ヘルスコネクト ツールボックスとの統合をテストする

ヘルスコネクト ツールボックスは、アプリとヘルスコネクトとの統合をテストできるコンパニオン デベロッパー ツールです。ヘルスコネクトに直接データの読み取りや書き込みを行い、アプリの操作をテストできるほか、APK をダウンロードして、テストサイクルに使用できます。

ヘルスコネクト ツールボックス

ZIP ファイルを展開して APK ファイルを取得します。次に、adb を使用して Toolbox APK を接続済みのデバイスにインストールし、APK があるフォルダに移動して、次のコマンドを実行します。

$ adb install HealthConnectToolbox-{Version Number}.apk

ヘルスコネクト ツールボックス アプリを初めて開くと、[アプリ] > [特別なアプリアクセス] > [他のアプリの上に重ねて表示] の権限設定が表示されます。この権限により、ヘルスコネクト ツールボックスは他のアプリの上にオーバーレイ表示ができるようになり、開発中のアプリから離れることなく、データの読み取りと書き込みをテストできます。

テスト用の読み取り / 書き込み権限を管理するには、ツールボックス アプリのメイン画面からヘルスコネクト アプリを開くか、権限付与フローに直接移動してください。

ヘルスコネクト ツールボックス アプリは、完全なユーザー インターフェースおよび「重ねて表示」ショートカット ボタンで表示されます。ユーザーは、最初に開いたときに後者を設定できます。

ヘルスレコードの読み取りと書き込み

ヘルスコネクト ツールボックスは、ヘルスコネクトによるあらゆるデータ型の読み取りと書き込みをサポートしています。操作を行う前に、他のアプリと同様にまずユーザーから権限を取得する必要があります。その後、次の手順に沿って操作してください。

  1. ヘルスコネクト ツールボックスからの権限リクエストを受け入れます。
  2. ダイアログを開くには、オーバーレイ メニューから検索アイコン 検索アイコン をクリックします。
  3. データ型([体重] など)を選択します。
  4. ヘルスレコードの読み込みボタンをクリックします。

これで、ヘルスコネクトに書き込んだアプリのレコードが表示されます。

ヘルスコネクトにレコードを挿入するには、オーバーレイ メニューから編集アイコン 編集アイコン をクリックしてダイアログを開き、データ型を選択します。

ツールボックスからのデータの挿入、およびアプリからのデータの読み込みを示すスクリーンショット。もう 1 つは、その逆を示すスクリーンショット。時刻を選択した状態でのデータの挿入を示す 3 つめのスクリーンショット。