MIPS のサポート

NDK でサポートする mips ABI によって、MIPS32 命令セットに対応する CPU を備えた Android 端末上で、ネイティブ コードを実行できるようになります。

概要

MIPS マシンコードを生成するには、Application.mk ファイルの APP_ABI 定義に mips を含めます。 次に例を示します。

APP_ABI := mips

APP_ABI 変数の定義に関する詳細については、Application.mk をご覧ください。

ビルドシステムにより、生成されたライブラリが $PROJECT/libs/mips/ に配置されます。ここで、$PROJECT はプロジェクトのルート ディレクトリを表し、これらのライブラリは /lib/mips/ ディレクトリの配下の APK に埋め込まれます。

Android Package Manager は、互換性のある MIPS ベースの端末に APK をインストールするときに、これらのライブラリを抽出して、アプリのプライベート データ ディレクトリに配置します。

Google Play ストアでは、サーバーでアプリをフィルタリングするため、ユーザーに対しては、端末の CPU で実行されるネイティブ ライブラリのみが表示されます。

互換性

MIPS をサポートするには、Android 2.3(Android API レベル 9)以降が必要です。プロジェクト ファイルが古い API レベルを対象にしているが、MIPS を対象プラットフォームとして含んでいる場合は、NDK ビルド スクリプトによって、ネイティブ プラットフォーム ヘッダー / ライブラリが自動的に選択されます。