Android Studio for Platform(ASfP)は atest
コマンドライン ツールと統合されており、接続されたデバイスまたはエミュレータで IDE から直接テストを実行できます。
前提条件
- AOSP ソースコードで ASfP プロジェクトを開きます。
- コードをビルドして、デバイスまたはエミュレータに書き込むことに成功している。
source build/envsetup.sh
とlunch
を使用してビルド環境を初期化します。
テストを実行する
ASfP の atest
を使用してテストを実行する方法はいくつかあります。
ガターの実行アイコン: [実行] アイコン
をクリックします。をクリックします。
右クリック メニュー: [Project] ウィンドウまたはエディタでテストファイル、クラス、メソッドを右クリックし、[Run 'atest'] を選択します。
ターミナルを使用する: ASfP で統合ターミナルを開き([View] > [Tool Windows] > [Terminal])、
atest
コマンドを直接実行します。(例:bash atest MyTestModule atest MyTestClass#myTestMethod
)。
テスト結果を表示する
テスト結果は、ASfP の [Run] ツール ウィンドウに表示されます。このウィンドウには、テストの進行状況、合格または不合格のステータスが表示され、各テストのログと出力が表示されます。
テスト構成
ガターまたは右クリック メニューからテストを実行すると、ASfP は一時的な実行構成またはデバッグ構成を自動的に作成します。これらの構成を変更して保存すると、特定のオプションやフラグを使用してテストをすばやく再実行できます。
- [Run] > [Edit Configurations] に移動します。
- 変更する
atest
構成を見つけるか、[+] ボタンをクリックして [atest] を選択し、新しい構成を作成します。 - テスト モジュール、クラス、メソッドを指定し、必要な
atest
コマンドライン オプションを追加します。
テストのヒント
- 対象を絞ったテスト: 時間を節約するために、必要な特定のテストのみを実行します。
Module:Class#Method
形式またはその他のatest
フィルタを使用します。 - エミュレータ スナップショットを使用する: エミュレータでテストを高速に実行するには、スナップショットを使用して既知の良好な状態にすばやく戻すことを検討してください。
- ログを確認する: [実行] ツール ウィンドウのログを使用して、テストの失敗を診断します。