その他の API ツール

Play Integrity API に加え、以下の完全性保護ツールを不正使用対策戦略に使用することをおすすめします。

Play Integrity API のステータスを確認する

Play ステータス ダッシュボードには、Play Integrity API のステータス情報が表示されます。停止や障害など、サービスのステータスに関する情報が投稿されます。このページに記載されていない問題が発生している場合は、Google Play デベロッパー サポートまでお問い合わせください。

Play Integrity API テストを作成する

Play Integrity API によるアプリの挙動を評価するために、テストを作成できます。指定したメールアドレスに対して、Google Play のサーバーからアプリが受け取る完全性レスポンスを決定できます。これにより、可能性のあるすべてのレスポンスに対して、アプリがどのように反応するかをテストできます。

テストは Google Play Console でセットアップできます。左側のメニューの [リリース] セクションで、[設定] > [アプリの完全性] に移動します。[Integrity API] タブを選択し、[API testing] を見つけて開始します。詳細な手順については、Google Play Console ヘルプセンターをご覧ください。

Play Integrity API のデバイス判定でデバイスを確認する

特定のデバイス上で Play Integrity API から返されるアプリの完全性判定の結果を確認する必要がある場合(ユーザーから報告された問題のデバッグやトラブルシューティングを行う場合など)、Play ストア アプリを使用して、そのデバイスの Play Integrity API の判定結果を生成します。

最初に、デバイスで Play ストアの開発者向けオプションを有効にします。プロフィール アイコン、[設定] の順にタップします。[デバイス情報] メニューを開き、[Play ストアのバージョン] という行を 7 回タップして、デベロッパー モードのロックを解除します。

Android デバイスで判定結果を生成するには、Play ストア アプリを開きます。プロフィール アイコン、[設定] の順にタップします。[全般] メニューを開き、[開発者向けオプション] をタップします。[Play Integrity] 設定で [完全性の確認] をタップして判定結果を生成します。

信頼できないデバイスが Google Play でアプリを取得できないようにする

Google Play Console の設定により、Play Integrity API で信頼できないと判断されたデバイスは Google Play からアプリを取得できないようにすることができます。この設定を使用すると、アプリ エクスペリエンスが低下するおそれのあるユーザーは、そもそもアプリを入手できなくなります。なお、信頼できないデバイスを Google Play での配信対象から除外しても、別の方法(他のアプリストアやサイドローディングなど)でのアプリの入手ができなくなるわけではありません。

Google Play Console で、Play Integrity API のレスポンスに基づいて Google Play からデバイスを除外できます。左側のメニューの [リリース] セクションで、[設定] > [アプリの完全性] に移動します。[Integrity API] タブを選択し、[Distribution exclusion] オプションを選択します。詳細な手順については、Play Console ヘルプセンターをご覧ください。