ヘルスコネクトに新機能が追加されても、ユーザーがヘルスコネクトのバージョンを更新するとは限りません。Feature Availability API を使用すると、ヘルスコネクトの機能がユーザーのデバイスで利用可能かどうかを確認し、どのようなアクションを実行するかを決定できます。
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Feature Availability API は、Health Connect SDK と同じ依存関係を共有します。まず、build.gradle
ファイルにバージョン 1.1.0-alpha08
以降が含まれていることを確認します。
dependencies {
implementation("androidx.health.connect:connect-client:1.1.0-alpha08")
}
チェックを実行する
機能の利用可能性をチェックする主な関数は getFeatureStatus()
です。これにより、整数定数 FEATURE_STATUS_AVAILABLE
または FEATURE_STATUS_UNAVAILABLE
が返されます。
if (healthConnectClient
.features
.getFeatureStatus(
HealthConnectFeatures.FEATURE_READ_HEALTH_DATA_IN_BACKGROUND
) == HealthConnectFeatures.FEATURE_STATUS_AVAILABLE) {
// Feature is available
...
} else {
// Feature is not available
...
}
使用可能なすべての機能フラグの一覧については、HealthConnectFeatures
リファレンス ページをご覧ください。
機能が利用できない場合の処理
ユーザーのデバイスで機能が利用できない場合、アップデートによって利用できるようになることがあります。デバイスにサポートされている最新バージョンがインストールされていない場合は、ヘルスコネクトを更新するようユーザーに案内することを検討してください。ただし、APK(Android 13 以前)を使用しているユーザーは、Android 14 以降を搭載したデバイスでのみ利用可能なシステム モジュール機能を使用できません。