セッション

Session は、アプリケーションの空間化された機能へのメイン インターフェースを提供します。空間化された各アクティビティは、Session のインスタンスを作成して保持する必要があります。作成後、アプリケーションは Session インターフェースを使用して、パネルや 3D モデルなどの空間化されたコンテンツ エンティティを作成できます。また、空間環境を設定、ユーザーの位置を特定、コンテンツを現実世界に固定することもできます。

Jetpack Compose for XR からセッションにアクセスする

Jetpack Compose for XR を使用すると、セッションが自動的に作成され、LocalSession.current を使用してアクセスできます。次の例をご覧ください。

@Composable
fun ComposableUsingSession() {
    val session = LocalSession.current
}
Session.kt

Jetpack SceneCore からセッションにアクセスする

SceneCore ライブラリから空間化されたエンティティを作成する場合は、セッションを作成する必要があります。

セッションの作成は、Android XR デバイスでのみサポートされています。互換性のないデバイスでセッションを作成しようとすると、結果は失敗します。セッションを作成するには、次の例に示すように、アクティビティを create() メソッドに渡します。

when (val result = Session.create(this)) {
    is SessionCreateSuccess -> {
        val xrSession = result.session
        // ...
    }
    else ->
        TODO(/* A different unhandled exception was thrown. */)
}
Session.kt

セッションのアクティビティが破棄されると、そのセッションに関連付けられている空間 UI と 3D コンテンツがすべて破棄され、セッションは無効になります。

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