Wear の互換性を維持する

新しいバージョンの Wear OS by Google では、通知の視覚スタイルと操作パラダイムが更新されており、通知の確認や操作をアプリから極めて簡単に行えるようになっています。

Wear 1.0 の機能を設定するメソッドはサポート ライブラリの NotificationCompat.Builder クラスに含まれていますが、すべての機能を現在のバージョンで使用できるわけではありません。次のセクションで、新しいバージョンの Wear OS との互換性を維持するように Wear アプリの通知をデザインする方法について説明します。

通知の互換性を確保する

図 1. Wear 1.x と 2.0 での同じ通知の比較

互換性を最大限に確保するために、通知を実装する際には次の処理を行ってください。

  • 暗い背景色: ウェアラブルにブリッジされる通知がある場合は、通知に使用する色に注意する必要があります。ブリッジ通知は明るい背景(Wear 1.x)と暗い背景(Wear 2.0)の両方をサポートする必要があるため、どちらかの背景に色が合わないということはよくあります。 DisplayIntent 通知は明るい背景でも暗い背景でもレンダリングできますが、同様の理由から確認が必要です。ブリッジ通知の色は設定しないことをおすすめします。Wear アプリがローカル通知を投稿する場合、この問題を回避するには、デバイスで実行されている API レベルを確認して、Wear 1.x に適した色を使用し、Wear 2.0 では別の色を使用します。
  • 通知の新しい横方向のスワイプ操作: Wear 2.0 で通知を閉じるには、左右のいずれかの方向にスワイプします。そのため、左右のいずれかにスワイプするように通知でユーザーに指示する場合は、通知のテキストを更新する必要があります。
  • 展開可能な通知: Wear 2.0 では、ユーザーがスマートフォンでアプリを開かなくても多くの情報を表示できるよう、展開可能な通知をサポートしています。そのため、通知に表示するテキストを増やすために addPage() メソッドを現在使用している場合、展開可能な通知では BigTextStyle を使用するようにコードを更新する必要があります。