や写真へのタグ付けなど、1 回限りのアクションで正確なデータを簡単にリクエストできるようにします。この機能により、複雑な権限ダイアログが 1 回のタップに置き換えられ、ユーザーはどの程度の情報をどのくらいの期間共有するかについて、より明確な選択を行うことができます。Google はポリシーを更新し、正確な位置情報へのアクセスを永続的に必要とするアプリを除き、正確な位置情報への 1 回限りのアクセスにはこのボタンを使用することをアプリに義務付けます。これにより、ユーザーはより迅速で予測可能なエクスペリエンスを得ることができ、従来の権限リクエストの煩わしさが軽減されます。
必要なご対応:
- アプリの位置情報の使用状況を確認し、アプリの動作に必要な最小限の位置情報のみをリクエストしていることを確認します。
- アプリが Android 17 以降を対象としていて、個別の、一時的なアクションに正確な位置情報を使用している場合は、マニフェストに
onlyForLocationButtonフラグを追加して位置情報ボタンを実装します。 - アプリの機能に正確な位置情報への継続的なアクセスが必要な場合は、Google Play Console で Google Play デベロッパー申告を送信し、新しいボタンまたはおおよその位置情報ではアプリのコア機能に不十分な理由を説明する必要があります。このフォームは 10 月までに利用可能になる予定です。
アカウントの移行: ビジネスの保護
ビジネスの変更時にアプリの所有権を安全に譲渡する方法を求めるご要望にお応えして、Google Play Console に、公式のアカウント移行機能を直接導入します。この機能は、販売や合併の際に所有権を簡単に移行できるようにするとともに、不正行為からビジネスを保護することを目的としています。5 月 27 日より、アカウントの所有権の変更には、この公式機能を使用する必要があります。つまり、ビジネスを脆弱な状態にする非公式な譲渡(ログイン認証情報の共有や、第三者マーケットプレイスでのアカウントの売買など)は許可されていません。
必要なご対応:
- 今後アカウント所有者を変更する場合は、Google Play Console の [ユーザーと権限] ページから行ってください。
- すべての移行には、7 日間のセキュリティ クールダウン期間が必須となります。これにより、アカウントを乗っ取ろうとする不正な試みをチームが発見してキャンセルする時間を確保できます。詳しくは、Google Play Console デベロッパー アカウントの所有権を譲渡するをご覧ください。
次のステップ
これらの変更を確認してアプリを更新する時間を十分に確保していただくため、本日発表された Google Play のポリシーの更新内容、期限、詳細の一覧については、ポリシーに関するお知らせ のページをご覧ください。
Google Play の安全性維持にご協力いただきありがとうございます。
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サービスに関する最新情報セキュリティは Android の基盤です。Google は、認証情報マネージャーや FLAG_SECURE などの強力なセキュリティ ツールと機能を提供することで、デベロッパーと協力してプラットフォームの安全性を維持し、ユーザーデータを保護しています。
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