WatchFace

すべての watchface.xml ファイルのルート要素です。ユーザーが Wear OS デバイスで使用するウォッチフェイスを選択したときに、ウォッチフェイスのプレビューに表示される要素の情報が含まれています。

Wear OS 4 から導入されました。

構文

<WatchFace width="positive-integer" height="positive-integer"
           clipShape="NONE | CIRCLE | RECTANGLE" cornerRadiusX="float"
           cornerRadiusY="float">
  <!-- Only the required inner element is shown here. -->
  <Scene>
  </Scene>
</WatchFace>

属性

WatchFace 要素には次の属性を含める必要があります。

width
ウォッチフェイス コンポーネントが描画される表示画面の幅(ピクセル単位)。形状やウォッチフェイスの追加機能など、すべての子幾何学的要素には、表示画面サイズを基準にしてサイズと位置が設定されます。表示画面のサイズは Wear OS 物理デバイスのディスプレイ解像度とは異なる場合があります。
height
ウォッチフェイス コンポーネントが描画される表示画面の高さ(ピクセル単位)。形状やウォッチフェイスの追加機能など、すべての子幾何学的要素には、表示画面サイズを基準にしてサイズと位置が設定されます。表示画面のサイズは Wear OS 物理デバイスのディスプレイ解像度とは異なる場合があります。

WatchFace 要素には次の属性も含められます。

clipShape

ウォッチフェイスのプレビューに使用する表示画面の形状。値 CIRCLE を使用すると、画面の隅付近にある要素が一部欠ける可能性があります。

デフォルト値は CIRCLE です。

cornerRadiusX

楕円の横軸の半分の長さ。これにより角が丸くなります。この値を cornerRadiusY とともに使用すると、角の丸い長方形になります。

この値は RECTANGLEclipShape を指定しない限り、反映されません。

cornerRadiusY

楕円の縦軸の半分の長さ。これにより角が丸くなります。この値を cornerRadiusY とともに使用すると、角の丸い長方形になります。

この値は RECTANGLEclipShape を指定しない限り、反映されません。

内部要素

WatchFace 要素には 1 つ以上の Scene 内部要素を含める必要があります。

WatchFace 要素には次の内部要素も含めることができます。